【東京・府中】50種類以上のパンが並ぶ、デニッシュが人気の「N Hütte（エヌヒュッテ）」

駅から徒歩10分！温かみあるウッディーな外観に癒される

ウッディな外観

京王線・東府中駅北口から徒歩約10分の場所にある「エヌヒュッテ」。開業したのは2024年の9月で、店名であるヒュッテとは、ドイツ語で“山小屋”、“休憩所”という意味があるのだそう。その名の通り、木のぬくもりあふれるウッディーな外観は、パンを買いに訪れるお客さんの心を癒してくれます。

朝6時からオープンしている理由はシェフのやさしさにあった…

デニッシュ系からハード系まで幅広いジャンルのパンが並びます

朝は6時からオープンし、パンの種類は50種類以上。シェフは飛騨高山の名店「トラン・ブルー」の出身で、修業時代に学んだ技術にオリジナリティを加えたパンも並びます。

サンドイッチや人気商品のコロネなどは冷蔵棚に陳列

パン屋の朝は早いとはいえ、6時オープンのお店は珍しい。シェフ自身も修業時代に朝早く働くことが多く、ついついコンビニ飯で朝を済ませてしまうことが多かったそう。
「一日の活力になる朝、できたら温かいものを食べてもらいたい」という思いから、6時オープンにしたのだとか。 意外にも需要はあり、毎朝ルーティンで買いに来る男性客も少なくありません。

りんごとくるみ

りんごとくるみ￥340（税込）／断面

サクサクの生地にバターでソテーしたりんごとくるみがのったデニッシュ。仕上げに砂糖がふってあるので、ほんのりキャラメル感もあります。 冬リンゴを使ったものが人気らしいのだけれど、試しに夏リンゴで作ってみたところ酸味が程よくクロワッサン生地ともバランス良い仕上がりになったとのこと。実際、程よい酸味がクロワッサン生地と絶妙にマッチ。シャクシャクっとしたリンゴの食感と、香ばしいくるみ、有塩バターのコクが口の中で混ざり合い、食感も味わいも楽しめます。　

さつまいもとホワイトチョコのクロッカン

さつまいもとホワイトチョコのクロッカン￥380（税込）／断面

クロワッサン生地と同じサイズにカットしたさつまいもをシロップで煮て、さらに甘味をプラス。それにホワイトチョコを加えた、さつまいもとホワイトチョコのクロッカン。
ざくりとした心地よい歯ごたえと、外側の焼き色濃い部分はザクカリっとした香ばしさを楽しめます。シロップで煮たさつまいもの自然な甘みとホワイトチョコのまろやかな甘味、それにクロワッサン生地のコクある旨味が一体になりお菓子のような満足感もある一品。

マウンテン

マウンテン￥180（税込）／断面

手のひらサイズでコロンとかわいいマウンテン。一見、クロワッサン生地のようにも見えるけれど、実は菓子パン生地にバターを折り込み薄く伸ばし、焼き上がり後にはブランデーシロップに浸しているのだそう。クロワッサン生地よりもしっかりとした噛みごたえがある分、甘みが口いっぱいに濃く広がるのも魅力。

ブルーベリーのデニッシュ

ブルーベリーのデニッシュ￥580（税込）／断面

ブルーベリーのデニッシュは、クロワッサン生地にクリームチーズ、サワークリーム、カスタードを合わせたクリームをのせ、その都度、入荷したブルーベリーの酸味に合わせて甘さを調整するというこだわりよう。さらに、カトルカールとクレームダマンドを混ぜたものをデニッシュとクリームの間に挟むことで、生地が水っぽくならず、最後までサクサクの食感を楽しめるのだそう。
ひと口かじると、バターの風味がじゅわっと広がり、軽やかな口当たり。ブルーベリーの程よい酸味とクリームの甘さのバランスが絶妙で、最後のひと口まで上質な美味しさが広がります。なお、ブルーベリーは夏期限定のため、入荷状況により前後しますが、8月の終わりには終売となる可能性もあるのでお早めに。

店前にあるベンチ（テーブルもあります）で焼きたパンを食べることが可能

店内にイートインスペースはありませんが、店前にベンチがあるのでそちらで頂くことも可能です。今回はデニッシュ系の甘めなパンをメインに頂きましたが、実はハード系も美味しいのです。ちなみに今回は売り切れていて頂くことができませんでしたが、コロネが一番人気なのだそう。みなさんも、ぜひ、お気に入りの一品をみつけてくださいね。

SHOP INFORMATION

SHOP	N Hutte（エヌヒュッテ）
Instagram	https://www.instagram.com/n.hutte
ADDRESS	東京都府中市若松町2-11-5
TEL	042₋310-9362
OPEN	6:00～17:00
CLOSE	月曜日・火曜日