はじめまして、えみ(@himawari_emi)です。

Instagramでは、手作り料理・お菓子のテーブルフォトをメインに、日常の出来事を交えたりしながら写真を載せています。今回ご縁があり、こちらでコラムを書かせていただくことになりましたが、普段は、食べるよりもつくるのが好きな、どこにでもいるような会社員です。

お菓子づくりを始めたのは、今から一年半ほど前、友人の誕生日ケーキ選びがきっかけでした。

どこにでもあるようなケーキではなく、面白くて美味しそうなケーキを探していたときに、デパ地下・インターネットで調べても自分が求めているようなケーキがない。探してもないなら、自分でつくろうと思い、それ以来お菓子は自分でつくるようにしています。今でも、仕事終わりにいつ作っているの? いつ寝ているの? 時には大丈夫(笑)? などと言われることがありますが、ネット・雑誌・テレビ・デパ地下などで美味しそうなものを発見したら、平日でも時間があれば、ついつくってしまうほど。

さて今回は、書くことが決まってから何を作ろうか考え、これからの暑い季節に思わず食べたくなってしまうような、ひんやり冷たいデザート。見た目が鮮やかな「フルーツゼリー」を紹介させていただきます。

自宅でも楽しめて、手土産にしても喜ばれるので、もしこのコラムを読んで「自分はお菓子作り苦手だから無理かも…」と思っていた方に、これならつくれるかもしれないと挑戦してもらえたら嬉しいです。どうぞお付き合いください♪

材料(230ml型のカップ4個分)

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■ ブラン・マンジェ
※フランス語で白い(blanc)食べ物(manger)という意味で、フランスでは古くから伝わるデザートなのだそうです。その名のとうり真っ白に出来上がる冷たいお菓子で、アーモンドを使うのがオリジナル「アーモンドの豆腐」とも呼ばれるそうです。ココナッツやごまの風味でもおいしく頂けますよ

・牛乳……300cc
・砂糖……30g
・生クリーム……75cc
・ココナッツロング……50g
・板ゼラチン……6g

■ ゼリー液

・缶詰シロップ……150cc
・水……80cc
・砂糖……40g
・お湯(50~60℃)……50cc
・板ゼラチン……6g

■ 飾り付け

・マンゴー(缶)……1缶
※今回使用した缶詰:果肉240g・シロップ185cc
・ミント……適量

■ おまけの白玉

・白玉粉……40g
・絹ごし豆腐……45〜50g(固さを見ながら調整)
・砂糖…….10g

下準備

・板ゼラチンは全て浸かる位の分量外の冷水でふやかしておきます
・飾り用のマンゴーをお好みの形にカットします(今回はスライスと、サイコロ状にカット)
・下記の材料をミキサーに全て入れマンゴーピューレを作り、カップの底に注いで冷蔵庫で冷やしておきます
①果肉……80g
②砂糖……小1
③缶詰シロップ……大2

ブラン・マンジェのつくり方

1)鍋に牛乳と砂糖を入れ沸騰直前まで温め砂糖を溶かします。

沸騰直前の目安は、鍋肌にふつふつと小さな泡が立ち始めたら火を止めます。

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2)鍋にココナッツを入れ、そのまま5分浸しておきます。

3)ココナッツの香りが移った牛乳をこしながらボウルに移し、そこへふやかしたゼラチンを水気を切って入れます。

4)ゴムベラでかき混ぜながらゼラチンを溶かし、もう一度こし器を通して別のボウルに移します。

※2度も漉すのはちょっと面倒ですが、ひと手間かけることで、より滑らかな仕上がりになります。

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5)氷水を入れたボウルを用意します。

※氷水をつくるときは、保冷剤を使うと何度も使いまわせるのでおすすめです。

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6)④のボウルに生クリームを入れ、ボウルの底を氷水にあてながらとろみがつくまでゴムベラで混ぜます。

氷水がぬるくなってきたら、途中で冷たい氷水に交換するのを忘れずに。ゆっくりかき混ぜたときに、ゴムベラの跡がうっすら残り数秒で消えるくらいのとろみが目安
です。

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※ついうっかり固まりすぎてしまっても焦らないで大丈夫。湯せんにかければすぐに元通りになります。

7)とろみがついたら、マンゴーピューレが入ったカップにゆっくり注ぎ冷蔵庫で冷やし固めます。

<>strong>【ポイント】
勢いよく注ぐと、マンゴーピューレとブランマンジェが混ざってしまう可能性も。ここは焦らず丁寧にゆっくりと。冷蔵庫に入れる前に、表面が平らになるよう軽くトントンして表面をならしましょう。

カップのフチや側面についてしまったら、キッチンペーパーなどでキレイにふき取ってから冷蔵庫へ入れましょう。

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ゼリーのつくり方

1)ボウルに用意した50~60℃のお湯に、ふやかしたゼラチンを水気を切って入れ溶かします。

【ポイント】
ゼラチンは温めすぎると固まりづらくなったり、動物性たんぱく質の臭みが出てしまうので温度管理は気を付けましょう。

2)ゼラチンが溶けたら、水・砂糖・缶詰シロップを入れ混ぜます。

3)完成したゼリー液からクラッシュゼリー用に100ccを取り出し、バットに注いで冷蔵庫で冷やし固めます。

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残りのゼリー液は、はじめに作ったブランマンジェの表面が固まるまで、常温にそのまま置いておけばOKです。

おまけの白玉をつくる

今回は、冷やし固める時間を利用してトッピング用の白玉をつくってみましたが、これは時間がなければ、もちろんなくても大丈夫。簡単なので、ぜひつくってみてく
ださいね♪

1)ボウルに材料を全て入れ、耳たぶ位の固さになるまぜ混ぜ合わせ、好みの大きさに丸めておきます。

2)鍋にお湯を沸かし、丸めた白玉だんごが浮き上がってくるまで茹で、冷水にとり冷まします。

…さて、そろそろブランマンジェが固まってきた頃ではないでしょうか?

冷蔵庫から取り出して固まり具合を見てみてください。軽く振ってみて、表面がぷるんぷるんとなっていればOKです。このとき、強く振りすぎたり傾けすぎすると、キレ
イに注いだ容器の側面が汚れてしまうので気を付けてくださいね。

仕上げ

ここまでくればほぼ完成!あとは注ぐ・盛るだけの作業です。

1)あらかじめカットしておいたマンゴーを、ブランマンジェの上に並べます(写真はスライスマンゴーを使用しています)。

<>strong>【ポイント】
カップとマンゴーの間に空気が入らないよう、側面にぴたっとくっつけるように並べます。ブランマンジェがまだ柔らかいので、勢いよく並べてしまうとマンゴーが沈ん
でしまうので、ここも焦らず丁寧にゆっくりと。

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2)常温に置いておいたゼリー液をカップに注ぎ、冷蔵庫で30分~1時間冷やし固めます。

<>strong>【ポイント】
勢いよく注いでしまうとマンゴーが動いたり、ブランマンジェが崩れたりしてしまうので、カップとレードルを近づけながら、ここも焦らず丁寧にゆっくりと注いでください。表面にできた気泡は、爪楊枝などでつぶしてから冷蔵庫で冷え固めると、透き通るようなゼリーになります。

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3)カップのゼリーが固まったら、カップと冷蔵庫で冷やし固めておいたクラッシュゼリー用のバットを取り出します。

固まったかどうかの目安はブランマンジェと同じ。軽く振ってみて表面がぷるんぷるんとなっていればOKです。

4)クラッシュゼリー用のバットのゼリーは、フォークでとにかくかき混ぜます。

ここにポイントはありません(笑)。とにかく好みの形、サイズになるまでひたすらかき混ぜてください。

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いよいよ最後の作業、飾り付けです。今日はどんな盛り付けにしようかな~と考えながら、自由に盛り付けてみてくださいね。

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おつかれさまでした、完成です♪

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自宅で食べる用はグラスにつくり、お土産にするときは、100均のプラスティック容器でつくっています。

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アレンジ編

基本の作り方は同じですが、フルーツの種類、切り方、盛り付け方を変えて、こんなアレンジもいかがでしょうか!

① 黄桃をつかった薔薇ゼリー

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缶詰めの黄桃を薄くスライスして、お皿の上でぐるぐる巻いて薔薇をつくります。これを形が崩れないように軽く押さえながら、大きなスプーンなどを使いブランマン
ジェの上に移動させ、ゼリー液をゆっくり注ぎます。このとき、形が崩れてしまったら冷蔵庫に入れる前に整え直してくださいね。

② 丸ごと白桃ゼリー

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うすくスライスするのが苦手、切るのが面倒なときは、あえて丸ごといれてみても贅沢で可愛いゼリーに見えませんか?

お土産にするときは箱に詰めたり、クッキングシートを使ってラッピング。プレゼントしたお友達から、思わず「買ってきたみた~い」なんて、うれしい声が聞けるかもし
れませんよ♪

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今回は、ココナッツ風味のブラン・マンジェで作りましたが、もしココナッツが苦手な方は抜いても大丈夫。ヨーグルトムース、杏仁豆腐に変えても美味しいので、自分好みの夏の定番デザートを探してみてください!