こんにちは。CAKE.TOKYOチームの宮崎です。今回訪ねたのは、『MARINE & WALK YOKOHAMA』のモール内にある、「SODA BAR」。無農薬、減農薬の果実を数日間漬け込んだオリジナルシロップで作るフルーツソーダが人気のお店です。
『MARINE & WALK YOKOHAMA』とは、“ 海沿いの倉庫街に新しい街路を作る ” というコンセプトで2016年3月4日にオープンした新しいモールです。海に隣接した開放感のあるデッキや、広々とした空間設計、レンガ作りのファサードからは、ここ数年流行中のアーバンサーフテイストを取り入れた街作りを意識していることが伝わってきます。
このモール内にある「COMMUNITY MILL」は、アーバンカリフォルニアライフをコンセプトに、洋服から家具、雑貨、グリーンなどがトータルに揃うセレクトショップ。
エントランスを入ってすぐ右手のスペースが、オリジナルのソーダドリンクとテイクアウトフードを提供する「SODA BAR」のコーナーとなっています。
店内に入ると、クリームソーダを思わせるカラーリングのストライプのカウンターが目を引きます。
ユニフォームにも使われている、オリジナルロゴは、San Franciscoにオフィスを構える『THE AESTHETIC UNION』によるもの。
CAPやTシャツ、マグカップなどオリジナルグッズはここでしか手に入らない人気商品とのこと。
「アメリカ、カリフォルニアを中心にいろいろな文化を織り交ぜた、東京にいる今の私たちの独自の目線でつくる現代のソーダファウンテンです。季節ごとに旬のフルーツをつかった自家製シロップのソーダが人気ですが、お客さまの声から新メニューとなった自家製シロップを使ったホットシロップティーやノンアルコールのモヒートなど、随時新メニューも追加されています。豊富なオリジナルソーダを楽しんでください」
と、COMMUNITY MILL / SODA BAR ディレクターの井戸由紀子さんは言います。
一番人気のメニューは、無農薬、減農薬の果実を数日間漬け込んだオリジナルシロップで作るフルーツソーダです。
シロップの材料となるフルーツは、契約農家から取り寄せており、その日によってシロップが変わるので毎回楽しみにくるお客様も多いそう。取材日は、無農薬のレモンと減農薬の柑橘4種類を使ったシトラスミックス(写真左)と、シトラスミックスにミルクをプラスしたフルーツミルクソーダ(写真中)、オリジナルモヒート(写真右)の3種類をいただきました。
市販の炭酸飲料のように、保存料や添加物が加えられていないため安心して飲めること、生のフルーツが入っているため、酵素もたっぷり取れそうな点がヘルシーで気に入りました!
「SODA BAR」のメニューは、1970年代アメリカのレシピをアレンジしたココアソーダやコーヒー&トニックなど、珍しいオリジナルドリンクから、アップルサイダーなどのホットドリンクまで、年中いろいろなソーダを楽しむことができます。
フードも、安心できる生産者の食材を吟味。ホットドッグ(650円)は、鹿児島・花の木農場の無添加ソーセージと、天然酵母のバンズを取り寄せてつくっています。 “ファストフード” ではなく、“スローフード” と呼ぶのがふさわしい、優しい味のホットドッグです。
その他、地元横浜「ブラフベーカリー」のクッキーやバナナブレッドなどの焼菓子もセレクトされています。
メニューの監修やグローサリーのセレクトには、都内で「Tas Yard」「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」などを手がけるランドスケーププロダクツをアドバイザーとして迎えているそうです。ユニセックスでリラックスした空間作りと、上質で美味しい食料品のセレクトは、彼らの得意とするところ。横浜ではこちらのお店にしか取り扱いがないものもあるそうです。
東京の喧騒からちょっと外れた街で、ソーダを片手に選び抜かれた上質なものに出会う心地よさ。開放感のある店内でお買い物を楽しんだ後は、ソーダをテイクアウトして目の前に広がる海や景色を眺めながらお散歩するにも気持ちがよさそうです。
インターネットで大抵のことは片付いてしまう世の中だけど、わざわざ足を運びたくなる、この場所でないと出会えないワクワクが、このお店には詰まっています。
SHOP INFOMATION
NAME | SODA BAR |
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URL | http://www.sodabar.jp/ |
ADDRESS | 神奈川県横浜市中区新港1-3-1『MARINE & WALK YOKOHAMA』 1F |
TEL | 045-263-6448 | OPEN | 11:00 |
CLOSE | 20:00 |
※他、臨時休業する場合があります