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伊勢丹新宿店の本館とメンズ館をつなぐ連絡通路に位置しているから、また、紳士淑女が多く伊勢丹をご利用されるから、「レディース&ジェントルメン」。分かりやすいのにキャッチーでとびきりおしゃれ。店名からして一筋縄ではいきません。

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お店の外からイントロのように始まる、床のジオメトリックなタイルがとっても素敵。

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革張りの椅子もスタイリッシュで、壁に飾られたアーティスティックな作品やフューシャピンクのフラワーアレンジが、空間の魅力をよりいっそう引き立てています。

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店の奥には自由に閲覧できるライブラリースペースも。

あれ、私、いま、ニューヨークに来てる? と錯覚してしまうほど、隅々まで徹底された世界観。神は細部に宿るって、ほんとそうだなあ。しみじみうっとり。

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さて、今日いただくのは、あの世界的フレンチシェフの木下威征(たけまさ)さんが監修したという噂のパンケーキ。

木下シェフのフレンチレストラン「オーギャマン・ド・トキオ」の大人気メニュー・鉄板で焼き上げるスフレオムレツを、デザート仕立てにアレンジしたものなのです。

ということは、そうなんです、このひと皿は、オーギャマン・ド・トキオには存在せず、「レディース&ジェントルメン」でしか食べられないひと皿だということ。

うーん。スペシャル感がハンパない。ワクワクが大きすぎて、いただく前から期待値がメーターを振り切ってしまいます。

と、ひとりで勝手に興奮していると、料理長の日高宣幸さんが焼いてくださったチーズスフレパンケーキが運ばれてきました。

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ちょっと、待って。まぶしいです。

まるでたまご焼きのようなビジュアルに、旬のフルーツがキラキラ。お皿を揺らすとパンケーキもぷるんぷるんに踊りだし、まるでプリンのような弾力感!

ぱくりと食べると、口のなかにふわりとマスカルポーネチーズの香りが広がって、食感はふわふわふわふわふわふわふわふわふわ。って、うっとりしているうちに舌の上で溶けてなくなってしまった! まるで春の雪のよう。

これは、食事というより、体感だ!

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もしや、卵を10個くらい使っているのでは……というほどのふわとろ感ですが、シェフに聞いて見ると、卵は1個半しか使っていないとのこと。

ええ〜っ、なぜ!? 私が家で作るオムレツ、卵3個いれてもこんなにふわふわにならないんでんすけど……。不思議すぎる。

続けてしつこくお聞きすると、美味しさの決め手はどうやら卵の数ではなく、オーダーが入ってから泡立てるメレンゲにあるそう。空気を入れるようにリズミカルに混ぜてメレンゲを作ることで、ふわふわとしたなめらかな舌触りになるのだそうです。

もちろん、鉄板の温度管理と絶妙なタイミングは言わずもがなのプロの技。

「鉄板仕立て」と聞いてもっと時間をかけて焼くのかと思っていたけれど、見学したところ、焼き自体はほんの数分間ぽい。そうか、じっくり焼けばいいっていうものではないのか……。

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調査すればするほど謎が増えて行く。この美味しさ、迷宮入りです。

分かったことと言えば、「自分は心の底からこのチーズスフレパンケーキが毎日食べたい」ということだけでした……。

ちなみにこちらのお店、プロデュースはトランジットジェネラルオフィスの中村貞裕さん、トータルディレクションは森田恭道さん、ケーキは青木定治さん、インテリアは勝田隆夫さん、ロゴデザインは平林奈緒美さん、音楽は青野賢一さん、フラワーアレンジは越智康貴さん、ユニフォームはNumeroUnoの小沢宏さん。

ハァハァ…と、息切れしてしまうほど、日本を代表するトップクリエイターの方々の名前がずらり。

ザ・東京!な最先端カルチャーが集結した、世界に一つの場所なんです。

あ、あとですね、最後なので小声で言いますが、働いている男性が全員、本当にとってもいい男。そしてとってもジェントルマンです。

紳士と淑女のためのビストロカフェは、スタッフもやっぱり紳士なんだなあ。

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商品リスト
チーズスフレパンケーキ〜ハチミツとフルーツ添え〜
1296円