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【東京・代々木上原】ひとくちごとに広がる味わい。「BIEN-ETRE MAISON(ビヤンネートルメゾン)」の季節のパフェ

UPDATE:

スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー

manami

小田急線「代々木上原」駅から徒歩3分、ビルの3階にひっそりと佇む「BIEN-ETRE MAISON(ビヤンネートル メゾン)」。果物の個性を引き出したジェラートと、繊細に組み立てられたパフェが評判のカフェです。
毎月内容が変わる季節のパフェは、一度きりの出会い。今回は、苺とアッサム、イエルバブエナを掛け合わせた春のパフェを体験。ひとくちごとに表情を変える味わいと、やわらかな空間の魅力をお届けします。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

目次

この街に惹かれて、生まれたパティスリー

セージグリーンの扉が目印

小田急線「代々木上原」駅から徒歩3分。坂を登る途中、モスグリーンの扉が印象的な「BIEN-ETRE MAISON」が現れます。

オーナーの馬場さんがこの地を選んだ理由のひとつが、商店街で交わされる「おかえり」と「ただいま」のやり取りだったそう。その光景に心を動かされ、この町に店を構えることを決めたといいます。

階段にはさりげなく「WELCOME」の文字

馬場さんは、2010年にパティスリー「BIEN-ETRE(ビヤンネートル)」をオープンし、1年目からパフェの提供をスタートしました。生産者と直接言葉を交わす中で、果物が持つ力強さや味わいの奥深さに惹かれるようになったといいます。
素材の魅力をより引き出したいという思いから、2017年にはジェラートラボ兼ショップをオープン。すべてを手作りで表現するスタイルへと進化していきました。
パフェを目当てに訪れる人が増える中で、ゆったりと過ごせる場所として「BIEN-ETRE MAISON」が誕生しました。

やわらかな光に満ちた、くつろぎの空間

やわらかな光と木の温もりを感じる店内

店内は温かみのある色味で統一され、気取らず過ごせる落ち着いた雰囲気。やわらかな光がテーブルを照らし、ひとりで訪れても自然と肩の力が抜けていきます。

カウンター席もあります

友人の家に遊びに来たような距離感が心地よく、時間を忘れて過ごしたくなる空間です。パフェを待つ時間さえも、ゆっくりと楽しみたくなります。

ひとくちごとに表情を変える、いちごのパフェ

季節のパフェ「苺 / アッサム / イエルバブエナ」単品 ¥2950(税込)

今回のパフェは、苺とアッサム、イエルバブエナの組み合わせ。
品種の異なるいちごをジェラートや生果実、マリネとして使い分けながら、ミントの清涼感やホワイトチョコのコク、アッサムティーの奥行きが重なります。

春〜初夏に向けた爽やかな彩り

スプーンを入れると、いちごの甘酸っぱい香りがふわり。

いちごのジェラートは、しっかりとした濃さがありながら重たさはなく「いちごそのものの味がぎゅっと詰まっている」ような感覚。自然と、もうひとくち、とスプーンが進みます。

食べ進めていくと、イエルバブエナのミントがすっと抜けて、くちの中が整っていくよう。そこにライムの酸味が重なり、軽やかな余韻が残ります。

どこから食べようか迷う時間も、ささやかな楽しみ。

パッションフルーツとイエルバブエナのジュレにたどり着くと、キュンとした酸味とトロピカルな香り。

下の層には、ココナッツのブランマンジェ。ミルキーでおだやかな甘さが、そっと全体をまとめてくれるよう。

ひとくちごとに表情を変えながら、やわらかく調和していく印象。
フレッシュ、ジェラート、マリネと異なる表情のいちごに、ハーブや酸味が重なり合い、食べ終えた後も、しばらくその余韻の中にいたくなるパフェでした。

軽やかさの中に、しっかりとした満足感。

パフェを引き立てる、穏やかな余韻のブレンドティー

ペアリングドリンク単品 ¥700(税込)

パフェのペアリングとしていただいたのは「オリジナルブレンドティー(ルイボス/パッションフラワー/マリーゴールド)」。

香ばしさを感じるルイボスに、マリーゴールドの穏やかな甘さ。そこへパッションフラワーのやわらかな風味が重なり、丸みのある味わいです。

パフェに使用されているパッションフルーツと同じ系統の香りがほんのり重なり、くちの中で自然に繋がる感覚。甘さや酸味の余韻をやさしく整えてくれる存在です。

旬の果実を余すことなく引き出すパフェづくり

素敵なイラストと共に描かれているパフェの構成

なぜここまで味わいに引き込まれるのか。お話を伺うと、その理由が少しずつ見えてきます。

オーナーパティシエの馬場さんは、日常のあらゆる場面から着想を得て、新しい味の組み合わせを考えているそう。

「街を歩いているときも、外でごはんを食べているときも、ふと“この組み合わせはどうだろう”って思うことがあって。そのままにせず、帰って試してみるんです」

オーナーパティシエの馬場麻衣子さん

うまくいかないこともあるそうですが、「そのときは切り替えて、また次を試します」。
そう軽やかに話す姿も印象的でした。
試して、感じて、また試す。その積み重ねが、日常の中に自然と溶け込んでいるよう。

パフェは季節や気候、そのときの空気感まで含めて構成しているとのこと。
一度作ったメニューは基本的に再現しないというスタイルも印象的で、このパフェが今だけのものだと思うと、いっそう味わい深く感じられます。

繊細なパフェ作り

果物は生果実だけでなく、マリネやロースト、コンフィチュールなどさまざまなかたちで使用。ジェラートも加熱・非加熱を使い分けながら、それぞれの素材が持つ魅力を引き出しています。

ひとくちごとに表情が変わっていくパフェの奥行きは、こうした日々の積み重ねから生まれているのかもしれません。

人気のストロベリーフェア開催中

「BIEN-ETRE MAISON」では、2026年4月3日(金)〜5月6日(水)までの期間、姉妹店「BIEN-ETRE PATISSERIE」とともにストロベリーフェアを開催中。

今回いただいたシーズナルパフェ『苺 / アッサム / イエルバブエナ』のほかにも、『フレジェパフェ』や『タルト フレーズ』、『クレームブリュレ フレーズ』、『ミルフィーユ フレーズ』など、いちごを主役にしたスイーツが並びます。

どれも気になるラインナップで、次はどれを選ぼうかと考える時間も楽しみのひとつになりそうです。

アーチ型の棚がかわいらしいカウンターの風景

月ごとに変わるパフェは、どれも期間限定。
同じものが再び提供されることはほとんどない、一期一会の存在です。

だからこそ、気になるパフェに出会ったときがタイミング。
季節とともに移ろう味わいを楽しみに、また訪れたくなるお店です。

SHOP INFORMATION

SHOP BIEN-ETRE MAISON(ビヤンネートル メゾン)
Instagram https://www.instagram.com/bienetre.maison
ADDRESS 東京都渋谷区上原1-17-11 3階
TEL 03-5738-8827
OPEN 月・火・水・金・土・日・祝日
11:00〜19:30
CLOSE 木曜日

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