【シュークリームの日】旬のおいしさを詰め込んだお菓子「菓子工房 Glück Yokohama(グリュック ヨコハマ)」
フードイラストレーター
まるやまひとみ
毎月19のつく日は「シュークリームの日」。“シュークリーム”と「ジューク(19)」の語呂合わせから制定された記念日です。
私は母とおばあちゃんの家へ遊びに行く時、必ずお土産にシュークリームを買っていました。
家族と分かち合う甘いひとときは、私にとってかけがえのない思い出。
あなたもきっとやさしい気持ちになる、様々なシュークリームをご紹介します。
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「横浜駅」から歩いて約20分。住宅が広がるエリアを進み、宮ヶ谷小学校を過ぎた先に見えてくるのが「菓子工房 Glück Yokohama(かしこうぼうグリュックヨコハマ)」。
2022年のオープン以来、誰かの大切なひとときに寄り添えるお菓子を丁寧に手づくりしてきたパティスリーだ。
特別な日も、何気ない日常も、お菓子を通して小さな幸福を感じてもらいたい。
そんな思いを胸に、日々お菓子づくりに向き合っている。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
コンセプトは「お菓子でちょっといい時間を」
窓に書かれたお店のロゴと小さな看板が目印
住宅街に溶け込む、上品な佇まいの外観。そっと扉を開けると、ナチュラルであたたかい空気に包み込まれる。
店内に入ると、まず目に入る焼き菓子のコーナー
店名の「glück(グリュック)」は、ドイツ語で「幸福」を意味する言葉。店主がドイツへ留学した際、「ü」の文字がどこか微笑んでいるように見え、「お菓子を通じて笑顔と幸せをお届けしたい」という思いを込めて名付けた。
ここに並ぶお菓子は、眺めているだけで心が弾むようなものばかり。「菓子工房 Glück Yokohama」はその名の通り、幸せをそっと手渡すようなお店だ。
軽やかさと食べごたえを兼ね備えたケーキ
深まる秋を感じる彩り豊かなケーキが並ぶ
ショーケースに並ぶケーキはどれも華やか。フルーツの自然な色をいかした立体的なデコレーションや、みずみずしい輝きが目を引く。
素材選びにおいて大切にしているのは、自分たちがおいしいと思えるかどうか。素材本来の味わいをいかしながら、それぞれの風味をしっかりと感じれられるように仕立てている。
軽やかな食べ心地でありながら、満足感も得られるお菓子を目指しているという。
「クッキーシュー」¥420(税込)
お店の人気商品である「クッキーシュー」も、そんな素材へのこだわりを感じるメニューのひとつだ。
表面には、香ばしさを感じさせる見事なひび割れ。シンプルな見た目ながら、さっくりとしたシュー生地の中には、カスタードクリームと生クリームがたっぷりと詰まっている。
カスタードクリームに使用する卵は、愛知県・花井養鶏場の「元気くん卵」。味が濃く、それでいてクセがないのが特徴だ。カスタードクリームに仕立てると、バニラの芳醇な香りが引き立つという。シュー生地の香ばしさにクリームのなめらかさとバニラの豊かな香りが重なり、最後まで軽やかに食べ進められる。
この「クッキーシュー」をベースし、旬の食材を取り入れた「季節のシュークリーム」も人気のメニューだ。
主役となる食材に合わせてジャムを混ぜ込んだり、ときにはゼリーを加えたりしながら、まるで小さなパフェのように展開していくオリジナルのシュークリーム。
今回はこちらを店内のイートインスペースでいただく。
気分はお芋掘り!さつまいもごろごろシュークリーム(イラストあり)
illustration by まるやまひとみ
この日のテーマは秋を彩る「さつまいも」。今にもこぼれ落ちそうなほど、てんこ盛りでボリューミーだ。
季節のシュークリーム ¥680(税込)/ホットコーヒー ¥530(税込)
シュークリームと一緒に、コーヒーも注文。使用しているのは、地元のコーヒー店が「菓子工房 Glück Yokohama」のケーキに合わせてブレンドした豆だという。
豊かな香りが立ち、苦味を抑えたすっきりとした味わい。ケーキの余韻を心地よく引き立たせてくれる。
シュークリームが盛られたお皿には装飾が施され、目でも楽しめるひと皿に。さらにはおまけのクッキー付きと、ひとつひとつから真心を感じる。
ひょっこり顔を出すお茶目なくまさん
店内で手づくりした大学芋に、さつまいものツルを思わせる形のハーブ「クレイジーピー」をトッピング。
ホイップクリームでデコレーションしたくまさんに見つめられて笑みがこぼれる。まずはトップに乗ったシュー生地に具材を乗せていただいてみよう。
シュー生地に大学芋とクリームをたっぷり乗せて…
シュー生地は甘さ控えめで、香ばしい香りが漂う。内側はしっとりとしていて、ホイップクリームはふわっと軽やか。
カスタードクリームは中のさつまいもと合わさることで通常よりもねっとりとした質感になり、卵のコクとバニラの香りが重なった奥行きのある味わいだ。
大学芋は表面がカリカリとしていて、シュー生地やクリームとの食感の違いも楽しい。米油で揚げているため油っぽさがなく、中はしっとりほくほくだ。くちの中に広がるカラメルのコクと甘みに、黒胡麻の香ばしさがアクセントを添えている。
最後のひとくちまでほろ苦さと甘さのバランスを楽しめる
ムとキャラメルソースが現れる。さつまいもの自然な甘みに、キャラメルソースのほろ苦さが加わり、深みのある味わいに。
さまざまな素材や食感を組み合わせた、パフェのような満足感のあるシュークリームだ。
「ここにあってよかった」と感じてもらえるお店であり続けるために
断面が星のようでかわいらしい「シューラスク」
焼き菓子コーナーで見つけ、思わず手に取った「シューラスク」。クッキーシューの皮をそのままラスクにしたのではなく、同じ生地をラスク用に形を変えて焼いているのだそう。
小さなところにも手間を惜しまず、工夫をこらしたお菓子に嬉しさが込み上げる。
その背景にあるのは、街で暮らすの人たちや、食材を届けてくれる生産者への感謝の気持ちだ。
お祝いのケーキを選びに来たときも、何気ない帰り道に立ち寄ったときも、お菓子を通して“ちょっといい時間”を持ち帰ってもらいたい。そんな思いを込めて、今日も幸福を焼き上げている。
SHOP INFORMATION
| ショップ | 菓子工房 Glück Yokohama(カシコウボウ グリュック ヨコハマ) |
|---|---|
| SNS | https://www.instagram.com/gluck_yokohama |
| 住所 | 神奈川県横浜市西区宮ヶ谷8-6 |
| 電話番号 | 080-9662-3405 |
| 営業時間 | 水〜土曜日11:00〜19:00/日・祝日 11:00〜18:00 |
| 定休日 | 月曜日、火曜日(不定休あり) ※祝日営業の場合は定休日の変更あり |
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