【京都】 老舗・福寿園が描く「お茶×チョコ」の新しい調和 「茶寮FUKUCHA」の「ティナンシェ」
文字を紡ぐフィナンシェマニア
らく
1790年創業の茶舗・福寿園が、京都の玄関口で提案する「茶寮FUKUCHA(さりょうふくちゃ)」。
伝統的な宇治茶の魅力を、現代のライフスタイルに合わせて軽やかに再構築したこのカフェで出会えるのが、お茶とチョコレートが濃密に溶け合う「ティナンシェ」です。
老舗のプライドを「甘美なスイーツ」へと昇華させた、新感覚の和フィナンシェをご紹介します。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
伝統を「今」の楽しさへ。福寿園が「茶寮FUKUCHA」に込めた願い
京都駅店
京都を代表する茶舗・福寿園が2019年に立ち上げた「茶寮FUKUCHA」は、「日本茶のおいしさを次世代に、そして世界に伝えたい」という想いから生まれたブランドです。
200年を超える長い歴史のなかで培われた宇治茶の知見をベースにしながらも、提供されるメニューはどれもフォトジェニックで遊び心に満ちています。
堅苦しい作法を脱ぎ捨て、誰もが気軽に、かつ贅沢にお茶を楽しめる空間。そのコンセプトを象徴するように、伝統的な茶葉の香りと、洋菓子のリッチな味わいを大胆に組み合わせ、お茶の「新しい可能性」を追求し続けています。
「ティナンシェ」の正体。ティグレのような円形に隠された驚き
左から「ティナンシェ宇治抹茶」 ¥270(税込)、「ティナンシェほうじ茶」¥270(税込)
このお菓子の名前「ティナンシェ」は、「ティー(お茶)」と「フィナンシェ」を掛け合わせたもの。
しかし、その姿は一般的な長方形ではなく、中央にチョコレートを流し込んだ「ティグレ」のような愛らしい円形をしています。
最大の特徴は、お茶の「渋み」を前面に出すのではなく、はちみつ、ミルク、そしてチョコレートによって「徹底した甘みの充足感」を追求している点にあります。老舗の茶舗が手掛けるお菓子でありながら、あくまで「スイーツとしての完成度」に軸足を置く。お茶本来の香りをいかしつつ、リッチな満足感を得られる構成になっています。
濃厚な甘みとチョコレートが溶け合う、二つの茶の表情
中央にはチョコレート
手に持っただけで、伝わってくるしっとり感。抹茶とほうじ茶、それぞれの個性が光る濃密な味わいを詳しく紐解きます。
・宇治抹茶:甘美でミルキー。はちみつとチョコの至福
生地の色は鮮やかな抹茶色ですが、くちに入れた瞬間に広がるのは、はちみつとチョコレートによる力強い甘みです。
抹茶のほろ苦さを、牛乳のミルキーなコクがやさしく包み込み、まさに「これぞ抹茶スイーツ」といえる濃厚な仕上がり。
中央のやわらかい抹茶チョコレートがねっとりとした食感に拍車をかけ、一粒で非常に高い充足感を得られます。
・ほうじ茶:香ばしさが甘さを引き立てる、大人のバランス
ほうじ茶特有の香ばしいアロマが、はちみつの強い甘さを上手に和らげている印象です。
しっかりとした甘みがあることに変わりはありませんが、後味に抜けるほうじ茶の風味がすっきりとした余韻を残してくれます。
チョコレートの甘みとほうじ茶の芳醇な香りのコントラストが美しく、全体として丁寧にまとまっています。
どちらもキメの細かい密度のある生地で、食感はかなり「ねっとり」としています。
チョコレートも柔らかいため、生地と一体となってくちの中に長くそのおいしさが留まります。手に持つとずっしりとした重量感があり、しっとりとしたテクスチャー。
このガツンとした甘みと重厚な質感は、意外にもブラックコーヒーとの相性が抜群で、コーヒーの苦味が生地の甘みをキリッと引き立ててくれます。
京都の「新しい定番」へ。自分へのご褒美にも最適な洗練されたパッケージ
京都らしいお土産
「茶寮FUKUCHA」のロゴがあしらわれた個包装のパッケージは、シンプルながらも京都らしい品格を感じさせます。
京都駅というアクセス抜群の立地もあり、自分への旅のご褒美としてはもちろん、感度の高い友人への手土産としても間違いのない選択肢です。
「お茶の香りをたのしみたいけれど、スイーツとしての満足感も譲れない」。そんな欲張りな願いを叶えてくれるティナンシェは、伝統の殻を破った福寿園の「新しい挑戦」そのものといえるでしょう。
SHOP INFORMATION
| SHOP | 茶寮FUKUCHA(さりょうふくちゃ) |
|---|---|
| WEBSITE | https://fukucha-fukujuen.com |
| ADDRESS | 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町901 京都ポルタ 京都駅中央口2階 |
| OPEN | 8:00~20:00(L.O. 19:30) |
| CLOSE | 不定休 |
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