こんにちは、えみ(@himawari_emi)です。

ついつい食べすぎ、飲みすぎ……と、生活スタイルが不規則になるお正月。少しだけ身体にやさしいデザートはいかがでしょうか?今回私が選んだのは、「グルテンフリー」デザート。

ここ数年、テレビや雑誌でもよく耳にすることが多いかもしれません。簡単に言うと、「グルテン(小麦・大麦など穀物の胚乳から生成されるたんぱく質)」を含まない食品のこと。

完全に置き換えるのは無理でも、今回のように少し意識するだけで、おいしく簡単にスイーツをつくることもできます。

そんなグルテンフリーデザートの中から、「ベイクドチーズケーキ」をつくってみました。めんどうな洗い物も少なくするために、ワンボールで。とっても簡単なのにしっとり濃厚、そんなチーズケーキをぜひお試しください。

dots

【 材料 】 

パウンド型 : 21㎝×8㎝×6㎝
丸型 : 直径15㎝

cheesecake_01

・クリームチーズ……350g
・サワークリーム……50g
※入手困難場合はクリームチーズに置き換えてください
・グラニュー糖……70g
・生クリーム……130g
・卵……2個
・コーンスターチ……大さじ1
・レモン果汁……大さじ1
・バニラオイル……適量
・お湯……適量
※熱湯ではなく60度くらいのお湯

【 下準備 】

・クリームチーズ・サワークリーム・生クリーム・卵は室温に戻しておく
・オーブンを160度で予熱する
・型の内側にクッキングシートを敷く
・型を覆うようにアルミホイルで包んでおく
 ※湯せん焼するので水の浸入を防ぐため

【 つくり方 】

1)大きなボウルに室温でやわらかくしたクリームチーズ・サワークリームを入れ、ハンドミキサーで塊がなくなるまでしっかり混ぜます。

2)①のボウルにグラニュー糖を一度に加えてしっかりと混ぜます。

3)②のボウルに、直接卵を2回に分けて入れしっかり混ぜます。

cheesecake_02

4)③のボウルに生クリーム・レモン果汁・バニラオイルを加え、ゴムベラに持ち替えてしっかり混ぜます。

5)コーンスターチをだまにならないよう茶こしでふるいながら入れ粉が見えなくなるまでしっかり混ぜます。

6)クッキングシートを敷いた型に生地を流し入れ、軽くトントンと型を落として空気を抜き天板に置きます。

7)天板の半分ぐらいまでお湯を注ぎ、160度に予熱したオーブンで60分湯せん焼します。

オーブンのクセもあるので、焼き上がりの具合いを見ながら時間は調整してください。

★ ポイント
途中表面の焼色が濃くなり気になるときは、アルミホイルを被せてください。

cheesecake_03

8)焼きあがってもすぐにオーブンから取り出さず、扉を開けた庫内でゆっくり冷ましていきます。

完全に熱が取れたら冷蔵庫で半日~1日しっかり冷やして完成です!個人的には2日目が生地がしっとりとなじんでおいしいと思います。

【 おまけ 】

今回レシピ作成するにあたり、さまざまな種類の型で焼いてみたところ、チーズケーキづくりでよくある失敗『しぼんでしまう・凹んでしまう』この壁に悩まされました。

なんと焼いた数 8回!!

全て分量・温度・型を変えたりと実験しながら、今後の参考までに私なりの気づいたことを書いておこうと思います。

・パウンド型で焼くと丸型よりも凹みが目立ちます。同じくらいの凹みでも、カットした後の形を見ると、丸型よりもパウンド型の方が凹んでいるように見えてしまうので、見た目重視したい時は丸型で焼いた方が良いと思います。

・型の素材で焼き上がりが違います。テフロンだと熱伝導が悪いのか凹みがものすごく、ステンレスだとパウンド型で焼いても、明らかに凹みが少ないという結果になりました。

・温度は低温でじっくり蒸し焼き。170度だと焼き上がりは膨らんで成功したように見えても、冷まし終わったころにはしぼんでしまいます……。

cheesecake_04

ステンレス製のパウンド型で焼いた少し凹んでしまったチーズケーキ

今回のこのチーズケーキ。『ベイクドチーズケーキ』以外にも、『ニューヨークチーズケーキ』と呼んでみたり、パウンド型で焼けば『チーズテリーヌ』とも呼ばれるケーキにもなります。濃厚・しっとりチーズケーキ。つくり方は混ぜて焼くだけなので、ぜひお試しください。

cheesecake_05