【高輪ゲートウェイ駅】“MAISON CLASSIC”で過ごす、大人のスイーツタイム|駅ナカとは思えない贅沢カフェ体験
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- アイスクリーム・ジェラート
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- カフェ
- パリブレスト
- シュークリーム
- MAISON CLASSIC SALON
- MAISON CLASSIC CAFE
- MAISON CLASSIC FACTORY
- 高輪ゲートウェイ
- ダッチベイビー
- 軽食


創り手を訪ねる取材ライター
Yui Ichihara
「高輪ゲートウェイ駅」に今年、新たなスイーツスポットが誕生したのをご存知でしょうか。その名も「MAISON CLASSIC(メゾンクラシック)」。ホテルラウンジのような空間で食事を楽しめるティーサロンをはじめとした、工房併設のシュークリーム専門店、カジュアルながらもこだわりのつまったカフェ。同一ブランドでありながらも店舗は3つにわかれ、全てが“エキナカ”にあることが話題を呼んでいます。
「MAISON CLASSIC」が目指したのは、これまでのエキナカの概念をくつがえすような上質で洗練された世界観。今回は、3店舗それぞれの個性的な魅力と、こだわりのスイーツを探ります!
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
エキナカが“特別なひととき”になる話題のスポット
49年ぶりに誕生した山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」。近代的なデザインが美しい駅舎と、街全体の再開発のゆくえが注目されるエリアですが、その一方で、未だに訪れたことがない人も多いのでは。
そんな高輪ゲートウェイ駅の景色が一変したのは、今年の3月27日。駅の構内に「MAISON CLASSIC」の店舗が一気に3店舗もオープンしたのです。
暇つぶし、クイックランチ、人混み……そんなイメージが浮かぶ“エキナカ”を舞台に、「五感で味わう」「時間を忘れるような空間」をキーワードとするMAISON CLASSIC。ある時はラグジュアリーホテルのように、ある時はテーマパークのように……、駅で過ごす時間を特別なものへと変えていきます。
さて、3店舗それぞれでどんな“体験”と“おいしさ”が待ち受けてるのでしょう。
ホテルライクなティータイムに浸る「SALON」
まずご紹介するのは、ティーサロン&バーラウンジの「MAISON CLASSIC SALON」です。高輪ゲートウェイ駅南口の改札を出て3階へ上がったところにあります。


ここは本当にエキナカ!?と疑いたくなる、一流ホテルのような内外観
昼はオリジナルの紅茶やスイーツで爽やかな時間を、夜はアルコールドリンクを片手にムーディーな時間を楽しめます。
席はカウンター席とソファ席があり、特に天高最大8mの天井から柔らかな光がふり注ぐテラス席は開放感抜群。高輪ゲートウェイ駅全体を一望でき、リゾート&チルな気分。

テラス席はワンちゃんの同伴も可能
そんな「SALON」の名物スイーツはこちら。

自分好みに仕上げられる「ダッチベイビーパンケーキ」¥2,500(税込)
ボリューム満点の「ダッチベイビーパンケーキ」。
提供時はパンケーキと、トッピング用のフルーツやコンフィチュール、クリームが別々に運ばれてくるので、自分の手でデコレーションする楽しさも味わえます。材料は、後述する「FACTORY」のシュークリームで使っている卵と同じものを使用しており、卵の風味と、もっちりとした弾力に驚かされます。
トッピング内容は季節ごとに変わるとのこと。次のシーズンも楽しみです。


ここでしか味わえないシグネチャースイーツ「TAKANAWAブレスト」¥1,400(税込)
フランスの伝統菓子・パリブレストをアレンジした「TAKANAWAブレスト」。高輪ゲートウェイシティ開業を記念してつくられました。
パリブレストは自転車の車輪から着想を得たお菓子ですが、一方で「TAKANAWAブレスト」は「山手線の環状線」から着想を得ました。
サクサクに焼き上げたカカオフレーバーの生地の間には、山手線のボディカラーをあらわす抹茶クリームがたっぷり。ひときれ口に運べば、和テイストな味かと思いきや……奥に隠れていたベルガモットコンフィチュールの香りが華やかに主張!デーツやグリオットのピューレも入っており、アロマティックな新感覚の抹茶スイーツです。


自慢の紅茶は、ポットでたっぷりといただける/クラッシック サロン ド ティー ¥1,000(税込)
こだわりのスイーツには、オリジナルブレンドの「クラッシック サロン ド ティー」を。紅茶専門店「amsu tea(アムシュティー)」の茶葉を使用した、アッサムベースのブレンドティーです。
香りに甘みがありながらも、後味はすっきり。どんなスイーツにも合いそうです。
製造工程が見えるシュークリーム工房「FACTORY」
次は「SALON」の向かい、「FACTORY」をご紹介。「FACTORY」は“見える工場”をコンセプトにしたシュークリーム工房で、ガラス越しに製造工程を覗ける上、できたてホヤホヤのシュークリームを購入できます。

店からただよう芳ばしい香りを吸い込むだけでもう……「おいしい」!
シュークリームは全部で4種類あります。


キャラメリゼする様子に大興奮!/ブリュレシュークリーム ¥780(税込)
看板メニュー「ブリュレシュークリーム」は、表面にカスタードクリームとフランス産のブラウンシュガーのカソナードをのせて一度焼き、その上にもう一度カソナードをまぶして二度焼きしたシュークリームです。
焦がした砂糖の香ばしさとほろ苦さ、中の濃厚なカスタード&ホイップクリームのコクと甘さが絶妙なバランス。トップのキャラメリゼの部分が口の中でバリバリと割れる音も快感です。


早々に売り切れる日もあるという人気っぷり/モダン ¥580(税込)
こちらは、「シュトロイゼル」というサブレ生地を被せて焼き上げたシュークリーム「モダン」。クリームは、「クレーム・ディプロマット」と呼ばれるカスタードにバターと生クリームを合わせたものを絞り、芳醇な味わいとサクサク食感の生地の組み合わせが多くのシュークリームマニアを虜にしています。


左:クラシック/右:ストーン
そのほか、硬さの異なる「クラシック」と「ストーン」のシュークリームもあります。取材時は販売休止中でしたが、6月17日より「クラシック」が、7月1日より「ストーン」が販売再開とのこと。こちらもぜひ注目してみてください。
ワンランク上の味をカジュアルに楽しむ「CAFE」
最後は、南口の改札内2階にある「CAFE」へ。高輪ゲートウェイ駅唯一のコーヒースタンドです。


駅のホームからエスカレーターを登ったすぐのところにあり、立ち寄りやすい
コーヒーやサンドイッチなど、定番ながらも上質にアップグレードされたカフェメニューを揃えるCAFE。店内にはイートインスペースもあり、コンパクトながらもほっと落ち着く空間です。また店の前にはベンチや芝生などのパブリックスペースもあり、テイクアウトしてそちらでゆったり食事をするのもおすすめです。
注目メニューはこちら。

ホットドッグ¥785(税込)とアイスコーヒー¥550(税込)
焙煎玄米粉を使用したこだわりのパンでいただく「ホットドッグ」。肉に強いこだわりがあるというシェフが厳選した、芝浦・小川畜産の肉を使用した特製ソーセージと、ピクルスのほどよい酸味と苦味が大人をうならせる味わいです。
ホットドッグにあわせたいのは「アイスコーヒー」。恵比寿の「Joe talk coffee(ジョートークコーヒー)」の豆を使用したオリジナルブレンドかつ自家焙煎の珈琲です。その味わいはガツンとビターで重厚!この一杯で朝を迎えられたら……どんな仕事も頑張れそうです。


左:苺のコンフィチュール&濃厚ミルクジェラート ¥880(税込)/右:ピスタチオやチョコレート味のジェラートもある
甘いものがほしいときは、店内仕込みの自家製ジェラートを。人気の「苺のコンフィチュール&濃厚ミルクジェラート」は、苺の果肉と「FACTORY」でつくられたシュー生地をトッピングした、ひんやり濃厚ジェラート。夏本番を迎えるこれからの時期、マストで味わいたいメニューです!
高輪ゲートウェイ駅を “通過点”から“目的地”へ
殺風景だった高輪ゲートウェイ駅に突如あらわれたMAISON CLASSIC。その正体は、焼きたてカヌレ専門店「KURAMAE KANURE」や品川駅「TAMEALS」「THE STAND」などの飲食店を展開する「CLASSIC & SESSIONS INC.」です。

空間や料理だけではなく、接客やサービスにも“洗練さ”を意識
イタリアンやフレンチ、スイーツ専門店まで、さまざまなジャンルの飲食店でエキナカを盛り上げてきた同社。さらにMAISON CLASSICの監修を担当する敏腕シェフ・松浦寛大さんの実力も高く評価されていたことから、高輪ゲートウェイ駅の新たなシンボルづくりを任されました。
「これまでになかったことに挑戦したい」。そんな想いでスタートした新店づくりは、試行錯誤の末、優雅なひとときもエンターテイメントのような体験も叶う、三位一体型スポットに。
「遠方からわざわざMAISON CLASSICを目的地にいらしたお客さまもいました」と、広報担当・廣濱さんも嬉しそうに語ります。

オープンしたてでまだ余裕があるうちに、家族や友人を連れて訪れたい
“ただ通過するだけの駅”が、“滞在したくなる場所”に変わるーー。羽田空港や品川駅からもすぐの高輪ゲートウェイ駅で、そんな新体験を味わってみてはいかがでしょうか。
SHOP INFORMATION
BRAND | MAISON CLASSIC |
---|---|
WEBSITE | https://maison-classic.jp |
ADDRESS | 【SALON/FACTORY】東京都港区港南2-1 高輪ゲートウェイ駅 南改札外 3階 【CAFE】東京都港区港南2-1 高輪ゲートウェイ駅 南改札内2階 |
TEL | 【SALON】03-6721-7336 【FACTORY】03-6721-6577 【CAFE】03-6456-2231 |
OPEN | 【SALON】(平日・土曜日)11:00〜23:00、(日曜日・祝日)11:00〜22:00 【FACTORY】(平日・土曜日)11:00〜20:00(日曜日・祝日)11:00〜19:00 【CAFE】(平日・土曜日)7:00〜21:00(日曜日・祝日)8:00〜20:00 |
CLOSE | 定休日なし |
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