TORAYA CAFÉのスペシャリテである「あんペースト」を気軽に楽しめるお店が、新宿NEWoManにオープンしたらしい…。

その話を聞いて、いてもたってもいられず、TORAYA CAFÉの新店舗『TORAYA CAFÉ・AN STAND(トラヤカフェ・あんスタンド)』に行ってきました。

今回お話を伺ったのは、店長の三浦純さん(写真右)と、副店長の梅谷宗一郎さん(写真左)。「あんペースト」に込めた想いからその楽しみ方まで、たくさん話してくださいました。

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店長の三浦純さん(写真右) / 副店長の梅谷宗一郎さん(写真左)

コンセプトは「あんペーストのある生活を」

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「TORAYA CAFÉ・AN STAND」があるのは、JR新宿駅新南口に開業した商業施設『NEWoMan』のエキソト2階。新南口改札を出て新宿高島屋に向かう途中左手側に見える、ガラス張りで解放感のあるお店です。白と木目を基調にした店舗デザインは、ランドスケーププロダクツによるもの。

お店のコンセプトは、『あんペーストのある生活を』。どうして、「あんペースト」中心の店舗をオープンしたのか、その経緯から伺いました。

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三浦普段「あん」を食べている方もそうでない方にも気軽に食べていただけるような空間を提供したい。そう考えてオープンしたのが、このお店です。スタンディング席を取り入れたのも初めてですし、商品数も絞ったお店になっています。

そして、そのメイン商品として選んだのが「あんペースト」です。とらやのあんに相性の良い素材を合わせ、ペースト状に仕上げたこの商品は、トーストにたっぷり塗って食べるのがおすすめ。ただ、他にも、ヨーグルトに添えたり甘みを加えるときの隠し味としても使えたりと、実はいろんな使いみちがあるんです。

ヨーグルトに「あん」ですか? 今まで試したことがなかったですが、すごくおいしそうです!

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梅谷他にも、おもちと合わせて食べてみたり、マヨネーズと合わせてドレッシングにしてみたりと、実はいろんなメニューに合わせやすいんです。そういう「あんペースト」を生活にどんなふうに取り入れられるかを提案するのが、この「TORAYA CAFÉ・AN STAND」なんです。

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グラフィックデザイナーの仲條正義さんに描いていただいたというタイル壁画。この壁画を写真に撮ってSNSにアップされる方が多いのだそう。

「AN(あん)」の素晴らしさを、世界にも浸透させたい

店舗名にもある「AN」は、そういえば、英語で言うと意味が違いますよね? どうして「AN」を使ったんでしょう?

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三浦実は、「AN(あん)」という言葉を広めたいという想いから、あえてつけました。英語では「BEAN PASTE」ですが、スイーツっぽさに欠けるというか……。

TORAYA CAFÉとして、和洋の垣根を超えてあんの味を楽しんでほしいと考えているので、あんにある「和」のイメージを脱却し、より幅広いお客さまに知っていただくためにも、「あんペースト」を開発しました。

「あんペースト」のこだわりを教えてもらえますか?

梅谷とらやのあんに、黒砂糖やメープルシロップを加えてペースト状にして、より食べやすくしています。形状も普通のあんに比べるとなめらかなので、パンに塗りやすかったり、他のものと合わせやすかったりして、日常生活に馴染みやすい商品になっています。

「あんペースト」は、「こしあん」「小倉あん」「白ごまときな粉」の定番3種類と季節のフレーバーがあります。「こしあん」と「小倉あん」で使っている小豆は北海道産のもので、風味、色つや、舌触りなどから選りすぐったものを使っています。

そして「白ごまときな粉」に使っている白あんは、希少な白小豆を使っているんです!

白小豆? もう少し詳しく教えてください。

梅谷一般的に白あんは、白いんげんもしくは手亡豆(てぼうまめ)という2つの豆が使われているんですが、この白あんは、私たちが農家さんと契約栽培した白小豆と砂糖だけでつくっているんです。それの何がいいかというと、白あん独特の青臭さがないことです。

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梅谷例えば、白あんにバニラやチョコレートなどを混ぜると、雑味がすごく増えてしまうんですね。それが白小豆を使うことで青臭さをなくすことができるので、いろんなものと合わせやすいんです。

あんペーストを使った3つの商品を実食!

実際に「あんペースト」を使った商品を食べてみました。まずは、「あんコッペ」から。「あんコッぺ」は、こしあんのあんペーストをたっぷり使っていて、下にクリームチーズをひいています。

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あんペーストは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品と相性がいいので、クリームチーズを合わせることでまろやかな味わいが生まれて、とってもおいしいです!

パンは、京都にある「ル・プチメック」というパン屋さんに特注のものをつくってもらっているのだそう。あんペーストの甘さがより引き立ちます。梅谷さん曰く、「あんもコーヒーも両方お豆からできているため、結構合うんです」とのこと。あんペーストの甘さと、コーヒーのほろ苦さのバランスがちょうどよかったです。

続いて、「あんトースト」をいただきます。

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小倉あん(左)とこしあん(右)の、2種類のあんペーストを一度に楽しめるトースト。まずは何もつけずにカリカリ食感のトーストと食べた後、有塩バターを少しだけ塗って食べることで、2つのあんこの違いをより感じることができます。

最後に、抹茶の「あんボーロ」をいただきました。

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外側のカリカリした抹茶味のクッキーと、内側に入っているしっとりしたあんのバランスが絶妙です。少し温めたあと冷ますことで、外側のカリカリ感と内側のしっとり感が増すのだそう。種類は、プレーン、抹茶、スパイスの3つがあります。

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これからも「あんペースト」のある生活を提案をしていきたい

最後に、これからの予定について教えてください。

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梅谷そうですね。今のところ、夏はかき氷を販売する予定です。

おいしそうですね……!

梅谷また、秋冬シーズンは考え中ではありますが、季節メニューでバリエーションをつけながら、「あんペースト」のある新しい生活を提案していけたらと考えています。

そういえば、季節限定で「バニラとレモン」味が出るそうですね(※6月17日より販売中)。

三浦そうですね。これから夏にかけて暑くなってくるので、爽やかなレモンやバニラを使うことでさわやかに食べられる味に仕上げました。ヨーグルトにすごく合いますよ。

実は季節限定の「あんペースト」は、TORAYA CAFÉ10周年のときに毎月出していました。栗味やラズベリー味、抹茶味などがあり、今はその中から季節限定で6種類ほど年間で出しています。それに、新しいものも随時開発していて、あんに合いそうなものはどんどん試していく予定なので楽しみにしていてくださいね!

三浦さん、梅谷さん、どうもありがとうございました!僕は朝ごはんにパンをよく食べるので、まずはパンに「あんペースト」を塗ることから試してみようと思いました!

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