こんにちは。CAKE.TOKYOチームの平野です。

先日記事を公開した、4月29日(金)~5月8日(日)に開催している「益子 春の陶器市」。

お菓子の美味しさを引き立たせる「うつわ」を探しに、栃木県芳賀郡益子町に行ってきました! 今回は、これから行く人の参考になるよう、できるだけ詳しくレポートします。

益子までの行き方

今回は、「関東やきものライナー」というバスを使いました。集合時間は、秋葉原駅に8:00。8:20発で、臨時増便もされているということもあり、すぐに乗れるだろうと油断していたら…。

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臨時便が出ているとはいえ、かなり並んでいるので(初日ということもあるかもしれませんが…)、余裕をもって行った方がいいと思います。ちなみに、チケットの購入方法は2つ。


・秋葉原駅前のセブンイレブンで購入する
・バス内で支払う

インターネットで事前に購入することができないため、当日購入するのが良いと思います。2枚チケットのみの販売のため、料金は3,500円(往復分)です。

【購入できる場所】
高速バス車内、茨城交通笠間営業所、鯉渕営業所、笠間ショッピングセンターポレポレ、セブンイレブン笠間手越店、セブンイレブン秋葉原センタープレイス店、ファミリーマート笠間中央店、益子町観光協会(益子駅前)、大宿窯、仲山商事。詳しくはこちら

8:00から並んで、バスに乗れたのは、8:50。意外に時間がかかるため、パンやおにぎりなど、朝ごはんを買っておくのがオススメ。あと、ヨドバシカメラに日差しが遮られるので軽い防寒具があると助かります。

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4時間かけて、やっと到着!

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途中渋滞もあり、4時間ほどかかって、益子に到着…!共販センターのたぬきの前で記念撮影をしました(小さく見えているのが自分です)。バスから降りると、スタッフの方が陶器市のマップを用意してくれるので、印刷忘れてしまったという人も安心です。

9時台でも人が多いという陶器市。12時では、すでに人はたくさん!

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帰りの最終バスが16時のため、今回は、このような順番で歩きました。バスは時間が決まっているため、ゆっくり楽しむことを考えると、電車で行くのもアリかもしれません。

※会場の地図はこちら(PDF)

今回行ったのは、下記の5地点。


・L : 見目陶苑KENMOKUテント村
・K : くみあい広場
・F : 共販テント
・C : かまぐれの丘
・B : 路地裏テント

L)見目陶苑KENMOKUテント村

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まず行ったのが、KENMOKUテント村。

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KENMOKUテント村に参加されている作家さん一覧はこちら

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スプーン、フォーク、ナイフのカトラリーセット置き。

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木のうつわ。表面がすごく磨かれていて、つるっつる!

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地元でとれたホオズキを使って、タネを抜いてライトで光らせるというもの。うつわとは違いますが、こんなふうに陶器と自然のものを組み合わせるのはいいなあと思いました。

値段としては、高くても数千円で買えるうつわがほとんど。陶器市用につくっているうつわだと、少し手軽に買うことができます。こちらは、石川若彦さんの「waka studio」。薄い青色のお皿が素敵です!

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焼き鳥屋さんもやっていました。作家さんは、料理にこだわりのある方も多いのだそうで、このように自分でお店を出している方もいらっしゃいました。

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中には、チーズ用のうつわも!!

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KENMOKUテント村で購入したのは、後藤奈々さんのうつわ。オフホワイトのような色合いで、どのお菓子にも合ううつわだったので、思わず購入。購入したうつわは、この記事の下部で合わせて撮影しました。

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K)くみあい広場

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くみあい広場には、女性に大人気の「よしざわ窯」のテントが!実店舗を持っていないため、ネットショップのみでの販売なのですが、入荷後即完売してしまうほどのうつわブランドです。

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テントを出していましたが、、整理券を配布するほど行列が長かったです。また、テント内をのぞくと、手にカゴを持っている人が。初日ということもあるのかもしれませんが、ここ最近の陶器市では、うつわを購入するためにカゴを持ち歩く人も多いのだそうです。

続いて、購入したのが大塚俊広さんのうつわ。表面がざらざらしている一方、内面はつるつる。厚めの湯飲み茶碗が素敵でした。

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F)共販テント村

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最初にタヌキの前で写真を撮った場所でもある共販テント村では、作家さんのうつわだけでなく、焼き鳥やお好み焼きなど屋台が出ていて、一休みできるスペースもあります。素敵なうつわに目を奪われていると、いつの間にか時間が経ってしまうため、いい匂いについつい誘われてしまいます。

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この陶器市で一番印象的だったのが、この、磁器でつくられた白くてつるつるの器。作家の有馬和博(ありまかずひろ)さん曰く、ひたすら磨いているため、これだけすべすべになるのだそうです。

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このほかにもたくさんの作家さんがいらっしゃり、また、益子焼窯元共販センター内では、益子焼独特のうつわが販売されていました。

C)かまぐれの丘

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つづいて、先日記事でも紹介した、佐々木康弘さん(@rokuroboys)のうつわを探しに、かまぐれの丘へ行きました。

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かまぐれの丘の右手にある階段を上って陶芸メッセ美術館横を歩いて行くと、佐々木さんのテントがあります。

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あいにく、たどり着いたのが14時半ごろで、Instagramに映っているうつわはほとんど売り切れ。

佐々木さんにお話を伺いながら、小ぶりのうつわを購入。

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一緒に行った宮崎は、ポットとマグカップを個人用に。自分も、マグカップを購入しました。

B)路地裏テント

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最後に、路地裏テント。城内坂通りを右を向きながら歩いていくと、路地裏テントの看板があります。

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さらに奥まで歩いて左側を見ていると、広瀬佳子さんのテントが見えます。

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広瀬さん曰く、「Instagramの写真を見て来ました」という人が初日は非常に多かったため、うつわを出せばすぐに売れる、出せばまた売れるというペースでほぼ休憩なしだったのだそう。

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自分たちが行ったときには、広瀬さんの作品に特徴的な外国アンティークを思わせるうつわは、ほぼなくなっていました。行きたい・買いたいと思っている作家さんがいる場合は、早め早めに行った方がいいかもしれません。

秋葉原行きの高速バスの最終便が16時だったので、急いでバス乗り場に向かい、無事乗車できました。「かまぐれの丘」を降りたところに、「陶芸メッセ入口高速バス停留所」があり、人が並んでいるので分かるかと思います。

行ってみてわかったこと

今回はじめての参加だったので、インターネットでいろいろと情報をリサーチした上で行ったのですが、“想像以上に”人が多いです。

そして、今回ご紹介した作家さん、テント以外にも多種多様なうつわが所狭しと並んでいます。お手頃に買えるB級品から作家さんの一点物まで。どんなうつわがほしいかあらかじめイメージしてから行くといいかもしれません。

そして、気に入った器は、早めに買いましょう。一点物の作品も多いため、後で行こうと考えていると、いつの間にか売り切れていたり、帰りのバスで思い出したりすることも…(笑)。

参加者としては、女性の割合が多かったです。うつわを見ながら「つくりたかったあの料理は、このうつわに合いそうね」とか「このうつわを買うんだったらあれつくってみようかな」と話している姿が印象的でした。

これまで、あまりうつわについて考えたことがなかったのですが、このイベントを通して、素敵な料理は素敵な「うつわ」から生まれるのだなぁと感じました。うつわの醍醐味を垣間見れた1日になりました。

最後に購入したうつわでパシャリ

最後に、購入したうつわとマグカップを合わせて撮影してみました。

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お菓子も盛り付けてみると、こんな感じ。

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今後、何回かに分けて、作家さんへのインタビューも公開していく予定です。お楽しみに!

他にも参考になる記事を最後に紹介して、おしまいにします。

2016春の益子陶器市 アクセス・持ち物・近隣ショップ 徹底ガイド(よむよむカラメル)
益子出身者が教える│益子 陶器市を楽しむ3つのコツ(LIFE Decoration)

SHOP INFOMATION

NAME 益子春の陶器市
TEL 0285-70-1120
OPEN 4月29日(金)~5月8日(日)
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