「銀座に志かわ」と「テオブロマ」がコラボ！バレンタイン限定食パン「贅沢カカオ食パン」

UPDATE：2025.01.18

旅するパンマニア

片山智香子

高級食パン専門店「銀座に志かわ」が2025年2月1日（土）～2月14日（金）までの期間限定で、バレンタイン限定「テオブロマ監修　贅沢カカオ食パン」を全国の銀座に志かわの店舗にて販売します。それに伴い、プレス向けに試食会があったので参加してきました。

※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

・手のひらサイズのキューブ型食パンが2種類販売
・クランベリーｘカレンヅｘミルクチョコレート
・オレンジピールｘ北海道黒豆ｘダークチョコレートｘミルクチョコレート
・土屋公二氏 / ミュゼ・ドゥ・ショコラテオブロマオーナーシェフ
・銀座に志かわ

手のひらサイズのキューブ型食パンが2種類販売

左：「銀座に志かわ」の竹村喜和さん　右：「テオブロマ」の土屋公二さん

昨年に引き続き、数多くのチョコレートコンクールにて受賞経験がある日本を代表するチョコレート専門店「ミュゼ・ドゥ・ショコラテオブロマ」のオーナーシェフ、土屋公二氏監修のもと、手のひらサイズの愛らしいキューブ型フォルムの食パンを２種セット〈2,200円（税込））を２月１日（土）から販売開始します。

クランベリー x カレンヅｘミルクチョコレート

クランベリーｘカレンヅｘミルクチョコレート　/　断面

ひとつ目は、テオブロマが手掛けるマダガスカルカカオプロジェクトのカカオ豆を使用したチョコレートを生地に練りこみ、クランベリーや干しぶどうの一種のカレンヅ、ミルクチョコレートを使用した「クランベリーｘカレンヅｘミルクチョコレート」
生地はミルキーでなめたからな口あたり、チョコレートの甘さとカレンヅの酸味が加わることにより爽快感を感じます。
もちろん、このまま食べてもおいしいのですが、土屋シェフおすすめのアレンジ方法は、スライスした上にバターをのせていただくというもの。
バターをのせるだけで、アルコールのアテにも良さそうな味わいになるのが不思議。

オレンジピールx北海道黒豆ｘダークチョコレートｘミルクチョコレート

オレンジピールｘ北海道黒豆ｘダークチョコレートｘミルクチョコレート /　断面

ふたつ目は、スペイン・バレンシア産の香り高いオレンジピールや北海道産黒豆を加え焼き上げた「オレンジピールｘ北海道黒豆ｘダークチョコレートｘミルクチョコレート」
チョコレートと柑橘系の相性が良いことは以前から知っていたのですが、そこに黒豆が加わると、どのような味わいになるのか興味津々でいただいたところ、これが非常に相性が良くて驚きました。
チョコレートとは違った和な甘み、全体の味わいを引き締めるようなオレンジピール。フルーティーさも存分に感じることができる一品です。

土屋公二氏 / ミュゼ・ドゥ・ショコラテオブロマオーナーシェフ

「テオブロマ」の土屋公二さん

チョコレート好きならば知らない方はいないと思いますが、ご存知ない方のために土屋公二シェフのことについて改めて紹介させて頂きますね。
「ミスターカカオ」の異名を持つ、土屋公二氏は、チョコレート専門店「テオブロマ」のオーナーシェフで、サロンドゥショコラパリにおいてCCC（フランスのチョコレート品評会）で外国人部門最優秀味覚賞（２０１５年）、世界のベストショコラティエ１００人に選出（２０１９年）されるなど、名実ともに日本を代表するショコラティエ。
２０１６年から２０１８年５月まではJICA（国際協力機構）協力のもと、それ以降はテオブロマ独自で、マダガスカル・アンバンジャ地域の低所得農民への援助を行っています。
現地の小規模農家に、より良い品質のカカオを作っていただき、生活レベルを向上させようという活動なのだそう。試食会当日も土屋シェフから直接、プロジェクトへの思いを聞いたのだけれど、一過性で終わらすことなく、みんなで向上して行こう！という気持ちが伝わり熱い気持ちにもなりました。
今回のバレンタイン限定食パンにも使用されているチョコレートの売上金の一部は、マダガスカルの小規模農家へ寄付される予定になっているとのこと。