【京都三条】「ベルアメール京都別邸」で楽しみたい和の伝統美あふれるスイーツとパフェ
CAKE.TOKYO編集部
街を歩けば、タイムスリップしたかのようにあちこちに古き良き日本の面影が感じられる古都・京都。歴史を感じる街の佇まいの中に、日本の伝統文化の美しさを発信するショコラ専門店「ベルアメール京都別邸 三条店」はあります。京都の古い町家をリノベーションしたショップやショコラバーで楽しめるのは和の素材がいかされたショコラスイーツ。季節限定のデザートなど「ベルアメール京都別邸」ならではのスイーツの数々をご紹介しましょう。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
築100年以上の京町家を改装した素敵空間
高塀に囲まれたお屋敷風の佇まいの外観
京都地下鉄「烏丸御池」駅から徒歩7分。赤レンガのレトロな洋風建築や、京都ならではの街並みが続く三条通を歩けば、「ベルアメール京都別邸 三条店」が見えてきます。目印は瓦屋根の門にかかったロゴ入りの赤いのれん。のれんをくぐると小さな庭があり、石畳の先にレトロな町家が立っています。
築100年以上の京町家を改装した店舗は間口が狭く、奥行きが長い京町家ならではの造り。2階までの吹き抜け空間や、年代を経た大きく太い柱や梁など、そこかしこに京町家の情緒が感じられます。
伝統的な和の空間でキラキラ輝くショコラ
ショコラの他に日持ちがする焼き菓子などもあります
「ベルアメール京都別邸」は、日本のショコラを追求する「ベルアメール」の中でも、日本を代表する古都・京都をテーマにし、世界に向けて日本の伝統文化や美を発信していくために作られたブランド。使用する素材やビジュアルデザインなど、いずれも日本を意識したものが取り入れられ、ショコラの本場フランスやベルギーにはない“ザ・ジャパン”を表現したショコラになっています。
1階は「ベルアメール京都別邸」ブランドのショコラや焼き菓子などが販売されるChocolat Shop(ショコラショップ)、2階はChocolat Bar(ショコラバー)になっています。1階のガラスケースや棚にはショコラやスイーツがぎっしり。和の情緒あふれる空間の中に飾られた鮮やかなパッケージのショコラやスイーツはひときわキラキラと輝いています。
左上:「瑞穂のしずく」、右上:「彩ショコラ」、左下:「彩ショコラ」、右下:「スティックショコラ」
販売されているのは、枡に見立てたショコラの中に日本酒や抹茶などの日本の素材をジュレにして、流し込んだ「瑞穂のしずく」。和の花や毬の形をしたショコラにガナッシュなどを忍ばせた「彩ショコラ」。和の図柄をプリントしたショコラなどを棒つきショコラに仕立てた「スティックショコラ」など、和の伝統を感じさせながらもモダンなデザインがオシャレです。
「京都別邸」ブランドのショコラは、この本店と「ジェイアール京都伊勢丹店」でしか買えないため、京都のお土産にもぴったり。美しいショコラを見ながら、どれにしようか迷うのも旅のいい思い出になりそうですね。
目にも舌にもうるわしい和のデザート
窓の外には京都らしい町並みが広がります。
2階に上がるとカフェ空間が広がります。仕切りのないひとつづきになったフロアは天井が高く、窓からは自然光が指す明るい空間です。天井の大きな梁や木造の窓枠、手すりなどは、いずれも築100年の歴史を感じさせるものばかり。置かれているアンティーク風の家具が古民家の風情と見事に溶け合い、どこか懐かしい温かみのある空間になっています。
この京都らしい空間で楽しめるのはショコラ専門店ならではの本格スイーツや、ショコラとコーヒーや紅茶、アルコールなどのドリンクとのマリアージュ。季節限定のアシェットデセール(皿盛りデザート)やパフェなど単品のデザートのほか、アフタヌーンティーや軽食まで用意され、一日中、楽しむことができます。四季折々の季節に合わせたデザートが好評なショコラバー。この夏に楽しみたいおすすめのスイーツを紹介しましょう。
ふたつの味の甘いハーモニー「ホワイトチョコレートとメロンのミルフィーユ」
メロンとホワイトチョコのミルフィーユ ショコラ仕立ての桝/¥2,420(税込)
季節限定のアシェットデセール「メロンとホワイトチョコのミルフィーユ ショコラ仕立ての桝」。京都別邸の代表的なショコラ「瑞穂のしずく」をイメージしています。
枡に見立てたメロンフレーバーのホワイトチョコレートの中は、香ばしく焼き上げたパイ生地、ホワイトチョコレートクリーム、カスタードクリームが重ねられたミルフィーユになっており、さらに枡の中にはゴロッと大振りにカットされたフレッシュメロンと赤肉のメロンが入っています。皿に飾られているのは丸くカットされた2色のメロン、ホワイトチョコレートクリーム、レモンのジュレ、メロンのソルベ。食感のアクセントにアーモンドやピスタチオを散らしています。
枡のかたちをしたミルフィーユが絶品! パイ生地がサクサクと軽い口当たりで、ミルキーな甘さのホワイトチョコレートクリーム、瑞々しいメロンとの相性がぴったり。甘さも控えめで最後のひとくちまでメロンのジューシーな味わいを楽しめます。
夏らしく爽やかな「メロンのショコラパフェ」
こちらも季節限定の「メロンのショコラパフェ」。ピンと立ったホワイトチョコレートの飾りがアート作品のようです。
メロンのショコラパフェ/¥1,760(税込)
グラスの底には涼やかな透明のレモンジュレ。その上に赤肉メロンのソースを敷き、ホワイトチョコレートクリームをたっぷりと絞っています。食感のアクセントになるサクサクのクランブルの層の上に、ゴロゴロとカットされたフレッシュメロンがぎっしり詰まり、さらにトップにはメロンのソルベとスライスしたメロンが飾られます。まさにメロン尽くしのパフェです。
ホワイトチョコレートのコクのある甘さを感じながらも、レモンジュレやジューシーな果汁たっぷりのメロンが爽やかで、夏らしいさっぱりとした味わいのパフェになっています。
宇治産有機抹茶が香る「京抹茶とショコラのパフェ」
もうひとつ、パフェをご紹介。京都を訪れたら、やはり食べたいのは抹茶スイーツ。ホワイトチョコと抹茶を合わせたショコラ専門店ならではの「京抹茶とショコラのパフェ」が楽しめます。
京抹茶とショコラのパフェ/¥1,480(税込)
目の前に現れたパフェのビジュアルに思わず歓声が上がります。和の花柄が転写されたホワイトチョコレートの蓋で閉じ込められたグラスの底には、カスタードクリームと抹茶味のケーキクラムが敷き詰められ、その上に抹茶クリームが高々と絞られています。
周りを飾るのは抹茶ゼリー、白玉、カットしたイチゴ。さらにその上からバラの花びらや赤すぐりがちりばめられています。抹茶クリームの上にはあずきと砕いたクルミがトッピングされ、和の味わいを高めます。ホワイトチョコレートの上にのせられているのは抹茶アイスクリーム。和の要素がギュッと詰まったパフェです。
蓋になっているチョコレートをパリンと割って、下の抹茶クリームと一緒に食べるのがコツ
抹茶には京都・宇治田原の老舗「播磨園」のものを使用。石臼を使い丁寧に作られる「播磨園」の抹茶は香り高く、色鮮やかで、まろやかな味が特徴です。ミルキーでコクのある甘さのホワイトチョコレートとほろ苦い抹茶、甘酸っぱいイチゴのバランスが絶妙。白玉のモチモチした食感や、クルミの香ばしさなど多彩な味わいのハーモニーにうっとりしてしまいます。
パティシエが作ったスイーツのようなかき氷「淡雪ベリー」
暑い夏の盛りに食べたい、ひんやり冷たいかき氷。「ベルアメール京都別邸」のかき氷は、パティシエの技と感性がいかされたスイーツのようなかき氷。抹茶とベリーの2種類が用意されていますが、「かき氷 淡雪ベリー」をご紹介しましょう。
かき氷 淡雪 ベリー/¥1,760(税込)
ほんのり甘酸っぱいベリーシロップをまとわせたふわふわの氷の上に帽子のように乗っているのは、香ばしくキャラメリゼされたクレームブリュレ。その周りをベリーのコンポートやルビーチョコレートなどが飾ります。スプーンで氷をすくうと、中からフランボワーズのソルベ、カスタードクリーム、バニラアイスが現れます。
冷たい氷とともに味わうほろ苦く甘いブリュレ、コクのあるカスタードクリーム、クリーミーなバニラアイス。さまざまに現れる多彩な味わいのハーモニーにワクワクさせられ、最後まで飽きずに楽しめます。
京都ならではの魅力がいっぱいのショコラバー
ガラスケースに入って運ばれてくる「ベルアメール京都別邸」のシグニチャーショコラ「瑞穂のしずく」から好きな粒を選んで、ドリンクと合わせて楽しむメニューも好評
長い歴史の中で多くの美しいものを生み出してきた京都。その京都発信のショコラをテーマにした「ベルアメール京都別邸」は京都ならではの味と情緒を楽しめる空間です。「京都御所」や「錦小路市場」など、人気観光スポットも徒歩圏内。京街歩きの合間にほっとひと息つきに訪れてみてはいかがでしょう。
SHOP INFORMATION
SHOP | ベルアメール 京都別邸 三条店 |
---|---|
WEBSITE | https://belamer-kyoto.jp |
ADDRESS | 京都府京都市中京区三条通堺町東入ル桝屋町66 |
TEL | 075-221-7025 |
OPEN | 10:00~20:00(L.O. 19:30) |
CLOSE | 不定休 |
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