【東京・白金高輪】賞味期限60秒の極上スフレも!「Artisan Lien(アルティザン・リアン)」が魅せる職人技スイーツ


CAKE.TOKYO編集部
2025年3月21日、東京・白金高輪に新たなスイーツブランドが仲間入りしました。
その名も「Artisan Lien(アルティザン・リアン)」。
群馬県高崎市の老舗「PATISSERIE LIEN(パティスリーリアン)」が手がけるフラッグシップです。パティシエの丁寧な手仕事と、厳選された素材をいかす姿勢は、まさに「Artisan=職人」という言葉がぴったり。
オーダーが入ってから焼き上げる“賞味期限60秒”のふわしゅわスフレや、毎朝焼きたての上質なショコラテリーヌ、さらに夏限定のかき氷など、ここでしか出会えない特別なメニューが揃います。
今回は、そんな「Artisan Lien」の魅力をたっぷりとご紹介します。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
クラシカルでありながら、温かさを感じる空間

白を基調としたガラス張りの外観
東京メトロ南北線/都営三田線「白金高輪駅」4番出口から歩いて約1分。
落ち着いた街並みを歩いていくと、白を基調にしたガラス張りのスタイリッシュなお店が見えてきます。洋菓子店「Artisan Lien(アルティザン・リアン)」です。

職人を意味する“Artisan”の名を冠したブランドネーム
「職人の手仕事と、心温まるひとときを届けたい」というコンセプトのもと、この白金高輪の店舗でしか味わえないパティシエの感性と技術が生む特別なスイーツと、ほっとひと息つける落ち着いた空間が出迎えてくれます。




白とブルーのタイルが調和した洗練された空間/天井のアーチも美しい
扉をくぐると、クラシカルな中にもあたたかみを感じる心地よい空間が広がっています。
店内には10席、テラス席には4席が用意されており、テラス席はペットと一緒に過ごせるのも魅力で、特に天気のいい日は人気のシートとなっています。
賞味期限60秒!ふわしゅわな「スペルト小麦のスフレ」

「スペルト小麦のスフレ」¥1,200(税込)
「Artisan Lien」のオープンと同時に人気沸騰中なのは、こちらの「スペルト小麦のスフレ」です。
オーダーが入ってからひとつひとつ焼き上げるというこだわりようで、賞味期限はなんと約60秒。
まさに、この場所でしか味わえない特別な一品です。
使用するのは、スペルト小麦・卵・牛乳・きび糖の4つのみ。驚くほどシンプルに仕上げられており、素材の味と食感をとことん追求する姿勢が伝わってきます。


20分ほどかけてじっくり焼き上げます
「スフレの高さを出すにはやはり、職人の技術が欠かせません」と取締役の東島さんは言います。
早速、スプーンを差し込むと、ふわしゅわ~
中からは湯気が立ちのぼり、スフレの繊細さがスプーンを通して伝わってきます。
ひとくち頬張れば、ふわっと軽やかなのに、口の中では素材の味がしっかりと広がって、その絶妙なバランスに思わずうっとり。この儚さは、たしかに他では味わえません。

「トッピング」¥300(税込)/店内でいただける他のスイーツにも◎
さらに、オプションで「クリーム+アイスクリーム+マルドンシーソルト」のトッピングを追加することも可能。
なかでも、「マルドンシーソルトとの相性の良さは、ぜひ試してみてほしいですね。味にグッと深みが出るんです」と東島さんも太鼓判。
せっかく「スペルト小麦のスフレ」を味わうなら、ちょっと贅沢にオプションを楽しんでみるのもおすすめです。
甘く妖艶な香りが魅力の「ショコラテリーヌ」

「ショコラテリーヌ」¥3,980(税込)
こちらも東京出店のために、ゼロから開発を行ったという「Artisan Lien」渾身の一品、「ショコラテリーヌ」です。
「冷蔵や冷凍をすると風味が損なわれてしまう・・・」ということで、賞味期限は常温で3日間。
こちらもお店を訪れないと味わえない貴重なシグネチャーアイテムです。

濃厚だけど甘すぎず、上品な仕上がり
「生チョコのような濃厚でなめらかな食感を出すために、小麦粉は不使用なんです」
トンカ豆の独特の甘く妖艶な香りは、大人向けの贅沢な一品。ねっとりと濃厚で上品な味わいは、一度食べたら忘れられないほど印象的です。
大切な方への手土産に自信をもってお渡しできるお菓子。「職人の手仕事」をぜひ、一度体験してみてください。
氷の温度管理まで意識された贅沢「プレミアムかき氷」

左から:抹茶/ショコラ/ストロベリー 各種 イートイン ¥1,800、テイクアウト¥1,600(税込)
最後にご紹介するのは、夏季限定で登場する特製の「プレミアムかき氷」です。
高崎の「Patisserie Lien 問屋町本店」でも長年愛されている、ファンの多い人気スイーツです。
「おいしい氷を選んでいることはもちろんですが、ふわっとした繊細な食感を出すために、氷の温度管理も行っています」と東島さん。
取材時には、抹茶とショコラ、ストロベリーの3種がラインナップ。季節や旬にあわせて、フレーバーは変わっていくそうです。


いちごや和栗の渋皮煮が丸ごと1個のっています。練乳をたっぷりとかけて召し上がれ
「最後まで楽しんでいただけるように、氷の中にはジェラートが隠されているんですよ」
かき氷の上には、山盛りのクリームがトッピングされ、見た目もかわいらしいのですが、お味もさすがの一言。
いちご本来の甘酸っぱい風味が存分に楽しめる「いちごピューレ」や、地元群馬の吉田園の「抹茶」を使用するなど、素材へのこだわりはここにも。

トッピングは「ショコラテリーヌ」。中には特製の濃いめのミルクジェラートが入っています。
「シロップはすべて手づくりで、実はフレーバーシロップとは別で“魔法のシロップ”もかけています」と、ちょっとした秘密まで教えていただけました。
手間ひまかけた贅沢な一杯を、ぜひ夏のご褒美に。
全国区を目指して

左:パティシエの渡邉さん/右:スタッフの中山さん
商品ひとつひとつに、これでもかというほどのこだわりが詰まった「Artisan Lien」。
今後の展望について伺うと、さらなる挑戦への意欲を語ってくださいました。
「いつか都内の百貨店にも出店できたら、と考えています」
その思いの原点は、過去に百貨店の催事へ出店した際に寄せられたお客様の声。
「都内でも買える場所があればうれしい」という反響が後押しとなり、白金高輪への出店につながったのだそうです。


毎朝焼き上げるタルトも絶品。旬のおいしさを大切にしているそう
「高崎の本店で培ったものをベースにしながらも『Artisan Lien』では、すべてのクオリティをさらに引き上げています。このお店のために新たに商品開発を行いましたので、オープンまではかなり時間をかけました」
東京の地にふさわしい、さらなる高みを目指した挑戦。それは全国区への野望です。
「ゆくゆくは、日本中の皆さんに、お菓子を通して“幸せな時間”を届けていきたいんです」と、東島さんは微笑みます。
職人の手が生み出す繊細で温かなひと皿を、この白金高輪から全国の誰かの心へと。
「Artisan Lien」の物語は、まだまだ始まったばかりです。
SHOP INFORMATION
SHOP | Artisan Lien(アルティザン・リアン) |
---|---|
WEBSITE | https://www.instagram.com/artisan.lien |
ADDRESS | 東京都港区白金1丁目14-3 |
TEL | 080-5985-9689 |
OPEN | 10:00~18:00 |
CLOSE | 毎週水曜日 |
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