つくったお菓子や朝食、自宅近くの風景、お出かけ先で撮った写真など、ふだんの日常を素敵に写し取る長野在住のインスタグラマー、@shewhoeatsさん。そんな彼女の切り取るセンスに惹かれて、フォロワーはなんと10万人近く!
日光が柔らかく差し込み、どこか北欧ライクな写真に仕上がっているおしゃれな写真はどうやって撮るのだろう? その写真のつくりかたのポイントを、@shewhoeatsさんに教えてもらいました。
Instagramをはじめたきっかけは?
もともとブログをやっていて、周りのブロガーさんがInstagramをやっているのを見て楽しそうだった、というのがきっかけです。
何をテーマに写真を撮っていますか?
基本的には食べ物。日常の風景写真、旅に出たときは街の写真なども撮っています。
写真を撮るときは、どのカメラを使っていますか?
Instagramでは99% iPhoneを使って写真を撮っています。
写真の編集は、どんなアプリケーションを使っていますか?
Instagramに写真をアップするとき、正方形の配置で気をつけていることはありますか?
構図はバランスを考えるようにしていますが、構図に限らず写真が全体的にいつも同じにならないようにしたいとは思って、配置を変えています。
お菓子が映える盛り付けのコツは?
お菓子の種類によっても違いますし、写真で見栄えがするものと実物の見栄えはまたちょっと違うので一概に言えませんが…、写真について言えば、作ったものの特徴がわかる、またはいちばんおいしそうに見える部分を見せるように盛る/撮るのがポイントかなと思います。
写真を撮ってから、アップロードするまでの手順は?
① カメラアプリで撮影(通常はCamera+ですがiPhoneのカメラのことも)
② 使う写真を選ぶ
③ 画像を編集する
④ Instagramアプリで最終調整して投稿(シャープネス、彩度、画像の角度など)
たいてい、Camera+で大まかな明るさやコントラストなどを調整したのちに、VSCOでいくつかフィルターをかけてみて、そのとき自分で気に入ったものを選んでいます。ここでも色やコントラストの調整をしますが、いつも決まったフィルターや編集をしているわけではありません。
このプロセスで、実際に投稿されたBEFORE→AFTER写真はこちら。
【BEFORE】
【AFTER】
露出度を高くして、シャープネスを強くするなど、比べてみると違いがよく分かります。明るくする分色が見えづらくなるため、コントラストを強くすることで、輪郭がはっきり見えるように調整しています。
さらに、、もう一枚、BEFORE&AFTERの写真。構図はすでに素敵なのですが、AFTERの写真では、VSCOの「S2」フィルターをベースにInstagramのアプリで調整することで、自然光とメリハリのある写真に仕上がっています。
【BEFORE】
【AFTER】
1回の写真をアップロードするまでに何枚撮っていますか?
そのときによりますね。1、2枚のこともあれば、あともう少しもう少し…とねばって、数十枚になることもあります。
好きなインスタグラマーさんはいらっしゃいますか?
たくさんいますが、、@5ftinfさん。ものが多く鮮やかなのに、色合いやバランスなど上手だなと思います。
@shewhoeatsさん、ありがとうございました!
食べ物だけではなく、旅行先の風景や建物の写真など、さまざまなものを撮っている彼女のInstagramを追いかけていると、まるで、一緒に旅に連れて行ってもらっているかのよう。
素敵な写真をつくらなきゃ、という意識よりも、いつもの風景の中で「素敵なものはないかな?」と探すことも大事なポイントなのかな、と思いました。
ちなみに、先日取材記事を公開した、「Minimal」さんや、「green bean to bar CHOCOLATE」さんにも行っている様子。すごく素敵です!
【Minimal】
【green bean to bar CHOCOLATE】