【新商品発表会レポート】Lindt(リンツ)が贈る初のアルティザン・ショコラ「シグネチャープラリネ」誕生
CAKE.TOKYO編集部
スイス発のプレミアムチョコレートブランドとして、世界120か国以上で愛される「Lindt(リンツ)」から、ブランド初となるアルティザン・ショコラ「シグネチャープラリネ」が誕生。発表会には、開発を担当したメートル・ショコラティエ アルノー・ラゴ氏も来日し、チョコレートジャーナリスト 市川歩美氏との特別セッションも実施されました。
ブランド創業180周年を迎える今年、リンツが新たに提案する“伝統と革新を融合したプラリネ”とは。限定7粒の味わいと、誕生に込められた想いを詳しくレポートします。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。
目次
1845年創業、世界的プレミアムチョコレートブランドへ
世界中で愛されるプレミアムチョコレートブランド
1845年にスイスで創業した Lindt(リンツ) は、今年で 180周年 を迎える老舗チョコレートブランド。現在では 世界56カ国・12の製造拠点、全体売上は9,573億円を誇る巨大チョコレートカンパニーです。
新商品の「シグネチャープラリネ」
ブランドが長年愛される理由のひとつが、独自の“ビーン・トゥ・バー”体制。カカオ豆の選定、焙煎、精錬、コンチングに至るまで自社で一貫管理し、高い品質を維持。さらに持続可能なカカオ生産のため「Lindt Farming Program(リンツ ファーミング プログラム)」を導入することで、素材から製法まで責任あるチョコレートづくりを体現しています。
新商品「シグネチャープラリネ」誕生の背景
「リンツ&シュプルングリージャパン株式会社」代表取締役 福本千秋 氏
「シグネチャープラリネ」は、2024年にフランスでデビューし話題を集めたアルティザン・ショコラの新ライン。
「リンツ&シュプルングリージャパン株式会社」代表取締役・福本千秋 氏は、新商品の位置づけについて次のように語りました。
「自分で食べて“本当に美味しい”と思えるからこそ、大切な人へ贈りたい──。そんな“フォーマルギフト”として成長してほしい」
カジュアルギフトの「リンドール」に加え、より上質なチョコレート体験を求める層へ向けた新カテゴリーとして、日本でも満を持してのローンチとなりました。
2年の試行錯誤で生まれた7つの味
今回の主役である「シグネチャープラリネ」は、リンツのメートルショコラティエ、アルノー・ラゴ氏が約2年をかけて開発したこの冬だけの特別なコレクション。
アルノー氏自らステージに登壇し、それぞれのフレーバーについて説明されました。
会場中にふわりとただよう魅惑的なショコラの香り
・ミルクティープラリネ ※写真右上
紅茶の華やかな香りと、プラリネのまろやかな甘み。ミルクチョコがやさしく調和する、上品なフレーバー。
・ミルクアーモンド ヌガティーヌ プラリネ ※写真左下
なめらかなプラリネに、ヌガティーヌのカリッとしたアクセント。ミルクチョコの優しい甘さが調和する、心地よい食感の一粒。
・ミルクココナッツ プラリネ ※写真右下
キャラメリゼしたココナッツ入りアーモンドプラリネを、ミルクチョコレートで包み込んだ、軽やかなココナッツ香る一粒。
厳選された素材とカカオのマリアージュ
・ダークヘーゼルナッツ プラリネ ※写真左上
香ばしいヘーゼルナッツプラリネをダークチョコでコーティング。ほんのり効いたシーソルトが甘みを引き締め、後を引くおいしさ。
・ダーク70%カカオ プラリネ ※写真右上
70%カカオの力強いビター感に、カカオニブの歯ごたえ。香り高いカカオとほどよい甘みが広がる大人のショコラ。
・ダークラズベリー プラリネ ※写真左下
ラズベリーとサクサクのクレープダンテルを合わせたプラリネを、ダークチョコレートで包み込んだ、甘酸っぱい香りのショコラ。
・ダークユズ プラリネ ※写真右下
ゆずの上品な香りと、ライムのほろ苦さ。ビターショコラと調和した、華やかで清々しいフレーバー。
国産柚子を採用した理由
数ある柑橘類の中から、なぜ国産の柚子にフォーカスしたのかについてアルノー氏は、
「柚子は日本では馴染み深い素材ですが、ヨーロッパではまだ新しく“未知の香り”として受け止められています。だからこそ、チョコレートの世界に新しい表現をもたらすポテンシャルがあると考えました。ありきたりではない、新鮮で個性的な味わいを届けたい──その思いから、国産の上質な柚子に注目したのです。」
「オレンジやレモンとはまったく違う、繊細で奥行きのある香りを持っています。チョコレートとの相性を探るのは容易ではありませんでしたが、その“唯一無二の個性”をどう活かすかを考え続け、ようやく理想のバランスに辿り着きました。」
と、コメント。柚子の爽やかな酸味とキリっとしたダークチョコレートの苦味が重なり、国産素材ならではの上質な香りがふわりと広がるフレーバーに仕上がっています。
「リンツ メートル・ショコラティエ」アルノー・ラゴ氏
アルノー氏
「2年という長い歳月をかけ、私自身の経験と情熱をすべて込めて、この“シグネチャープラリネ”を完成させました。どの素材とどの素材を組み合わせたら、最も美しいバランスになるのか──その答えを探す作業には多くの時間が必要でした。試行錯誤を重ね、一粒ごとに個性がありながらも、箱を開けた時に“ひとつの世界”として統一感を持つように仕上げています。」
「砂糖は必要以上に使わず、素材そのものの香りやナッツの風味が最大限引き立つよう設計しました。宝石箱のように、一粒一粒に表情があり、ご自身で楽しむのはもちろん、大切な方への贈り物にもふさわしい仕上がりです。新しいこのプラリネを、ぜひ楽しんでいただければ嬉しいです。」
チョコレートジャーナリストが語る「シグネチャープラリネ」の魅力
「チョコレートジャーナリスト」市川 歩美さん
試食を行った市川さんは、7粒を食べ比べながら専門的視点でコメント。
「香り、食感、余韻の設計が非常に緻密。ひと粒ひと粒に作り手の思想が込められていて、プレミアムラインとしての完成度が高い」
特に柚子・紅茶・70%カカオの3種を高く評価し、「どれも軽やかで食べ疲れしない。香りで楽しむ“大人のプラリネ”」と完成度の高さを絶賛しました。
スペシャルゲストにリリー・フランキーさん & 前田敦子さんも登場。
左:リリー・フランキーさん 右:前田敦子さん
イベント終盤には、スペシャルゲストとして俳優の リリー・フランキーさん と 前田敦子さん が登場。ユーモアを交えながら、新商品についてトークセッションを実施。
リリーさん「柚子の一粒、驚きました。香りが立っていて“ちゃんとチョコレートと向き合ってる味”。ウイスキーにも合いそう」
前田敦子さん「軽やかで食べやすいのに余韻はしっかり。自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にもぴったりだと思います」
2人のトークに会場は終始和やかなムード。華やかなゲストのコメントに、会場は温かい空気に包まれました。
Lindtの技術と情熱が結晶した“宝石箱”
五感を揺さぶるひと口の感動
180年続くチョコレートづくりの歴史と、現代的な味覚へのアップデートが融合した「シグネチャープラリネ」。
ひと粒ごとに異なる表情がありながら、箱を開けたときに美しい統一感が生まれるよう設計されています。
香りのレイヤー、素材の調和、食感のコントラスト──
職人技のすべてが凝縮された“新しいギフト体験”として、今後の人気が高まりそうです。
SHOP INFORMATION
| BRAND | Lindt(リンツ) |
|---|---|
| WEBSITE | https://www.lindt.jp/ |
| PRODUCT NAME / PRICE | リンツ シグネチャープラリネ 8個入:¥3,900(税込) 16個入:¥7,400(税込) 28個入:¥11,800(税込) |
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