従来のソフトクリームの概念を打ち破る「生アイス」

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「生アイス」というネーミングがとても印象的です。

埜本従来のソフトクリームという概念を捨てて食べていただければとの想いを込めて、こちらの名前をつけました。食べていただけるとわかると思うのですが、「生アイス」は、一般的なソフトクリームとはまったく違う商品です。わたしが定義する「生アイス」とは、自然で高品質なものをシンンプルに、より新鮮な状態で提供するアイスのこと。

まろやかな牛乳の甘さとコクが口のなかで広がって、なんともしあわせな味ですね……。ひんやり冷たく、口当たりもとてもよくて、アイスがすっと舌の上でやさしく溶けていきます。雑味がまったくなくて、牛乳のフレッシュなおいしさがストレートに伝わってきます。さらに食後にのどが乾いたりもたついたりする感じもなく、とてもさわやか。ひとつでも満足ですが、食べようと思えばいくつでも食べられそう。

埜本ありがとうございます。おかげさまで、たくさんの方に来ていただきました。「白一」のアイスクリームミックスは、出来合いではなく、すべてオリジナルブレンドです。ミックスは新鮮さが命ですから、毎朝届く牛乳に最低限の殺菌処理をした後、牛乳やバニラビーンズの鮮度と風味を壊さないように4〜5回に分けて仕込みを行い、すべてその日のうちに使いきるようにしています。食べ終わった後も、喉が渇きにくいんです。

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だからこんなにフレッシュな味わいなのですね! 表面はシャリッとしっかりしているのに、中がとろっとやわらかな食感も独特ですね。

埜本こちらも「生アイス」の特長なのですが、時間が経つにつれ、表面がギュギュっと引き締まり、中はふんわりやわらかいという独特の食感を堪能していただけます。公式サイトでは、「巻き上がり10秒後が食べどき」と案内させていただいています。SNS用に写真を撮ってくださるお客さまが今はとても多く、ありがたいことではあるのですが、できれば撮影はそこそこにしていただき、最高の状態で食べていただきたいですね。

ナチュラルなおいしさを引き立てるため、高品質な素材をあえてシンプルに調理

牛乳はどのようなものを使っていますか?

埜本北海道の釧路でとれるホルスタイン種のものを使っています。加工などで乳脂肪分を上げたものは一切使わず、自然な状態で高い脂肪分を持つ良質な特選生乳の成分無調整牛乳にこだわっています。4.0%以上という高脂肪分の牛乳は、肥料の厳選、飼育頭数の調整なども必要なため、なかなか市場では出回っていません。確保するのも大変ですが、高品質をキープするために努力しています。

そこまでこだわっているとは、驚きです! さわやかなコクがありつつも自然な甘さが感じられる「生アイス」のおいしさは、牛乳の品質に秘密があったのですね。

埜本脂肪分の高い牛乳は、砂糖をたくさん入れなくても自然な甘みとコクが出るんですね。商品の風味、色合い、食感、バランスを崩さないために、下手な小細工はせず、構成はあくまで自然に、シンプルにというのがうちのコンセプト。そのぶん、原料の質や新鮮さがダイレクトに伝わる仕上がりになってしまので、「生アイス」の材料の選定には、一切妥協ができません。

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黒蜜のトッピングもとてもまろやかで、コクと深みがあって、かといってしつこくなく、本当においしいですね。「生アイス」と一緒にいただくと、お互いのおいしさを引き立てあって、最高の相性です。

埜本黒蜜も完全なオリジナルで、「生アイス」に合うように試行錯誤しながら開発しました。日本だけでなく、世界で定められている厳格な基準をクリアした完全オーガニックの黒蜜です。不純物が入っていないので、濃厚でもえぐみがなく、透明感のある味わいが楽しんでいただけます。

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老若男女に安心して楽しんでいただける最良のスイーツを届けたい

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てっぺんがきゅっと上に引っ張られるような、愛らしくユニークな形状もインパクトがありますね。

埜本これは、せっかく足を運んでくださるからには、見た目にも感動していただき、笑顔になっていただけたらという気持ちでデザインしました。もちろん味がおいしいのは大前提ですが、視覚的な驚きや喜びというものも大切にできればと思っています。

ブランドとして大切にされていることはなんですか?

埜本良い素材を使っておいしいものをつくる。それに尽きますね。

純粋で自然なおいしいものを、顔の見える方法で確実にお客さまに提供したいという思いから、「生アイス」は店舗販売のみで、卸しや通販などは一切やっておりません。コスト、生産性、販売性を考えると合理的とは言えないかもしれませんが、すべてに徹底した姿勢を貫き続けることで、きっと守れるものがあると思っています。

また、「生アイス」に合うドリンクとして、コーヒーもメニューにありますが、こちらもすべてハイグレードなコーヒー豆を厳選して使用したスペシャリティコーヒーです。見えない部分をいちいち説明する必要はないと思っているので、広告等は出していませんが、その見えない部分にこそたゆまぬ努力が必要だと思っています。

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店内で「生アイス」を食べている方々は、みんなとても幸せそうな顔をしていますね。

埜本商品の質にこだわるのはもちろんですが、接客も同じです。暑い季節は行列がすごいですが、どんなに並んでいても、ひとりひとりのお客さまにとっては大切な一度きりの経験。貴重な時間とお金を使って足を運んでいただいているのですから、1本1本丁寧に、最高のクオリティのものをお出しできるよう、スタッフにも徹底して仕事をしてもらっています。

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とてもシンプルなことですが、並々ならぬ覚悟とこだわりですね。「生アイス」の純粋でまっすぐな美味しさから、つくり手の想いが伝わってくるのを感じます。

埜本おかげさまで、多くの方に支持していただき、2007年のブランド発足以来、10年間続けることができました。これからも、最高の品質のものを使い、小さなお子さまからお年寄りの方までみなさんが安心できるおいしい商品をつくり続けたい。真心を込めて生み出した「生アイス」を通して、お客さまが笑顔になってくださったら、こんなにうれしいことはないですね。

■ 教えてくれた人

埜本桂佑さん
2007年、「いままで誰も食べたことのないアイスをつくろう」という思いで、渋谷に生アイスの専門店「白一」をオープン。現在、国内では東京・渋谷本店の他、大阪・心斎橋店もあり。海外では現在台湾2店舗、韓国12店舗を出店中。

商品リスト
生アイス
420円
オーガニック黒蜜トッピング
50円