【谷中・根津・千駄木】夏のお散歩にぴったり。食べ歩きおすすめアイス5選!
CAKE.TOKYO編集部
昔ながらの商店街の名残を感じるノスタルジックな町並み。どこか懐かしさを覚える建物がひしめき合い、お店の方との距離が近いことで、ほっこりとした気持ちになれる街、「谷根千」エリア。地域の人々はもちろん、下町の遊び場としても人気を集めるスポットのひとつです。
今回は、隠れた名店が集まる「谷根千」で、夏にぴったりの冷たいスイーツ、“アイス”をご紹介します!
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
“谷中ぎんざ”から散策スタート!
活気のある商店街にわくわく!
JR日暮里駅の西口を出て、まっすぐにゆるやかな御殿坂を登って徒歩6分。“谷中ぎんざ”を上から眺める夕日が人気のスポット「夕やけだんだん」が見えてきます。
取材当日はお昼前の時間で、まだ開店準備中のお店もある中、地域内外のたくさんのお客様で賑わいを見せていました。メイン通路沿いはもちろん、細道を通った先にもお店があるので“アイスセンサー”を張り巡らして散策をスタートしていきます!
神社に併設されたソフトクリーム「谷中こみち」
お店の奥には神社が見える
「夕やけだんだん」の階段をくだり、“谷中ぎんざ”商店街の通りを入ってすぐの小道にソフトクリームのサインが。店舗と店舗の間の小道を入ったところに「谷中こみち」はあります。
お店を抜けた先には神社が広がっていて、商店街の賑やかさとは異なったふしぎな雰囲気が漂っています。
キャラメル / ¥500(税込)
その「谷中こみち」でいただいたソフトクリームが「キャラメル」です。注文をすると、ふわっとキャラメルのいい香りが。その香りだけで、期待が高まります。後味すっきりとしたミルクソフトにキャラメルソースと塩アーモンドをトッピング。ソフトクリームの冷たさで固まったキャラメルがパリッ、アーモンドのカリッ、とした食感も抜群!
さらりとしたのど越しのソフトクリームのおかげで、ぺろっと食べれてしまう一品です。
SHOP INFORMATION
SHOP | 谷中こみち |
---|---|
ADDRESS | 東京都荒川区西日暮里3丁目15−3 近藤レジデンス |
PRODUCT NAME / PRICE | ソフトクリーム キャラメル / ¥500(税込) |
WEBSITE | https://www.instagram.com/yanaka_komichi |
北海道産のフレッシュな素材を使ったからだにやさしい「グルグルジェラート」
雑貨店と併設のジェラート屋さん
“谷中ぎんざ”通りをまっすぐ歩いて2分ほど。店頭に置かれた、レトロな雰囲気を醸し出す腰かけが目印のお店が「グルグルジェラート」です。
メニュー看板の木目がおしゃれで可愛らしく、思わず足を止めてしまいます。
北海道産の「メロン」と「ハスカップ」のダブル!
ジェラートの種類を見てみると、珍しい「ハスカップ」のジェラートが。それもそのはず、オーナー様が北海道の出身ということもあり、北海道の素材をふんだんに使っているそう。
今回「ハスカップ」と北海道産の摩周メロンを使用した「メロン」をチョイス!北海道産のミルクをベースに作られたジェラートは、いずれもとってもまろやか。「メロン」は濃厚ながら上品な甘さ、「ハスカップ」はベリーのような酸味で、ミルクと合わせることでヨーグルトのようなすっきりとした味わい。
しつこさのない、素材のおいしさをぎゅっと閉じ込めたジェラートは絶品です。
SHOP INFORMATION
SHOP | グルグルジェラート 谷中銀座店 |
---|---|
ADDRESS | 東京都台東区谷中3丁目13−3 やなかなか 内 |
PRODUCT NAME / PRICE | ジェラート Double / ¥600(税込) |
WEBSITE | https://guruguru-gelato.com |
路地裏にひっそりと佇む隠れ家ジェラート工房「asatteのジェラート」
木造家屋の雰囲気を活かした店構えがオシャレ
“谷中ぎんざ”銀座商店街メイン通りから1本はずれて、奥まった住宅街の路地裏に佇む一軒家。築50年の木造平屋を改修した小さな複合施設「asatteのジェラート」はあります。
店内に入るとすぐ目の前に「asatteの台所」という広々としたキッチンスペースがあり、いくつものジェラートが製造されています。
定番の「フレッシュミルク」と季節限定の「マンゴーアールグレイ」
素材の味わいを生かした自家製ジェラート。今回は、広島サゴタニ牧農のミルクを使用した定番の「フレッシュミルク」と季節限定の「マンゴーアールグレイ」をチョイス。
「フレッシュミルク」は、ミルクのやさしい甘みが舌のうえでじんわりと広がり、すこしだけシャリっとした口あたり。「マンゴーアールグレイ」は、果実そのもののおいしさを凝縮させたような芳醇な香りと濃厚な味わいに、あとからふわりと鼻腔をくすぐるアールグレイの上品な香りがたまりません。
お店の裏手側には縁側スペースが広がっていて、イートインも可能。暑い夏の散歩途中、ちょっとひと休みしてみてはいかがでしょうか?
SHOP INFORMATION
SHOP | asatteのジェラート |
---|---|
ADDRESS | 東京都台東区谷中3-10-14 |
PRODUCT NAME / PRICE | ジェラート Double / ¥550(税込) |
WEBSITE | https://asatte.site |
110余年変わらないアイスモナカ。世代を越えて愛される「芋甚」
趣のある外観
谷中銀座を通り抜け、「根津」方向に徒歩で10分ちょっと。東京メトロ根津駅1番出口からは徒歩5分の位置に「甘味処 芋甚」はあります。
1912年に創業された長い歴史を誇る「芋甚」は、代々家族で経営されており、現在は4代目。創業から変わらないおいしさを守るため、材料も作り方も基本のレシピでいまも作られているそうです。
ころんとのったアイスは愛しさ満点
今回いただいたアイスモナカも、もちろん110余年かわらぬ味のひとつ。
バニラアイスには、たまごは使用されておらず、4種類のミルクと砂糖だけ。小倉アイスも、北海道産のあずきと砂糖のみで作られているとのこと。
余計な材料は使わず、シンプルな素材だけで作られたアイスは味わいに潔さが感じられ、あずきの風味とミルクのやさしい甘さに心が満たされます。
もなか種の香ばしい香りとパリッとした小気味よい歯ざわりが口のなかで混ざり合う、どこか懐かしさを感じるおいしさです。
SHOP INFORMATION
SHOP | 芋甚 |
---|---|
ADDRESS | 東京都文京区根津2-30-4 |
PRODUCT NAME / PRICE | アイスモナカ(バニラ / 小倉) 各¥140(税込) |
WEBSITE | https://www.instagram.com/imojin.nezu |
根津でひと際オシャレな“あと混ぜジェラート”「SLOW GELATO in bulk」
懐かしさの残る忍小通りにひっそりと佇む
“夕やけだんだん”から歩くこと22分。東京メトロ千代田線「根津駅」2番出口にほど近い場所にある「SLOW GELATO in bulk(スロージェラート インバルク)」は、あと混ぜジェラートと焼菓子を楽しめるお店です。
看板メニューである“あと混ぜジェラート”はオーダーごとに出来立てを提供してくれます。
あと混ぜジェラート / ¥720(税込)※ワッフルコーンは+¥150(税込)
ベースとなるジェラートは「ミルク」と「チョコレート」の2種類で、そこにソースや様々なトッピングをカスタマイズし、自分好みのジェラートを選ぶことができます。
コクのあるミルクジェラートには、茨城県産の紅ほっぺを使用した果肉を残したソースにパリパリとしたチョコレート。
晩白柚(ばんぺいゆ)が隠し味のチョコレートには、極限の195度で焦したキャラメルソースに、キャラメリゼナッツをチョイス。
そのまま食べてももちろんおいしいのですが、“あと混ぜ”することでさらにおいしさは増し、サクしゅわのメレンゲと、薄焼きのワッフルコーンがさらに食感を楽しませてくれます。素材の甘み、酸味、苦味などを自分好みのちょうどよいバランスで見つけてみるのも楽しいかもしれません。
SHOP INFORMATION
SHOP | SLOW GELATO in bulk(スロージェラート インバルク) |
---|---|
ADDRESS | 東京都台東区池之端2-7-6 |
PRODUCT NAME / PRICE | あと混ぜジェラート / ¥720(税込)※ワッフルコーンは+¥150(税込) |
WEBSITE | https://www.instagram.com/slowgelato_inbulk |
人気の記事
-
【京都】国内最後の出店「アマムダコタン京都」限定、新作パンをチェック!
CAKE.TOKYO編集部
-
【2024年版】エキナカで手に入る!JR品川駅でおすすめの手土産スイーツ5選
CAKE.TOKYO編集部
-
【岐阜・各務原】新カフェ「matane HERB&SPICE(マタネハーブアンドスパイス)」がグランドオープン|ハーブとスパイスの癒し空間をレポート
アパレル勤務の一児のママ。
miki
-
【東京・駒沢】生ドーナツとベーカリーの新たな融合店舗「dacō?駒沢」がオープン!
CAKE.TOKYO編集部
-
【東京・お茶の水】大人気ベーカリーの2号店「ダコー 」はエンターテインメントなベーカリーカフェ
CAKE.TOKYO編集部
おすすめ記事
-
【お取り寄せ】ふんわり軽い、まろやかクリームの「中津菓子かねい」の「くりーむどら」
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】栗農家とともに作る、愛媛「城川オリジナルモンブラン」のストーリー
CAKE.TOKYO編集部
-
【岐阜・各務原】新カフェ「matane HERB&SPICE(マタネハーブアンドスパイス)」がグランドオープン|ハーブとスパイスの癒し空間をレポート
アパレル勤務の一児のママ。
miki
-
ハーゲンダッツの新作!クリスピーサンド「 ロイヤルカフェモカ」を実食レビュー
CAKE.TOKYO編集部
-
【体験レポート】UCCコーヒーアカデミー 東京校でコーヒーのペアリングセミナーに参加しました!
フードイラストレーター
まるやまひとみ