【東京・麻布台ヒルズ】京都発・栗スイーツ専門店「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ」で栗づくしモンブランを堪能
お茶好きライター
芦谷日菜乃 ashitani hinano
少し肌寒い日も増えてきて、街を歩く日、気づけば栗を探してる。そんな秋がやってきました。
今回は栗スイーツ専門店「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ(ひさや きょうと あざぶだいひるず)」へ。厳選した国産栗をメインに使用したモンブランをはじめ、和と洋を融合させて生まれた絶品スイーツは見逃せません。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
麻布台ヒルズに2023年オープン
「HISAYA KYOTO」は2002年に京都・清水寺参道で焼き栗専門店として創業した「比沙家(ひさや)」が運営するカフェラウンジです。
「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ」は2023年11月に複合型商業施設・麻布台ヒルズ内にオープンしました。麻布台ヒルズは東京メトロ日比谷線「神谷町駅」直結でアクセスも良好のため、訪日旅行客も多い注目スポットとなっています。
「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ」では栗スイーツだけではなく、高級栗を使用したカレーや京都のおばんざい、和洋折り合わせた料理などを楽しむことができます。
今回は、そんな魅力的な「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ」からCAKE.TOKYO編集部が厳選した栗スイーツをご紹介します!
上品な和モダン空間でくつろぎの時間を
「HISAYA」の文字と、栗を5つ並べ梅をかたどったロゴマークが目印です。
店内は開放感抜群の大きなガラス窓が特徴的な、和モダンのデザインとなっています。
麻布台ヒルズのテーマである「Green & Wellness」に着想を得たグリーンと、「HISAYA KYOTO」のブランドカラーであるグレーを基調としています。席間がゆとりがあり、ゆっくりとくつろげる上品な空間です。
左:広々とした店内 / 右:座り心地の良い大きなソファー
では、店内で楽しめる栗スイーツ2種類をご紹介します。
ふんわりとろける、しぼりたてモンブラン
「丹波栗の京都モンブラン」/ ¥2,000(税込)
まずご紹介するのは、こちらの「丹波栗の京都モンブラン」です。自然豊かな環境で手間暇かけて育てられた質の良い丹波栗ならではの香り高さが特徴。
ふんわりと空気のようにとろける自家製のマロンクリームは白餡と生クリームを混ぜ合わせた逸品で、オーダーごとにシェフが丁寧に一皿ずつ絞りあげています。仕上げには凍らせた焼き栗を削りかけることで、香ばしさもプラス。口に含んだ瞬間に栗の甘い香りが広がる、まさに栗を感じるモンブランです。
中には小麦粉とバターで焼きあげたサクサク食感のカダイフとアイスクリームが入っていて、食感を楽しみながら味わうことができます。
アイスクリームは抹茶味とほうじ茶味から選べるので、お好みのフレーバーを見つけてみるのもいいですね。大きくて満足感も抜群です。
左:カウンター席ではパティシエの手仕事を仕上げる様子を見ることもできる / 右:「小田巻」と呼ばれる絞り器でモンブランを仕上げるパティシエの小川直樹さん
利平栗の甘みを引き出す、極細マロンクリームのパンケーキ
「利平栗のモンブランパンケーキ」/ ¥2,200(税込)
「利平栗のモンブランパンケーキ」も大人気。こちらは、しっかりとした甘みが持ち味の熊本県産の利平栗を使用。
マロンクリームをモンブランよりもさらに繊細に絞ることで、より風味と甘味が感じられやすい滑らかな舌触りになっています。
焼き栗を練り込んだ甘さ控えめの上品な生地はたっぷりのバターでカリッと焼きあげられ、中はふわふわの食感です。メープルバターソースと生クリームを好みで加えれば、一層幸福度もアップします。
素材へのこだわりはもっちり本わらび餅にも
「できたて本わらび餅」/ ¥2,200(税込) / お茶付き
そして、栗スイーツだけではなく、店内でオーダーごとに作られる「できたて本わらび餅」もおすすめです。
国産の黒本わらび粉を注文後ひとつひとつ丁寧に炊いてつくるわらび餅は、コク深さと、もっちりとした絶妙な食感がやみつきになります。きなこと沖縄産の黒糖を使った黒蜜と一緒にいただきます!
中央にある氷は冷えた状態で食べてもらうための工夫。この細やかな配慮が、わらび餅の美味しさをさらに引き立てています。素朴な味わいにほっとする京都・和束町産の「有機煎茶」との相性も抜群です。
ちなみに「HISAYA KYOTO」では各店舗の内装に合わせて、使用する器やプレートを変えているのだとか。ビジュアルだけではなく食べる際にプレートと触れ合うカトラリーとの相性など、細部まで考えながら選定しているそうです。お店に足を運んだ際は、ぜひ、シックな器とスイーツの組み合わせにも注目してみてください。
栗×ブランデー 大人の栗大福
「栗大福―ラム酒入り―」/1個 ¥500(税込) /3個 箱入り ¥1,500(税込)
そして、手土産や差し入れ、自分へのご褒美などのテイクアウトとしておすすめなのは「栗大福―ラム酒入り―」。
大粒の渋皮栗の甘露煮をブランデーに付け込み、ひと粒まるごと白あんとホイップクリーム、求肥で包んみ込んだ贅沢な逸品です。甘く艶やかな香りをまとった栗と、ふわっと口でとろけるクリーム。「HISAYA KYOTO」ならではの、大人の味わいが楽しめる大福です。
どれも栗の個性を感じられるスイーツでした。
贅沢な栗の手土産も見つかる
テイクアウト用の栗スイーツが並ぶショーケース。店内にはないメニューも。
モンブランのようにクリームの風味を大切にするお菓子は、作り置きをなるべくせずに手づくりしてるのだそう。
「HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ」ではほかにも、テイクアウトできる栗スイーツが充実。「和栗HISAYA ROLL」や「栗のパウンドケーキ」など、栗をふんだんに使用した贅沢なラインナップです。美しいスイーツを見て迷う時間も心躍ります。
広報担当の長嶋康太(ながしまこうた)さんに、素材選びのこだわりについても伺いました。
時代を超えて愛される栗スイーツを
「お客様に心地よく過ごしていただけるよう、自然な会話で接客することを心がけています」と長嶋さん。
「栗はすべて高い基準のものを仕入れています。弊社の創業者でもある代表は、毎年現地に足を運んで生産者さんとお会いしています。栗は年によって育ち方も違いますし、品種によって味わいも違うので、生産者さんから直接話を伺うことで、よりその年の栗の良さをいかすことができるんです」
そして、厳選した栗は収穫後に一定期間低温で熟成させ、専用の圧力釜で蒸し焼きにすることでホクホクとして糖度の高い味わいを実現しているそう。「HISAYA KYOTO」の栗スイーツのおいしさの秘密は、栗の鮮度に対するこだわりと蒸し方などの製法にあるのかもしれません。
独自の加圧加熱製法で蒸し、甘みがぎゅっと凝縮された栗。
「栗は秋がシーズンというイメージがあるかもしれませんが、HISAYA KYOTOでは一年を通じておいしく召し上がれるようにご用意しています。まだ知られていない栗の魅力をたくさんの人に伝えていきたいですね。モンブランのような、年代、時代を超えて愛される栗スイーツづくりに取り組んでいきたいと思っています」と長嶋さんは話します。
期間限定商品のパフェやモンブランも充実している「HISAYA KYOTO」。これからも進化を続ける栗スイーツを楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。
SHOP INFORMATION
SHOP | HISAYA KYOTO 麻布台ヒルズ(ひさや きょうと あざぶだいひるず) |
---|---|
WEBSITE | https://www.instagram.com/hisaya_azabudaihills |
ADDRESS | 東京都港区虎ノ門5丁目9−1 麻布台ヒルズガーデンプラザB 2階 |
TEL | 03-6435-7138 |
OPEN | 11:00~20:00(L.O 19:30) |
CLOSE | 麻布台ヒルズに準ずる |
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