【東京・茅場町】まるごと桃のタルトに、濃厚なプリン。「Pâtisserie ease(パティスリーイーズ)」で味わう、五感がほどけるスイーツ時間
スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー
manami
日本橋兜町の一角に佇む「Pâtisserie ease(パティスリー イーズ)」は、果実や素材の持ち味を見極めながら、1g、1℃、1㎜にもこだわって、ひとつひとつに想いを込めて仕上げられたスイーツが並びます。
アンティーク調の落ち着いた雰囲気の店内でいただく、夏限定の桃のタルトや、イートイン限定のカスタードプリン。ここでしか味わえない特別なスイーツをご紹介します。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
街角にひっそり佇む 深い緑のパティスリー
東京メトロ・茅場町駅から歩いて3分ほど。ビジネス街の静かな一角に、落ち着いた深緑色の外観がやさしく溶け込んでいます。まるで街角にひっそりと現れる“お菓子のアトリエ”のような雰囲気が印象的です。
目を惹くおしゃれな外観。
平日の朝に訪れると、オープンを待つ5組ほどの方の列ができていて、その人気ぶりに自然と期待が高まります。
テラス席でのイートインも可能です。
心地よい空間にそっと寄り添う 美しいお菓子たち
店内に入ると、まず目に留まるのが、フィナンシェやカヌレ、マドレーヌなどの焼き菓子が整然と並ぶ棚。ひとつひとつが丁寧に焼き上げられているのが伝わってきます。
ひとつひとつに丁寧に焼かれた焼き菓子たち。
奥のショーケースには、まるで宝石のように美しいケーキたちがずらり。Pâtisserie ease定番の人気商品アマゾンカカオのティラミス、シュークリーム、そしてシーズナルのケーキやタルト、、、どれにしようかと悩むその時間も、ここで過ごす大切なひとときです。
宝石みたいに並ぶケーキに思わず見惚れてしまいます。
オープンキッチンからは、お菓子をつくる音や香りが届き、訪れる人すべての感覚にやさしく語りかけてきます。
ひとり時間にも心地いい、カウンター席は7席のみ
また手土産用の焼き菓子や、ゼリーなどはパッケージデザインも洗練されていて、ギフトや手土産にしたくなるお菓子ばかりです。
洗練されたパッケージも魅力のひとつ
夏のご褒美に。桃を丸ごと使った贅沢タルト
オープンキッチンの奥では、桃のタルトの仕上げがちょうど行われていました。
ひとつひとつの工程がとても丁寧で、目の前でスイーツが完成していく様子に思わず見入ってしまいます。
つややかなソースをたっぷりと。
シェフパティシエの大山恵介さん。
夏の人気メニューとして登場する、まるごと桃を使ったタルト。
つるんとした美しい表面に、思わずうっとり。
夏らしい涼しげなお皿との相性もバッチリで、まるで芸術作品のよう。
桃のタルトはその人気ぶりから、午前中で完売してしまうこともあるのだそう。
ここだけでしか味わえない、まさに夏だけのご褒美タルトです。
桃をまるごと一個使用。桃好きにはたまらないビジュアル。
ナイフを入れると、中からパッションフルーツと桃のマリネ、ふんわりなめらかなディプロマットクリームがとろり。
ひと口食べると、みずみずしい桃の甘さと、パッションフルーツのさわやかな酸味がふわっと広がって、思わず顔がほころびます。
タルトの縁にまぶされたココナッツがふわりと香って、どこを食べても少しずつ違うおいしさ。食べ進めるたびに、気持ちが満たされていくのを感じます。
とろりとこぼれるクリームと、ジューシーな果肉。夏のご馳走です。
イートイン限定。濃厚カスタードプリン
すこしほろ苦いカラメルと、やわらかな甘さのバランスが絶妙。
プリン好きにはたまらないのが、「カスタードプリン」¥1,200(税込)
つややかなプリンの上に、まんまるのバニラアイスがちょこんと乗っていて、その可愛らしさに思わず心がときめきます。
ひと口食べると、卵のコクがぎゅっと詰まった濃厚な味わいと、とろけるようになめらかな食感にうっとり。ビターなカラメルと、冷たいバニラアイスが絡まり合って、甘さとほろ苦さのバランスが絶妙です。
ラムレーズンの香りがふわり。ちょっと大人な味わい。
ふわっとやさしい口当たりの生クリームは別添えで提供されます。
スプーンでクリームをすくい、プリンと一緒に食べると、まろやかなミルクの風味が加わって、また違う表情を楽しめます。
やさしいバニラの香りと濃厚なプリン。
スイーツに合わせたのはアイスカフェラテ ¥700(税込)
エスプレッソの苦味とミルクのやさしいコクがスイーツとの相性がぴったりです。
ミルクとエスプレッソがゆっくり溶け合います。
お菓子を通して、五感にふれる“やさしい体験”を
「Pâtisserie ease」がこの地に誕生したのは2020年。再開発が進む兜町エリアに、かつての活気を取り戻したいという想いから、このプロジェクトに加わったのだそう。
「特別な技術よりも、当たり前のことをていねいに。」
そんな想いが、丁寧に作られるスイーツからも伝わってきます。
自然光がやさしく差し込む、落ち着いた店内。
素材の産地やトレンドにとらわれすぎず、その時いちばん良いものを見極めて、1g、1℃、1㎜にまでこだわり抜く。素材本来の魅力がまっすぐ伝わってくるスイーツたちは、飾りすぎず、でも心がほどけるようなやさしさに満ちています。
飾らずに、丁寧に。まっすぐに焼き上げられたフィナンシェ。
Pâtisserie easeが大切にしているのは、お菓子そのものの味わいだけでなく、それを囲む空間や香り、口にしたときの余韻までを含めた“体験”。
五感がふっとほどけていくようなひとときを、ぜひ日本橋兜町で体感してみてください。
ここでしか味わえない、特別なスイーツに出会える場所です。
SHOP INFORMATION
| SHOP | Pâtisserie ease(パティスリー イーズ) |
|---|---|
| WEBSITE | https://patisserie-ease.com |
| ADDRESS | 東京都中央区日本橋兜町9-1 |
| TEL | 03-6231-1681 |
| OPEN | 11:00〜18:00 【イートイン時間】11:00-17:00 L.O |
| CLOSE | 水曜日 |
人気の記事
-
【横浜・みなとみらい】限定新作メニューを紹介!「I’m donut?(アイムドーナツ?)横浜臨港パーク」「dacō(ダコー)横浜臨港パーク」横浜ティンバーワーフに同時オープン!
CAKE.TOKYO編集部
-
【大丸東京店にオープン】建築×パティスリー。小住匡彦が描く“唯一無二のスイーツ建築”──「Masahiko Ozumi Paris(マサヒコ オズミ パリ)」東京初出店
CAKE.TOKYO編集部
-
【2025年】駅ナカで手に入る!JR品川駅でおすすめのお土産5選!話題のスイーツをチェック
CAKE.TOKYO編集部
-
【渋谷・宮益坂】10月11日オープン!「I’m donut?宮益坂(アイムドーナツ?)」&平子シェフの新ブランド「Neo Nice Burger(ネオナイスバーガー)」が誕生
CAKE.TOKYO編集部
-
【福岡発】極上クリームパイの専門店「onomatopée(オノマトペ)」が渋谷MIYASHITA PARKに期間限定オープン!
CAKE.TOKYO編集部
おすすめ記事



