ピエール氏本人がカカオ農園を巡る旅から始まる、最高のチョコレートづくり

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まずは、ピエール マルコリーニ氏のチョコレートづくりへのこだわりについて教えてください。

倉淵「ピエール マルコリーニ」のチョコレートはすべて、彼の故郷であるベルギーのアトリエでつくられています。彼は、1年のうち2ヶ月間は世界中の農園をまわり、理想のカカオ探しに時間を費やしています。

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こうして最高のカカオを選別し、ベルギーのアトリエに取り寄せた後は、毎朝5時からピエール本人により厳しい味のチェックが行われます。選別、焙煎、粉砕、調合、精錬のすべての工程にショコラティエ本人が関わっているのは、世界的に見ても珍しいと思います。

ちなみに、チョコレートの本場であるベルギーでは、国民一人あたり年間約9kgものチョコレートを消費するそうです。日本人の消費量は一年に約2kgと言われていますから、それだけチョコレートが人々の暮らしに浸透しているんですよ。

常に進化を続ける奥深い味わいと、食べた人の記憶に残る美しいデザインを徹底追求

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「ピエール マルコリーニ」の味はどんな特長がありますか?

倉淵ベルギーのアトリエでつくられたチョコレートは、日本へ運ばれ、フレッシュな状態で日本のショップに並びます。常にベストな状態のカカオを使っていますが、カカオそれぞれの個性がありますから、まったく同じ品種のカカオを同じ配合で使った商品でも、ワインのように、毎年微妙に味わいが異なります。その微妙な味の変化を含め、常に進化していく奥深いおいしさが「ピエール マルコリーニ」の魅力でもあると思います。

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デザインの特長について聞かせてください。

倉淵ピエール マルコリーニでは、視覚的要素も味わいであるという考え方から、見た目の美しさにもこだわっています。たとえば「パレ ファン」は、厚さ4mmの極薄プラリーヌ。この厚さは、女性が手に持ち、口に運んだときに最も美しく見えるように計算されているんです。

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薄型プラリーヌの中に9種類のフレーバーを閉じ込めた「パレファン9枚入り」。
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チョコレート初心者の方におすすめの商品はありますか?

倉淵まずは、ピエール マルコリーニの代表作である「プラリーヌ」を、6個入りのアソートから味わっていただくのはいかがでしょうか。

ホワイトチョコレートの中にフランボワーズで香りづけをしたビターガナッシュが入っている、赤いハート型の「クール フランボワーズ」も、幅広いお客さまから愛されている人気商品のひとつです。

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てんとう虫がデザインされた期間限定のチョコレートに加え、新作や定番商品が詰まった「バレンタインセレクション6個入り」。

「憧れはあるけれど、高級なイメージが強くて、お店に行くのはドキドキしてしまう……」という気持ちもあるのですが…。

倉淵お店でお出ししているのは最高級のチョコレートですが、決して肩肘はった雰囲気ではありませんので、ご安心ください。もし店頭で分からないことがあれば、ぜひ気軽にスタッフにお声掛けください。もちろん、ひと粒からのお買い求めも大歓迎です!

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見て楽しみ、香りを楽しみ、味と舌触りを楽しみ、最後に余韻を楽しむ

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銀座本店がオープンして16年目。日本におけるチョコレートの在り方について、何か感じている変化はありますか?

倉淵「ピエール マルコリーニ」のチョコレートは、ひと粒250〜300円ほど。決してお安いとは言えませんが、それでもたくさんの方にお買い求めいただいているのは、日常のアクセントとして最高級のチョコレートを楽しむ習慣が浸透してきているからではないかと思っています。

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具体的な味わい方に、作法のようなものはあるのでしょうか。

倉淵もちろん楽しみ方はお客さまの自由なのですが、あえて具体的なことを申しますと、冷蔵庫でチョコレートを保存している場合は、召し上がる前に常温に戻しておくと、カカオ本来の風味がより一層楽しめます。コーヒーと一緒に味わう場合は、スプーンの上にチョコレートを載せて、コーヒーの湯気ですこし温めながら味わうのもおすすめです。

「ピエール マルコリーニ」のチョコレートには、まず見て楽しみ、香りを楽しみ、味と舌触りを楽しみ、最後に余韻を楽しみ……と、何段階にもわけて楽しめる魅力があります。ぜひ、五感をフル活用しながら、おいしいチョコレートと共に、思い思いの時間をお過ごしいただけましたら幸いです。

大切な人に幸せを届けてくれる、てんとう虫モチーフのバレンタインチョコレート

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バレンタインデーにおすすめの商品を教えてください。

倉淵2017年のバレンタインのテーマは、「みんなに幸せを運んでくれるように」との願いを込めて、“幸せのシンボル”と言われるてんとう虫をモチーフにしました。一粒一粒にそれぞれの物語が詰まったプラリーヌは、記憶に残る至福の味わいです。

オリジナルのハート型の缶に入ったものから、スタイリッシュな箱に入ったものまで、お好きなタイプをお選びください。その他、産地の異なるビターガナッシュのプラリーヌが楽しめる、シックな印象の「カカオ グランクリュ」(7個入り)や、わずか4mmのプラリーヌの中にフレーバーが閉じ込められた「パレ ファン」(9枚入り)もおすすめです。

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写真上「バレンタインセレクション6個入り」、右下「パレ ファン 9枚入り」、左下「カカオ グラン クリュ 7個入り」。

日本のバレンタインデーという習慣を、ピエール氏はどのように捉えていますか?

倉淵ヨーロッパでは、女性から男性に限らず、家族や友人同士で、相手の喜びそうなプレゼントを贈り合うことが一般的。ですので、日本のバレンタインデーの盛り上がりは、とても新鮮に目に写るようです。

確かに、日本ではひとりの女性が複数のショコラティエのチョコレートを買う姿を目にしますね。

倉淵一人の女性がいくつもチョコレートを買っているのを初めて見たとき、「日本の女性はみんな5人も6人も恋人がいるのかい?」と驚いていたこともありました(笑)。

冗談はさておき、たくさんのお客さまに喜んでいただける新しいチョコレートをつくり出す最高の機会として、日本のバレンタインデーにとても良い刺激を受けているようです。

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「bean to bar」のさらにその先を行く、「bean to home」というショコラティエの理念

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ピエール マルコリーニ氏が日本に抱いている印象はどのようなものでしょうか。

倉淵彼が自分の名前を冠した「ピエール マルコリーニ」というブランドを立ち上げてから15年以上になりますが、まったく無名のショコラティエだったころから欠かさずに、年に二回ほど来日しております。

彼は好奇心旺盛で、和食や茶道なども積極的に楽しんでいますし、来日したときは必ず店頭に顔を出し、お客さまに「どうですか?」と自ら話しかけています。

また、過去に好評を得たゆずや抹茶のフレーバーなど、日本での体験から得たインスピレーションや、日本のお客さまからいただいたご意見やご感想が新しいチョコレートづくりに昇華されることも多々あるようです。

倉淵さんのなかで、印象に残っているマルコリーニ氏のエピソードはありますか?

倉淵彼がショコラティエを目指すようになったのは、お母さんが子どものころにつくってくれた手づくりのお菓子のおいしさを忘れられなかったから。いまは、カカオ農園から販売店までをショコラティエが管理する「bean to bar」という言葉が浸透していますが、彼は、自身の想いも込めて、「bean to home」と表現しています。

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希少価値の高いカカオから作られたクーベルチュール専門ブランド「ブリュッセル トレジャー」。

倉淵自分が手がけた最高品質のチョコレートを買い求めてくださったお客さまが、それぞれのおうちで思い思いの時間を過ごしながら味わう。そこまでを自身の大切な仕事だと捉えているんです。

ひと粒のチョコレートがもたらす幸福を彼が何より大切にしていることの表れだと思いますし、私たちもそんな彼の精神をお客さまにお伝えできるよう、日々精進したいと思っております。

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■ 教えてくれた人

銀座本店マネージャー 倉淵章子さん

店長として自らショップに立ち、日々接客につとめる。「銀座店と名古屋店でのみ提供している数量限定のエクレア、作り立てのアイスクリーム、カフェ限定メニューのチョコレートパフェもぜひお試しください!」

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商品リスト
バレンタイン セレクション 6個入り
2268円
カカオ グラン クリュ 7個入り
2754円
パレ ファン 9枚入り
2646円
NAME PIERRE MARCOLINI 銀座本店
URL http://www.pierremarcolini.jp/shop/ginza.html
ADDRESS 東京都中央区銀座5-5-8
TEL 03-5537-0015
OPEN 11:00~20:00 ※(日・祝)11:00~19:00
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※他、臨時休業する場合があります

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