愛されて8年、表参道の顔的ベーカリーカフェ
「パンとエスプレッソと」は、「日本人に合った日本のバール」をめざし、バリスタの國友栄一さんとパン職人の櫻井正二さんが手を組んで、2009年にオープンしたベーカリーカフェ。
エスプレッソの豊かな香りと、親しみやすいのにクセになるパンの美味しさ、そしてつい長居をしたくなる居心地の良さ。表参道の顔として、多くのファンが足繁く通う名店だ。
「日本人の味覚にあっている」「毎日食べても飽きない」と評判の高いパンは、常時30種類以上。とはいえ焼き上がるそばから売れていて、なかなか全種類そろった状態は拝めない。なかでも一番人気の食パン「ムー」は、バターをふんだんに使ったぜいたくな一品。
到着時にはずらりと並んでいた「ムー」が取材中にまたたくまに売れていき、カメラマンを焦らせたほどの人気者だ。そしてこのムーを使って作られているのが、大人気のオリジナルフレンチトースト。特製のアパレイユ(卵と牛乳などからなる浸し液)にひと晩じんわり染み込ませたあと、さらに鉄板でじっくりと焼かれた、スペシャルな逸品だ。
ふわふわ、とろとろ、やみつきフレンチトースト
冷めても美味しく作られているため、テイクアウトも良いけれど、やっぱり一度は味わってほしいのが、午後3時からのみ提供される「鉄板フレンチトースト」。注文してからわくわくと待つこと約15分、きつね色の焼きたてフレンチトーストが登場!
たっぷりのバターと甘い卵が沁みわたったぷくぷくとふくよかな姿は、なんだか神々しいほど。別添えのハチミツはお好みで。ふわふわ、とろとろ、アツアツのひとくちを、ハフハフ言いながらほおばると、なんていうか、もう、最近あったイヤなことを全部忘れてしまうくらいの幸福体験です!
前述した通り、下ごしらえに時間がかかるため、作られる数は限られており、毎日早々に売り切れる模様。お客様に公平に提供する為、午後3時よりも前に入店しても、フレンチトーストは注文できないルール。
店長の松田剛毅(よしき)さんにお聞きしたところ、いちばんスマートなのは、午後2時ジャストにお店に行って、ボードに名前を書いておいてから、午後3時に再び戻ってくる方法だそう。なるほど、事前に受け付けしてもらえるのはありがたい。ちょっと面倒に思えるかもしれないけれど、一時間早くかけつける価値は十分すぎるくらいにアリ!
近所にはおしゃれなお店もたくさんあるので、一時間なんてあっという間。鉄板フレンチトーストを頬張る幸福なひとときを、すべてのスイーツマニアに心からオススメします。
SHOP INFOMATION
NAME | パンとエスプレッソと |
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URL | http://bread-espresso.jp |
ADDRESS | 東京都渋谷区神宮前3-4-9 |
TEL | 03-5410-2040 | OPEN | 8:00〜20:00 |
CLOSE | 第2月曜定休 |
※他、臨時休業する場合があります