こんにちは、えみ(@himawari_emi)です。
春になると和菓子をたべたくなるのは私だけでしょうか?お菓子づくりというと、どうしても洋菓子になりがちで、挑戦してみたいけど難しいイメージが強く、なかなか手を出せないのが「和菓子」。
そんな和菓子の中から今回私が紹介するレシピは、年中楽しめて、アレンジもたくさんできること。これをテーマに『どらやき』づくりに挑戦してみることにしました。
『どらやき』と聞いてまず思い出すのは・・・どらえもん(笑)そう。あの国民的アニメの大好物ですよね。しかし、お菓子としては華やかさがなく地味なイメージもあるかもしれませんが、アレンジ次第によっては老若男女で美味しく楽しめるお菓子だったんです!
たまには珈琲を日本茶に変えて、家族三代で楽しんでみませんか?
※どらやき豆知識
4月4日は「日本記念日協会」にも認定されている『どらやきの日』だそうです。知っていましたか?4と4を合わせて、しあわせ(4合わせ)の日。手つくりのどらやきを食べて、みんなで幸せになろう!
【 材料 】 8㎝×4個
【生地】
・卵……1個
・上白糖……35g
※きび砂糖を使用するとコクが増します
・薄力粉……35g
・重曹……3g
※ベーキングパウダーで代用する場合は6g
・白玉粉……40g
・水……40g
・水あめ……大さじ1
※なければ蜂蜜で代用可
・みりん……小さじ1 1/2
※白玉粉を使用するともっちり感が増すので他の材料で代用したくありませんが、どうしても準備できない場合は薄力粉に置き換えてください
※重曹がなければベーキングパウダーでも代用可能ですが、もっちりとしたパンケーキのような仕上がりになるため重曹をおすすめします。焼き上がりの香りも和菓子っぽく感じました。
写真だと分かりづらいですが、重層の方は真ん中ふっくら高さもあります。重曹と同量では薄っぺらくなるので倍量にするのを忘れずに。
※水あめと蜂蜜で焼き比べをしてみましたが、水あめの方がしっとり感が増したように感じました
※みりんを加えることにより、しっとり感が増します
【トッピング例】
・あんこ
・白玉・求肥
・生クリーム
・カスタードクリーム・抹茶クリーム・チョコクリーム
・お好みの季節の果物
・プリン
【 下準備 】
・フルーツを挟める程度のサイズにカットしておく
・薄力粉・重曹を合わせてふるっておく
・白玉粉に水を加え粉っぽさがなくなり一塊になるまでしっかり混ぜておく。水が足りなければ、数敵づつ追加する。柔らかくなりすぎないように注意してください
【 つくり方 】
1)ボウルに卵をいれ軽くほぐします。そこへ砂糖を一度に加えてホイッパーで砂糖がなじむまで泡立てないようにすり混ぜます。
★ ポイント
勢いよく泡立てるのではなく、泡立たないようボウルの底(側面)にホイッパーをくっつけた状態で丁寧に混ぜてください。ここで勢いよく混ぜてしまうと、火通りが悪くふっくらした仕上がりにならない原因となります。
2)①のボウルに水あめ・みりんを一度に加えてしっかりと混ぜます。水あめは最初なじみずらいですが、混ぜ続けていくうちになじむので、泡立てずにゆっくり丁寧に混ぜてください。
3)②のボウルに、ふるっておいた薄力粉、重曹を加え、ここでも泡立てないよう粉っ気がなくなるまで混ぜます。
4)③のボウルに、水を加えて柔らかくしておいた白玉粉を加え、ここでも泡立てないよう混ぜます。全ての材料が混ざりきれば生地の完成です。
5)テフロン加工のフライパンを弱~中火で温め油をひき、ペーパータオルでふいて広げます。温まったら大きなスプーンやおたまを使い、8㎝ほどの丸形になるよう生地を落とします。
6)生地を落とした後は触らず、表面にぷつぷつと穴があくまで待つ。弱火で火を通すので少し焼きすぎかな?と思うくらい、端だけではなく中心部分にも穴があくまでじっと我慢しながら焼きます。
★ ポイント
早くにひっくり返すと表面の柔らかい生地が流れ出し丸形にならなくなるので注意してください。
7)裏面も端の方まで火が通るようしっかり目に火を通します。写真のように、裏側の端がほんのり焼き色ついいてきたら火を止め、フライ返しでお皿にあげます。たくさんの枚数を焼く時は、焼きあがった生地が乾かないよう、ラップをかけるなどしてあげてください。
★ ポイント
パンケーキと違い生地が柔らかいので勢いよくフライ返しで持ち上げると、表面に折れ曲がったしわが入ってしまい、つるっとしたきれいな仕上がりにならない事もあるので、端を少しだけ持ち上げそこに空いてる方の手を使いやさしく持ち上げてみましょう。生地は熱くないので、素手でも安心です。
8)全ての生地を焼いたら、お好みの具材をはさんで完成です!
いかがでしたか?こんな簡単にお店で買うような本格的な味ができるなんて、自分でもびっくりしました。
トッピング次第で洋菓子っぽくも食べれるので、具材を変えながら一度と言わず二度、三度、楽しんでもらえたら嬉しいです。