北海道産素材と熟成の技から生まれる逸品「熟成バスクチーズケーキ」の実食レポート!
CAKE.TOKYO編集部
バスクチーズケーキは、フランスとスペインにまたがる美食の地・バスク地方で誕生したチーズケーキのひとつ。高温短時間で焼き上げるため、表面のこんがりとした焼き色と、口の中で溶けるなめらかな食感が特長です。
このバスクチーズケーキを日本でで気軽に味わってもらいたいという思いから、数百回もの試作を重ねて完成したのが今回ご紹介する「熟成バスクチーズケーキ」です。
“熟成”というワードがとっても気になる・・!と、いうことで、今回の編集部のおやつにいただきます!
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
500回以上の試作を重ねた熟成バスク
箱をあけた瞬間にふわっと濃厚なチーズの香り
材料がシンプルなだけに素材の質が非常に重要な「バスクチーズケーキ」。
理想の味を追求し、世界中のクリームチーズを試した結果、たどり着いたのが北海道産のクリームチーズと生クリーム。
フランス・ノルマンディー地方と同様の冷涼な気候で育まれた北海道の生乳は、コクが深く、「熟成バスクチーズケーキ」の洗練された味わいを支えています。
なめらかさが伝わってくる断面
切り分けて、サーバーで持ち上げてみると“もったり”とした濃厚さが伝わってきます。
グルテンフリーで作られていると、一般的には形が崩れてしまいそうなところを、熟成によって余分な水分を飛ばすことで、クリーミーでありながらもしっかりとした食感を堪能することができます。
“熟成”と“非熟成”を食べ比べ!
素材や焼成条件はすべて同じ。“熟成”という工程を加えるだけでどれほどの違いが得られるのか・・早速、食べ比べていきます!
熟成バスクチーズケーキ
やや弾力を感じるなめらかさ
熟成されたバスクチーズケーキの香りは、チーズの深みやコクが際立ち、より濃厚で奥深い香り。この香りの違いだけで、食欲がそそられます。
熟成させたものは、しっとりとした重さを感じ、口当たりがよりなめらかでクリーミー。
口に入れた瞬間に広がる濃厚さとともに、チーズの旨味がだんだんと広がるような感覚が味わえます。熟成によって、水分が抜けてぎゅっと凝縮されたことで、チーズそのものの風味が深く感じられます。
味わいは、時間をかけることで酸味がまろやかになり、甘さとコクがバランスよく口のなかで溶けあいます。口に残る後味は、より深く、複雑で、チーズの濃厚な旨味をじっくり楽しめる仕上がりです。
チーズの発酵が進んだかのような芳醇で豊かな風味が広がり、これが熟成の醍醐味だと感じました。
非熟成バスクチーズケーキ
非熟成も食べ比べ!
非熟成のものは、焼きたてならではの香ばしいチーズの香りが強く、鼻をくすぐるような軽やかな香りが漂います。
非熟成のバスクチーズケーキは、焼きたてのふわっとした軽い食感。スプーンを入れるとすっとなめらかに切れ、口の中でふんわりと広がる柔らかさが特徴的。
味わいに関しても、非熟成のバスクチーズケーキは、クリームチーズのフレッシュで爽やかな風味で、チーズケーキならではの酸味が心地よく、軽やかで食べやすい一品です。
おすすめのペアリング
今日はどちらから食べようかな?
非熟成のバスクチーズケーキは、焼きたてのフレッシュな風味や軽やかな食感を楽しみたい方におすすめ。ダージリンやアールグレイなどの紅茶にぴったりです。
一方で、じっくりとしたコクや濃厚なチーズの味わいを堪能したい方には、熟成されたバスクチーズケーキがぴったり!コーヒーはもちろん、お酒とあわせてもひと味違った魅力をさらに楽しめそうです。
今回の食べ比べでは、熟成と非熟成、どちらにもそれぞれの魅力があり、同じチーズケーキでも、時間の経過によってこんなにも変わるものなのかと驚かされました。
ぜひ、みなさんも両方を食べくらべて、気分や好みによって選んだり、違いを楽しんでみてはいかがでしょうか?
SHOP INFORMATION
SHOP | 熟 BASQUE(ジュク バスク) |
---|---|
MANAGEMENT | 株式会社ビースリー |
PRODUCT NAME / PRICE | 熟成と非熟成の食べ比べセット!!熟成バスクチーズケーキ / ¥7,200(税込) |
WEBSITE | https://agingcheesecake.jp |
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