東京にいながらイーストロンドン気分が味わえるカジュアルでスタイリッシュな空間にうっとり

「フランツ&エヴァンス ロンドン」は、ロンドンのイーストエンド、ショーディッチ界隈に位置するデリカフェ。クリエイティブディレクターのニコラ、シェフのコニー、パティシエのテレーザという3名のクリエイターのコラボレーションによってつくられる、アットホームながらもクリエイティブなデリやスイーツが評判です。

2016年1月、表参道に待望の日本一号店がオープンして以来、常に話題の絶えないホットスポットです。

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お店に一歩入れば、そこはまるで英国。インテリアや空間設計は、ほとんどロンドンの本店と同じモダンブリティッシュスタイル。日本にいながら、ロンドンを旅しているような気分が味わえるとあって、連日たくさんのファンでにぎわっています。

ドリーミーなビジュアルに、ひとめぼれ必至! 英国生まれのクリエイティブ・スイーツ

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大切にしているのは「味がおいしいのはもちろん、目でも料理が決まる」というアート的な表現力。本格的な味や伝統的なレシピを大切にしながらも、旬の材料を使ったり、花びらのあしらいを加えたりと、今の空気感を感じるモードな解釈を忘れないのが「フランツ&エヴァンス」流。

料理はクリエイティブであることというモットーが、ディスプレイ全体からビシバシと伝わってきます。ケースに並ぶできたてのデリの美しさや、立体的にディスプレイされている色とりどりなケーキの華やかさは、思わず「ラブリー!」と拍手したくなるほど。オーダーを忘れて、ついいつまでも眺めていたくなってしまいます。

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デリもスイーツも、インスピレーションは、イタリア、地中海周辺の食文化。アジアや中東など世界中のスパイスや調味料も使っています。メニューはすべて、毎日お店で手づくりが信条。たっぷりの野菜や旬のフルーツを使ったメニューを、常にできたてのフレッシュな状態で楽しむことができます。

レシピは基本的にロンドン本店と同じものをベースにしつつ、材料や味を日本に合わせて微調整。日本の湿度や、手に入りやすい食材の事情、日本人の味の嗜好など、いろいろな問題をクリアして完成させた、自信のレシピばかりです。

ベリーの酸味とクリームチーズが好相性! 英国の伝統菓子「レッドベルベットカップケーキ」

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さて、今日最初にいただいたスイーツは「レッドベルベットカップケーキ」。はっとするほど美しい深紅のケーキ生地と、トップに飾られたバラのエディブルフラワー(食用の花)が目を引く一品です。

フレッシュなラズベリーを閉じ込めたスポンジケーキに、クリームチーズのアイシングを載せ、まわりにクラム(スポンジケーキを粉末状にしたもの)をデコレート。日本ではなかなか見かけないケーキですが、英国では日本の「ショートケーキ」のように身近な存在のスイーツだそう。

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ちょっと重めでしっとりとした食感が、新鮮ながらも不思議と懐かしいおいしさです。甘くて塩味も効いたチーズクリームとラズベリーの酸味が相性抜群! 英国の伝統的なカップケーキに、フランツ流のモダンなアレンジを加え、より日本人が食べやすい味に仕上がっています。

夢のような美しさと、軽やかな食べごたえ。メレンゲが主役の「パブロヴァ」は英国の定番人気

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次にいただいたのが「パブロヴァ」。こちらも花びらが飾られていて、少女マンガに出てくるような美しさです。見た目もゴージャスなショートケーキのようですが、実は、メインの生地はスポンジではなくメレンゲ。

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1/12カットを横に倒してサーブされるカジュアルな盛りつけが、気負わない雰囲気でいい感じ。フォークを入れると、カシュっと心地よい音が響きます。外はサクサク、中はしっとりふわふわのメレンゲは、マシュマロのように軽やか。口の中ですーっと溶けていくひとときは、まさに至福!

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メレンゲがしっかり甘いので、間に挟み込まれたクリーム部分には砂糖はなし。酸味のあるベリーとの相性もばっちりです。絶妙な甘さと食感のバランスが軽やかで、ボリュームたっぷりなのにぺろりとたい平らげてしまえます。実は、ホイップクリームに砂糖が入っていないのは日本だけのアレンジだそう。確かにヨーロッパに比べて、日本では甘さ控えめのものを好まれる方が多いかもしれません。

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ボリューミーなのに後味さっぱりなスイーツドリンク「イートン・メス パブロヴァ」

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この「パブロヴァ」をベースに、こちらのお店で唯一「日本限定」のシグネチャースイーツとして開発されたのが「イートン・メス パブロヴァ」。オリジナルシェイクの上に小さなパブロヴァを2つも載せた、ボリュームたっぷりのフォトジェニックなドリンクです。

ドリンク部分のベースはラズベリージェラートとヨーグルトアイス。迫力満点のビジュアルですが、ドリンク部分が甘酸っぱくとてもさっぱりとしているので、意外と余裕でぺろりといける不思議なスイーツです。SNSで噂に火がつき、いまは開店前から行列がずらり。多いときは一日300個も売れる看板商品になっています。

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#franzeandevansで検索すると多くの方が注文して写真におさめています。

アットホームなロンドン流「ママの味」にモードな解釈を加えて唯一無二な味わいに

どのスイーツにも共通するのは、フォトジェニックなビジュアルと、ひねりすぎない素朴なおいしさ。「フランツ&エヴァンス」のレシピには「スプーン一さじ」「カップ一杯」などの表記が並び、とてもおおらか。

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目指すのは、英国のお母さんがつくるアットホームな家庭の味。海外のお客さまからも「いただいたら、すごく懐かしい気分になった!」と好評です。また、フルーツや野菜もたくさん使ったものが多いので、見た目よりもヘルシーなのもうれしいポイント。毎日食べたくなる、軽やかなおいしさが魅力なのです。

また、産地にこだわり、なるべく生産者の顔が見えるものをセレクト。膨大な数のレシピのストックから、季節やその日の材料の状況に合わせてどんどんメニューが変化していきます。訪れるたびにいつも新しいお料理やスイーツがいただけるというのは、なんとも通いがいがありますね。

デリやスイーツは、すべてテイクアウトOK。おしゃれでスタイリッシュなのに、全然気取らない、友達の家のような心地よさ。いままでありそうでなかった、新しい「街の食堂」として、今日もたくさんの人から愛されています。

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商品リスト
パブロヴァ
700円
レッドベルベットカップケーキ
600円
イートン・メス パブロヴァ
1580円