あらゆる分野の作家さんが、心を込めてつくった作品が集まるオンラインのハンドメイドマーケット『minne』では、2016年4月から、新しく食品の取り扱いをスタートしました。今回はコラボレーション企画として、全4回に渡って、『minne』に食品を出店するつくり手さんの紹介をしていきます。

今回お話を伺った『FORU GRANOLA(フォル・グラノーラ)』は、サクッじゅわっの新食感を追求した黄金比のグラノーラ。 代表の平井さんは早稲田大学在学中に、オーストラリア・シドニーにある『bills(ビルズ)』一号店で、総料理長のアシスタントを務めた経験を持ちます。帰国後、日本初のブリュレフレンチトースト専門店『ForuCafe(フォルカフェ)』をスタート。

そんな彼女が朝食に提案するグラノーラには、オーストラリアへの思い入れが詰まっています。食を通じて、多くの人のライフスタイルを彩りたいと願う平井さんのお話を伺いました!

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「サクッじゅわっ」がポイントの黄金比グラノーラ

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平井フォル・グラノーラは、口に入れた瞬間“サクッ”と軽やかに広がり、噛めば噛むほど“じゅわっ”と風味が広がる、その食感が魅力です。選び抜いた素材を、独自に開発した黄金比のシロップに絡めて焼き上げているので「黄金比グラノーラ」と呼んでいます。

現在は、直営店ForuCafeと、『minne』や公式ホームページでのオンライン販売の他、百貨店やイベントでのポップアップショップなども定期的に行っています。今回は、平井さん自らにオススメの食べ方を紹介していただきました。

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平井まずはグラノーラをそのままを味わってほしいです。シリアル独特のパサパサ感がなくジューシーなので、その違いが分かっていただけると思います。その後、クリーミーなヨーグルトと一緒にお召し上がりいただくのがオススメです。私たちのグラノーラは“軽やかな食感”を追求しているので、材料のオートミールは薄くて上質なものを使用しています。だから牛乳よりも水分の少ないヨーグルトの方が、グラノーラがふやけ過ぎず本来の美味しさを楽しんでいただけると思います。

平井さんオススメの食べ方のポイントは、グラノーラの量をヨーグルトよりも多めにすること。 甘さの調節にはハチミツです。トッピングにバナナやラズベリーをのせれば、見た目もかわいい朝食が簡単にでき上がりです。

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今回試食させてもらったのは、スタンダードな「オリジナルグラノーラ」。噛めば噛むほど、メープルシロップのジューシーな味わいが口の中に広がります。一つひとつの粒が小さめで、サクサクの軽い食感なので、いくらでも食べられそう。

このグラノーラ、実は平井さんがスタッフの朝食につくったのが好評で、商品化が決まったのだそうです。

日常の延長線上で、自分たちが本当に大好きなものを提供したい

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平井 『フォルカフェ』を開業したのは、大学生のとき。オーストラリアから帰国後に、単発の料理教室や、カフェ営業をしていたのがきっかけです。「継続したい」「ビジネスとして成り立たせたい」という思いから、お店を持つことを決めました。

平井 創業メンバーとは、昨年までシェアハウスをしていて、 毎朝一緒に朝食を作って食べるのが習慣でした。その時に私が何気なくつくったグラノーラを、みんなが「おいしい!おいしい!」って食べてくれて。 たまたま『フォルカフェ』に来られた食通のライターの方も食べて絶賛してくださいました。

その後、イベント出店時に行ったテスト販売ではすぐに完売。手応えを感じて、本格的に商品化に踏み切りました。

平井グラノーラをつくるなら、とことんオーストラリア産の素材にこだわった商品にしたいと思いました。でも、日本で手に入るグラノーラの材料は、アメリカ産のものが主流。そこで、 オーストラリア大使館にお伺いしたりして、オーストラリア産の材料が手に入るルートを紹介してもらったんです。

そこまでして平井さんがオーストラリアにこだわるのには、現地の『bills』で働いた経験が大きく影響しているから。

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平井オーストラリアは、朝食文化がとっても豊かなんです。シドニーのカフェは朝7時には賑わっているお店が多くて。みんな出勤前に朝食をとったり、コーヒーを飲んだり、思い思いの有意義な時間を過ごしていました。自家製のグラノーラを提供しているところもたくさんあるんです。それはまさに「待ちきれない朝」だと思うんです。

6種類ある定番グラノーラは、オーストラリアの名所や地域がコンセプトになっていて、オリジナルのカードが添えられているほど。

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『待ちきれない朝、お届けします』

フォル・グラノーラのこのキャッチコピーには、平井さんが肌で感じた現地の素敵な朝時間を演出したいとの想いが込められています。

平井私たちスタッフも、明日の朝食はグラノーラにしよう!と決めると楽しみで仕方なくなるくらいに、フォル・グラノーラが大好きなんです。手にとってくれた人が、このグラノーラがあるだけで、次の日の朝が待ちきれなくなるような商品であってほしいと思っています。

レターをイメージしたパッケージは、蓋を開けると『especially for you』のメッセージが。大事な人へのちょっとしたギフトに使ってもらうための心遣いです。

平井例えば、ギフトでかわいいお花の形のせっけんをもらっても、もったいなくてなかなか使えなかったりしませんか?私自身、食べ物の方が嬉しくて(笑)。このグラノーラなら、パッケージもギフトにぴったりでちょうどいいサイズ感なので、プレゼントにも使ってもらいやすいと思っています。

日常にちょっとした「特別」のエッセンスを加えることを常に心がけている平井さん。フォルカフェでは、 フレンチトーストの他に、アメリカで人気に火がついた「ドラフトコーヒー」も楽しむことができます。

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ドラフトコーヒーとは、ビールサーバーから注ぐ、見た目はビールのような窒素入りのコーヒーのこと。

7時間かけて水出しをしたこだわりのブレンドのコーヒーに窒素を混ぜて抽出することで、生ビールのようなきめ細やかな泡が立ち上がります。全米ではすでに大流行しているこのドラフトコーヒーを扱っているお店は日本にまだまだ少ないそう。

平井シンガポールでフォル・グラノーラの販売を行った際に、このコーヒーに初めて出会って感動したんです。機材を手配するのに苦労しましたが、『フォルカフェ』のブリュレフレンチトーストにぴったりのドラフトコーヒーを、どうしてもお客さんに届けたくて。

行動派の平井さん。『minne』を利用し始めて嬉しかったことがあるようです。

「おいしい!」のレビューにスタッフみんなで大喜び

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平井『minne』のオンラインストアは、レビュー機能が付いている点がすごく気に入っています。「おいしい」とコメントを頂くたびに、スタッフみんなでシェアして喜んでいるんです。東京だけではなく、北は北海道、南は沖縄まで日本全国からそんなあたたかい声を届けていただけるのはとても嬉しいですね。

何気ない日常をもっとHAPPYに。「待ちきれない朝」はすぐ手に入る

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平井私たちのコンセプトは、『Make life delicious』。ゆくゆくは食を起点にライフスタイルをトータルで彩ることを目指しています。フォルグラノーラで、「待ちきれない朝」をみなさんにお届けできるのであればこれ以上の喜びはありません。

なんだか最近ときめきが少ないな…、そんなときには、『minne』ですぐに素敵な朝のお届けをオーダーしてみてはいかがでしょうか?

SHOP INFOMATION

NAME FORU GURANOLA(フォル・グラノーラ)
URL https://minne.com/forugranola
ADDRESS 東京都新宿区西早稲田2-4-26
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※他、臨時休業する場合があります