【東京・上野】昭和レトロな純喫茶で本気のチョコレートパフェを食す「珈琲 王城」


旅するパンマニア
片山智香子
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。
いつもはパンをメインに旅をしている私。あるテレビドラマで紹介されていた純喫茶のチョコレートパフェが、生クリームにチョコソース、ミカン、さくらんぼという昔ながらのトッピングで、「うわっ!これ、子供の頃に食べていたやつじゃん!」と妙にノスタルジックな気持ちになりお店を訪問。実際に食べてみたら、ただのチョコレートパフェではなかったので是非とも紹介させてください。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
JR上野駅から徒歩3分のところにある純喫茶
JR上野駅の広小路口を出て3分くらい。マルイを正面に見て左の道を歩いて行くと、紫色に黄色と白字で書かれた「珈琲王城」という文字が見えてきます。
あぁ!この看板、なんだか上野っぽいなと。私、学生時代に湯島のファストフード店でアルバイトをしていたことがあって、雑多な感じの上野界隈の雰囲気、この看板を見た瞬間に当時の気持ちにタイムスリップしちゃいました。


紫色の看板が目印
お昼前後は混みあうので、早めに行くのがオススメ
オープンは8時からで、訪問した11時はすでに満席。店内にウェイティングのエリアはないのでお店の前で少し待ちました。週末はさらに混むらしく、お店のインスタでも紹介されているのですが、GoogleMapで「混雑する時間帯」という項目をチェックするとある程度の混み具合が判断できるみたいです。私が行ってみた肌感でいうと、もう少し早めに行った方が良さそうです。

荘厳な感じさえするシャンデリア
かさ増しなしの超本気チョコレートパフェを食す
ナポリタンやサンドイッチなどもあるようなのですが、今回の最大の目的は「チョコレートパフェ」。他のメニューには脇目もふらず、入店してすぐさまオーダー。15分くらい待ったところで出てきたパフェに驚きました。


チョコレートパフェ¥1,400(税込)
大きい!めちゃくちゃ大きい!通常のチョコレートパフェの2倍はあるのではないかと思える大きさ。いや、容器は普通なのですが、上にのっている生クリームが、まるでそりたつ壁のよう。ぐるんぐるんと何重にもうずたかく盛られた生クリームの中には、バニラのアイスクリームが2段、いや正確には容器の中にも入っていたので3段。そう、かさ増しなしの超本気チョコレートパフェだったのです。


まるでそりたつ白い壁
コーンフレークなどでかさまししているパフェに遭遇すると、「いや、子供の頃のように生クリームの内側はアイスで埋めてくれ!」とずっと思っていたので、まさに理想のチョコレートパフェ。ふんわりやわらかく、下手な甘ったるさのない生クリームは舌の上でするりととろけ、上にかかったチョコレートソースとあいまり至福の甘味。ところどころにちりばめられた缶詰のミカンの酸味が口内をリセットしてくれて、次に攻めるのはバニラアイス。スプーンでバニラだけをすくいながら食べたり、生クリームと一緒にミックスして食べてみたりと、一人でニマニマ笑いながら食べている姿、きっと周りの人は気持ち悪いと思っていたかも(笑)
ただね、なんせ量が多いので、「今日は珈琲 王城のチョコレートパフェを食べるぞ!」という日は、朝食を食べないで挑んだ方が、心置きなく堪能できると思いますよ。
—————— 編集後記 ——————
私が知るきっかけになったのもテレビドラマだったように、ロケや雑誌の撮影などにも良く使われる「珈琲 王城」。そんなこともあってか行列が出来る日もあるようなのですが、基本的には、おひとりさま大歓迎なお店。同世代の方はノスタルジックな気分に浸りながら、若い世代は昭和レトロを楽しみながら過ごしてみてはいかがでしょうか?
SHOP INFORMATION
SHOP | 珈琲 王城(コーヒーオウジョウ) |
---|---|
WEBSITE | https://www.instagram.com/coffeeoujyou |
ADDRESS | 東京都台東区上野6-8-15 |
TEL | 03-3832-2863 |
OPEN | 8:00~19:00 |
人気の記事
-
【東京・渋谷】「I’m donut?(アイムドーナツ)」のグルテンフリー専門店が誕生!米粉×生ドーナツの新体験を
CAKE.TOKYO編集部
-
【2025年】駅ナカで手に入る!JR品川駅でおすすめのお土産5選!話題のスイーツをチェック
CAKE.TOKYO編集部
-
【東京・池袋】駅から徒歩2分!30種類以上のパンを堪能できる「Alsace Air(アルザスエール)」
旅するパンマニア
片山智香子
-
【東京・池袋】「I'm donut?(アイムドーナツ)」待望の新店舗が4月26日オープン!
CAKE.TOKYO編集部
-
【2025年】手土産にピッタリの限定品も!羽田空港で持ち帰る、ご褒美スイーツ
旅するパンマニア
片山智香子
おすすめ記事
-
【ひとくちのふうけい】山里で輝く、ひとくちの恵み──檜原村の「生はちみつ」
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】ひんやりもちもち!絶品の「レアチーズの水まんじゅう」を生んだ「中津菓子かねい」のストーリー
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】奥出雲の森の恵み。「たたら製鉄」の里から届く、贅沢卵とスイーツのストーリー
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】おいしく飲んで社会貢献!「第3世界ショップ」のフェアトレードティー
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】和歌山への愛と人情味が交錯する、スナック店生まれの「an and an(アンアンドアン)」の「あんバタースコーンサンド」のストーリー
CAKE.TOKYO編集部