こんにちは、CAKE.TOKYOチームの平野です。

成城石井特集がきっかけで、ミックスナッツをよく食べているんですが、やはり毎日食べていると飽きがきてしまい、毎日食べても飽きず値段も手頃なお菓子を探していました。

そんな矢先、たまたま、別件で友人に誘ってもらったイベントで出店していたのが、今回紹介する「FOOD JEWELRY」のブリスボールでした。

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“罪悪感ゼロのおやつ”という「ブリスボール」のタグラインに惹かれて、試食させていただいて、美味しさにびっくり。代表の坪井さんと少しお話させていただいたのがきっかけでさらに興味を持ち、日を改めて取材をさせていただきました。

※ ちなみに、9月22日〜28日まで渋谷ヒカリエに期間限定で出店されるのだそう!実際に食べてみたい人は立ち寄ってみてください。きっと驚くはずです。

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おやつの第一条件は「おいしいこと」

まずは、ブリスボールの特徴について簡単に説明します。

ブリスボールとは、FOOD JEWELRY代表の坪井さんが名づけた、“罪悪感ゼロ”の栄養満点のおやつのこと。【No Sugar(砂糖なし)・No Gluten(グルテンフリー)・No Additives(添加物なし)】というコンセプトで、ナッツやドライフルーツがぎっしり詰まっています。

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3cm大で一粒50〜60キロカロリーほど。カカオや抹茶など5種類のフレーバーがあります。

食べてみると、細かく砕かれたナッツやドライフルーツなどの素材感にびっくり。大きさとは裏腹に、歯ごたえがしっかりあるので満腹感があります。これが、ブリスボールです。

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すべて無添加なのに、この鮮やかさ!(左から抹茶、ベリー、カカオ)

坪井ブリスボールをつくるに当たって、「満腹感を得られる」や「身体にいい」という機能よりも、まずは普通のおやつと遜色なくおいしい、ということを第一に考えました。もし自分が消費者だったら、一口目がおいしくなかったら、次も食べようとは思わないですよね?

また、5月27日から2ヶ月間、「Makuake」というクラウドファンディングサービスで支援を募ったところ、目標金額の80万円をたった3日で達成するという、驚きの早さ…! 「仕事の合間に食べたい」や「見た目がキレイ!」などポジティブなコメントがたくさん寄せられていて、ブリスボールの期待度の高さを感じます…。

→ 砂糖不使用、自然素材だけ!罪悪感ゼロのおやつ「ブリスボール」をあなたに届けたい。(Makuake)

続いて、本題である、坪井さんがどうしてこの事業をはじめたのかを聞いてみました。

おいしくて罪悪感を感じることなく食べれるおやつがほしかった

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坪井ブリスボールを思いついたのは、ナチュラルローソンで売っていた、オーストラリアから輸入された「HEALTH BOMBS」という一口大サイズのおやつがきっかけでした。当時は「スタジオ・ヨギー」というヨガスタジオヨガで働いていて、インストラクターの先生からオススメしていただいた、ナッツやドライフルーツをバルクで買うくらい食べていたんです(笑)。

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坪井 やはり健康を意識した生活をしていたので、コンビニにおやつを買いに行っても特に欲しいものがなくて、悩んだ結果買わないこともありました。また、おいしくてもカロリーが高いものも多かったので、自分が罪悪感のなく食べれるおやつがあったらいいなぁ…と思っていたときだったので、ビビッと来ました!

ブリスボールは、オーストラリア発祥のおやつ。ヨガをする人たちがつくり始めたおやつとして広まり、自分でつくったものをInstagramで「#blissballs」に加え、「#proteinballs」や「#energyballs」などのハッシュタグをつけて投稿しています。その総数なんと、14万件以上!

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坪井Instagramの写真と「HEALTH BOMBS」でしか分からない中でレシピをつくっていたので、思い切って発祥のオーストラリアに行ってみたんです。行ってみて初めてわかったんですが、現地ではナチュラル系のカフェで普通に販売されているんですね。想像以上に大きくて、1個180kcalくらいもありました(笑)。

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坪井それに、メルボルン州政府が主催しているセミナーに友人に連れて行ってもらって、そこで「HEALTH BOMBSをきっかけに知った、ブリスボールを日本で広めたいんです」って話したら、「ヘルスボム」の社長さんに紹介してもらえて。

実際に会ってもらって、どういう風につくればいいのかを教えてもらったり、逆に彼らも日本で広めていきたいからどうやって認知度を上げていけばいいのか相談に乗ったりしたことが今のブリスボールの原点になりました。

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「Makuake」では、211%の達成率!

5月27日からスタートした、「Makuake」でのクラウドファンディング。ガジェットやスマートホーム向けの製品、映画などが多い中で、どうしてクラウドファンディングで募集してみようと考えたのでしょうか?

坪井「Makuake」という場に集まっているいろんな人たちに、どれだけ受け入れられるのかを客観的に判断したいなと思って。私はブリスボールが大好きでオーストラリアまで行っちゃったけど、果たして日本の市場で受け入れられるか試してみたかったんです。

「Makuake」でプロジェクトを開始したことでよかったことを聞いてみました。

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坪井一番大きかったのは、クラウドファンディングをきっかけに、協力してくれる人が増えたことですね。始めた当初は誰もいなかったんですが、徐々にメンバーが増えて、外部の支援者も関わってくださったりと、いい拡散ツールになりました。

どういう方からの支援が多かったですか?

坪井100%達成まではほぼ知り合いでした。それ以降は、ほとんど知らない方。Facebook経由で知ったと言ってくださる方が多いですね。

プロジェクトが終わった今、成功した要因って何だと思いますか?

坪井公開したタイミングが良かったなと思っています。ブリスボールを応援してくださる方のうち、普段からナッツやドライフルーツを食べている人たちが多いんです。

少し前までは、ナッツとドライフルーツなどを食べている人ってそんなにいなかったと思うんです。あとは、「罪悪感ゼロ」っていうキャッチフレーズも。みなさん何らかの形で罪悪感を感じているモヤモヤを吹き飛ばしてくれる言葉が刺さったのかなと思います。

ブリスボールの次のステップは「機能性強化」

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今後の展望についてどんなことを考えているのか聞いてみました。

坪井現段階で考えている次のステップは、「機能性強化」。身体を鍛えたい、身体の調子を整えたいなど、目的に合わせたブリスボールをつくりたいと考えています。

実は、ブリスボールのつくり方は、ドライフルーツとナッツをミキサーに混ぜて、ぎゅっと固めるだけ。でも、そんなシンプルな製法だからこそ、薬剤師の母がきっかけで勉強している「漢方」や、豊富な栄養素が含まれている「ミドリムシ」など、さまざまな材料と組み合わせることで、いくらでもカスタマイズできます。最終的には、個々人の体質や体調に合わせた、オーダーメイドな「メンテンスフード」を提供することが最終的な目標です。

私がやらなきゃ誰がやる? という使命感

最後に、坪井さんがこんなふうに話してくれました。

坪井 健康に興味があって、ナッツやドライフルーツが好き、っていうのもあるんですが、個人的には、ヨガをやってる人たちがはじめたおやつっていうところが特にグッときていて。

これまで多くの起業家さんとお話をして、事業を進めていく中で重要なのは「自分が1番好きかどうか」ということ。次に進む道を判断するときの支えは、私が1番好きで1番考えているからという自信です。私がやらなきゃ誰がやるんだ、という使命感というか。

ブリスボールを始める前は、発信するのがすごく苦手で「誰かに何か言われるんじゃないか?」と思っていたんですが、この事業を始めてから「自分が好きなものを好きって言って、それに共感してくれる人と一緒に仕事をしていけばいいんだ」と開き直ることができるようになったことが、とてもうれしいですね。今後も、新しいプロダクトをリリース予定なので楽しみにしていてください!

ありがとうございました! 次回のプロダクトも楽しみにしています!

ブリスボールは、FOOD JEWELRYのホームページから買うことができます。ぜひ、ショップ情報のURLをクリックしてサイトを見てみてください。

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