こんにちは。
ムラタユイです。
今年の夏旅は台湾へ行ってきました。
実は今年のお正月に初めて台湾を訪れたのですが、日本からもぷらっと行ける気軽さと、何より現地の食べ物のおいしさと安さにすっかりハマってしまい、2018年早くも2回目の台湾旅です。
前回は台北のみでしたが、今回は二回目ということもあり、少し南まで足を伸ばして台南という町にも行ってきました。
“台湾の京都”とも呼ばれる台南は、昔ながらの古い町で、密かに台湾一のグルメタウンなのだそう。
台北と比べると、よりローカル感が強く、南国気分も味わえます。
緯度的にみても沖縄よりさらに南に位置するため、夏はすごく暑いですが、その分冷たいスイーツやフレッシュなフルーツがよりおいしく感じられます。
今回は台南&台北で食べたおすすめスイーツ店をご紹介します。
①莉莉水果店 / 台南
もりもり並べられたカラフルなフルーツについ目を奪われる莉莉水果店。こちらは台南の果物屋さんです。
朝の11時〜夜の23時ごろまでと営業時間はかなり長いですが、いつもお客さんで賑わっています。
オーダーしたのは、水果布丁牛乳冰(90元)と紅豆豆花(30元)
日本円で90元は約340円、30元は約110円ほどなので、驚きの安さです。
プリンとフルーツがたっぷりのったかき氷が一番のお目当て。
日本ではあまり馴染みがなく、これなんだろう…?というフルーツもありましたが、旬な南国フルーツを存分にいただけて幸せでした。
フルーツに紛れてミニトマトも。台湾ではミニトマトはフルーツの位置付けのようです。フルーツに負けないくらい甘くておいしかったです。
果物屋ならではのカットフルーツ盛り合わせやフレッシュジュースも楽しめます。
もう1つオーダーしたのは小豆がのったシンプルな豆花。
豆花とは、台湾ではとてもポピュラーなスイーツで、やわらかい豆腐のようなものに甘いシロップをかけたもの。タピオカやフルーツ、小豆など好みのトッピングができるお店も多いです。
例えばこちら、台北にある豆花の専門店・庄頭豆花担。
こちらはトッピング選び放題で一律50元。冬に訪れた時には温かい豆花をいただきました。
豆花もおいしかったのはもちろん、お店の雰囲気もとてもかわいかったです。
②泰成水果店 / 台南
台南で“インスタ映えなおやつ”といえば、泰成水果店のメロンアイス(220元)がおすすめ。
人気店なので店内にはすでにたくさんのお客さんが。少し並んで、店内へ案内されました。
正式にはメロンアイスという名称ではなく、メニュー表には『哈密瓜(メロン)+自製義式冰淇淋(自家製ジェラート)+自製冰沙(自家製スムージー)』と書かれています。
イラストで書かれているので、言葉がわからなくても指差しで注文できるので安心です。
メロン半玉を贅沢に使い、中央部分にフルーツシャーベットを詰め込み、さらに丸いジェラートをピラミッド状に積み上げた、見た目のインパクトが抜群のスペシャルスイーツ。
時期によっても異なるようですが、ジェラートはマンゴーと葡萄・ドラゴンフルーツとキウイ・赤と白のグァバから選ぶことができました(私はグァバをチョイス)。
ひんやりと冷たいジェラートに、みずみずしいメロンの味と香りがたまらないスイーツです。
フレッシュなスイカジュース (60元)も飲みましたがおいしすぎて、追加でマンゴージュース(約90元)も注文。
スイカジュースは、夏の台湾では夜市などでもよく見かけました(夜市では20〜30元が相場のよう)。それに比べると少し高いですが、今回飲んだ中ではこのお店のスイカジュースが濃厚で甘く、一番おいしかったです。
③ 新一二三冰城 / 台南
台南にある新一二三冰城は、ノスタルジックな店内がすごくかわいくて、雰囲気がとても好みでした。
奥では職人気質なおじいちゃんが機械を使ってアイスを作っていて、接客はお母さん。
まだ小さな息子さんがお店の中で無邪気に遊んでいる感じもどこか微笑ましく、昭和の日本の風景のような、どこか懐かしい感じのお店です。
こちらでは、綜合冰(40元)と雞蛋牛奶冰(40元)をチョイス。
台南旅でとても活躍した、写真家・川島小鳥さんのガイドブックの表紙と同じ場所で、同じメニューをいただきました。
綜合冰は、原味(ミルク)・芋頭(タロ芋)・梅子(梅)・花生(ピーナッツ)・鳳梨(パイン)の5種類。素朴で昔懐かしのラクトアイスのような少しだけシャリ感のある食感。南国感のあるフレーバーでとてもおいしかったです。
唯一、梅味は少し独特だなと感じたので、好き嫌いが分かれるかもしれません。
雞蛋牛奶冰はラクトアイスに生卵がのった不思議なスイーツ。
おそるおそるでしたが、混ぜてみると卵感が良い感じにプラスされてミルクセーキのような味わいが新鮮でした。
④騒豆花 / 台北
台南から台北へ新幹線で移動して、引き続きグルメ三昧。
台北は台湾一の大都会。おいしいスイーツがたくさんありますが、とくに騒豆花のフルーツ豆花が印象に残っているのでご紹介します。
私の中のイメージでは豆花といえば、上記でも少し紹介した庄頭豆花担のような小豆などの豆類や芋類、タピオカや団子、寒天などをトッピングするものだったので、フルーツをこんなにふんだんに使った豆花は新鮮でした。
すいか豆花(85元)とマンゴー豆花(95元)をオーダー。見た目もとても華やかです。
豆花自体がとても優しい味なので、フルーツの甘みを邪魔することなく、むしろ引き立ててくれます。
さっぱりしていてペロリといただけるスイーツ。
季節によってフルーツが変わり、冬にはイチゴの豆花が人気のようです。
今年の7月に東京にも新店舗をオープンされたそうなので、ぜひ行ってみてほしいお店です。
⑤手天品社區食坊 / 台北
台湾のおみやげの定番といえば、やっぱりパイナップルケーキ!ですが、おみやげ物屋さんにもたくさんの種類のパイナップルケーキが並び、どれを選んでいいのか分からず……といった経験がある方も多いのではないでしょうか?
どれを選んでもおいしいことに間違いないのですが、ここのパイナップルケーキが特に絶品!という噂を聞いて、とても気になっていたお店・手天品社區食坊へ。
手天品という名前は、“手作り、天然、品質へのこだわり” をその頭文字を取って表しているのだそう。
こちらのお菓子はすべて、添加物や乳化剤、トランス脂肪酸、さらにはベーキングパウダーも使用せず、各地から集めたこだわりの自然食材のみで作られています。
幅広い世代で、安心して食べられるお菓子です。
パイナップルケーキ プレーン32元
パイナップルケーキ くるみ 35元
シナモンクッキー(うずまき) 80元
オートミールクッキー 100元
ビスコッティ プレーン 100元
ビスコッティ チョコ 100元
ブラウニー 80元
テイクアウト専門のお菓子屋さんなので、自宅用とおみやげに色々と購入しました。
クッキー類は、甘さは比較的控えめで、どれも小麦などの素朴な味わいを感じられるおいしさ。
パイナップルケーキは、ふわっとバターが香るしっとりめの生地の中に甘さ控えめのパイナップル餡。
パイナップルのシャキシャキした繊維がアクセントとなる食感がクセになります。
くるみ入りのものは中の餡にもくるみが盛り込まれており、香ばしさとさらなる食感がプラスされ、他にもたくさんあるパイナップルケーキブランドとは一線を画しているように思います。
豆花やパイナップルケーキは年中食べられますが、マンゴーなどのフルーツ系は季節によることもしばしば。
ちなみにマンゴーのベストシーズンは春から夏ごろですが、お店によっては一年中食べられるところもあるようです。
より南国気分を味わいたいなら、春夏の台湾旅がオススメです。
逆に冬は、冬ならではの果物(いちごや柑橘系など)や、あたたかいスイーツが食べられたりと、寒い時期ならではの楽しみもあります。
(台湾は基本的に年中温暖なので、冬でも寒すぎず過ごしやすいです。)
お目当てに合わせて季節を選ぶのもいいですね。
コスパも抜群な台湾スイーツ巡りを、ぜひ楽しんでみてください。
▼ 以下が、今回紹介したお店をまとめたGoogleマイマップです。
※ 商品の金額は、2018年7月当時の値段です。時期によっては金額に変更がある可能性がありますので、訪問した際にご確認ください。