ミニ冊子制作に初挑戦!

これまでオンラインで発信をしていた「CAKE.TOKYO」ですが、特別編集でミニ冊子をつくりました!冊子のタイトルは、「CAKE.TOKYO MAGAZINE」です。

magazine_01

今回制作した冊子は、「BAKE CHEESE TART」の店舗で6個以上購入した方全員に配布しているものです。(※冊子がなくなり次第、配布終了)

冊子のテーマは、「あつまるって、いいね」。

これからあったかくなる春先に向けて、人と会う機会がふえてくることもあり、集まるときにおすすめのお菓子たちを紹介しました。屋外編と屋内編の二部構成です。

紹介したお菓子は、以下の8ブランド。BAKE CHEESE TART以外、すべてオンラインでも買える、おいしくて話のネタにもってこいなお菓子たちなのです。

BAKE CHEESE TART
Minimal
郷土菓子研究社
無印良品
PLUS HITOTOK!
吉村和菓子店
BLOOM’S
ピクトケーキ

企画のはじまりは自分の原体験から

magazine_02

この企画がはじまったのが、11月の半ば。まだ寒い冬のことでした。

BAKE CHEESE TARTの店舗で配布すること、ピクトケーキをより多くの人に知ってほしいこと、CAKE.TOKYOらしさを冊子の企画に入れること。この3点を絡めた冊子をつくってほしいという依頼があり、どういう形だったら実現可能かを、一時期ずっともやもやと考えていました。

それに、冊子づくりに関して、全くのド素人。どうやってつくっていいのか、何からはじめたらいいのか何も分かりませんでした。なので、自分の好きな雑誌がどんなふうにつくられているのか、どんな冊子デザインにしたいのか、本屋さんに行ったりPinterestで探したりと、雑誌のつくり方をこれまでとは違う見方でインプットするようになりました。

心強かったのが、社内のデザイナー。紙媒体出身のデザイナーが多いので、何からはじめたらいいのか分からない自分には神様のように見えました。笑

いろいろ教えてもらいながら、ふとここ最近の自分を振り返ったときに、知り合いに誘ってもらって集まった場が毎回本当に楽しかったことを思い出したんです。そこで感じたのは、「好きな人たちと集まるって楽しいなぁ」という気持ちでした。

そこにCAKE.TOKYOで取材した「お菓子」を組み合わせて、持っていくと喜ばれるとか、話のネタにもなるとか、そういうお菓子たちを冊子で紹介するのはどうかなと考えました。じゃあどこに集まるの?ということで、屋外/屋内の2パターンを考えました。

そして、企画の方向性がある程度固まったあとは、CAKE.TOKYOでこれまで取材したお店の中から、企画のコンセプトに合う、できるだけオンラインでも購入できるものをセレクトしました。。その後台割りを決め、紹介するお菓子を取り寄せて、撮影して食べて書きました。今回は、すべてオリジナルなのです!

magazine_03

■ 屋外編

屋外編は、明治神宮で撮影。編集部名和さんの知り合いにご協力いただき、緑の多い公園で撮影しました。奇跡的に晴れて、あたかもポカポカした天気のように見えますが、シャッターを切るとき以外はガクブル…。1月の屋外は震えるような寒さでした。

magazine_04
magazine_05

■ 屋内編

屋内編は、自宅のリビングで撮影しました。シェアハウスに住んでいるので、住人にも何人か参加してもらい、集まっている様子を撮影。屋内編では真俯瞰の写真を撮りたかったので、本格的な撮影機材と撮影小物を借りました。ポールにカメラを固定して、かなり上から撮りました。

magazine_06

この写真は、実際に撮影した写真をライブで見ながら微調整している様子。

magazine_07

テーブルクロスやお皿も、数パターン用意して、バリエーションをつけられるようにしました。当たり前だけど、使わないものもめちゃくちゃ出てくるわけで、1枚の写真にはこれだけの苦労があるのだなぁと、つくる側になってはじめて理解することが多く、雑誌の編集者の方々のすごさを実感しました。

magazine_08

字数が決まったライティングの難しさ

オンラインメディアと紙雑誌の違うところは、文字数制限の有無と校了後の修正ができないことなのだと、今回はっきりわかりました。見出しの文字数、説明テキストの文字数など、限られた文字数の中でいかにその商品を知らない人に興味を持ってもらえるように書くか…。あまり意識してこなかったことだったので、この経験は自分にとってすごくプラスでした。

テキストを作成した後は、実際に印刷して確認。フォントを変えたり、横書きを縦書きに切り替えたりして、違和感に気づきやすくするような細かい見直しを何度もしました。

印刷をスタートしてしまったらもう修正はできない。オンラインだったらすぐに直せるものが直せないという体験は、頭ではわかっていても最初はなかなか実感が湧きづらかったです。

デザインイメージの共有の難しさ

今回は社内デザイナーの知り合いを紹介してもらい、外部のデザイナーさんと一緒に制作しました。かなりキツキツのスケジュールのなか、細かい修正を重ねた結果、こんなに素敵なデザインをつくっていただきました!

magazine_09
magazine_10

スケジュールがかなりタイトだったので、Pinterestで「ムードボード」というものをつくり、自分たちの想像しているイメージの振り幅を階層に分けて共有しました。ポップ〜ストイック・スタイリッシュのイメージのような。雑誌のイメージだと「Hanako」と「kiitos」の間くらいの雰囲気で。

自分たちの共有したイメージをうまい具合に汲み取って最初から素敵なデザインを作成していただいたのですが、最終的に細かい調整を何度もお願いすることに。感覚の共有は、毎日顔を突き合わせていたとしてもズレてしまうもの。最初はお互い苦戦しながらも、打ち合わせや電話での会話を重ねて、なんとか形になりました。

最後に、クレジットを入れて終了!レシピでは、インスタグラマーのmikuさんに以前つくっていただいたものを転載させていただきました!

混ぜて漉して焼くだけ。ワンボウルでつくれる、見た目も可愛らしい苺のクラフティのレシピ。

magazine_11

CMYK形式での色味調整の難しさ

冊子の肝でもある写真についても、すべてオリジナルで撮影しました。

いつもオンラインで使用する目的で撮影しているため、RGB形式で問題ないのですが、冊子印刷に関してはインクではRGB形式で色表現がすべてできないため、CMYK形式に変換する必要があります。なので、若干色味が変わってしまい、少しくすんだような色を、理想の色味に調整するところが大変でした。スケジュール上、色校正が1回しかできなかったため、何度もプレ印刷して確認したのは、今ではいい思い出です。

magazine_14

クレジット

□ 写真
・Taichi Hirano
・Misaki Nawa P02〜03
・@miku_colors P10

□ 冊子デザイン
・Yumi Kohsaka

□ テキスト
・Taichi Hirano P04〜05
・Misaki Nawa P08〜09
・@miku_colors P10

何事も、はじめの一歩からはじまるもの

最後に、これをやってみてどうだったのかまとめてお終いにしようと思います。つくってみて感じたのは、自分でできることの少なさとチームでできることの大きさでした。

オンラインメディアは、自分で書いて撮れば、最低限自分ひとりでも回すことができます。ただ、今回の冊子制作は、いろんな人が関わってつくられています。撮影に協力してくれた人、撮影機材を借してくれた人、デザインをしてくれた人、テキストの最終確認をする人、印刷してくれた人、店頭で配布してくれた人…。自分ではできなかったことが、チームでだったらできる。改めてすごくいい体験をさせてもらえたと思っています。

はじめてのことだらけで分からないこともたくさんありましたが、何事もはじめの一歩からはじめるのだとポジティブに捉え、今後のコンテンツに活かせるところは活かしていきたいと思っています。

もし、BAKE CHEESE TARTに寄る機会があれば、ぜひ一緒に集まる人の分も合わせて6個以上買ってみてください! よろしくお願いします。

平野

magazine_13