抹茶感がスゴイ!! が第一印象。
口に入れた瞬間に、きっと誰もがそう思うハズ。だって本当に濃厚なんです。抹茶風味ではなくて、抹茶そのもの。ふんわりとお抹茶の香りが漂うというヤワなお菓子ではありません。ガツンと抹茶が主張してきます。
ほら、見た目もご覧のとおり、抹茶そのものの緑色。そして２口で食べれらてしまうほどの小ぶりなサイズなのに、この満足感は一体……。
その秘密は、食感にあり。キャラメルのねっとりとした生地に、歯触りの良い胡桃がたっぷりと入りザクザク感もプラス。そこに主役の抹茶が加わって香り高くしあげられ、至福の２口が生まれるのです。
さてこの抹茶、なんとお点前で使われる宇治抹茶を石臼挽きしたもの贅沢に使ったものだそう。香り高く、エグミは少なく、旨味とまろやかさが楽しめるのは材料への並々ならぬこだわりのなせる技でした。
日本茶菓SANOAHのショーケースには、ほかにも抹茶のお菓子がたくさん。こちらのモンブランも濃厚そう！
そしてもうひとつ、味わいももちろんですが、心を奪われたのはこのパッケージ。
木箱にぎっちりと詰められて包装され、美しく織られた厚みのある紐でぎゅっと結ばれたこの佇まい。いかがでしょう？
何よりも目をひく紐、気になってスタッフの方にうかがったところ、「真田紐（さなだひも）」という紐とのこと。調べてみると、抹茶道具の桐箱の紐としてや、着物の帯として、さらには鎧兜着用の際にも使われてきたものだそう。どうりで重厚感がたっぷりなわけです！
なぜこんなにもパッケージにこだわっているのかというと、実は日本茶菓SANOAHは、もともとは京都で茶業界の包装業を100年以上も営んでいる会社でもあるから。
お茶の世界に携わるなかで、日本人の急須で淹れる緑茶離れが著しくなっている現状を盛り上げるべく、本社がある京都に「茶を食す。」をコンセプトとした緑茶カフェ「Green café style 茶乃逢」を立ち上げたのが始まりなのだとか。
パッケージにもただならぬこだわりを感じた秘密がここにありました。お茶への愛と同じくらい、「人と人との気持ちが結ばれるよう、一つ一つ丁寧に結んでいます」という紐にも注がれる愛情がたっぷりの日本茶菓SANOAHのお菓子。お祝い事や、大切な人への贈り物、海外へのお土産にもぴったり！
SHOP INFOMATION
| NAME | 日本茶菓SANOAH |
|---|---|
| URL | http://www.n-sanoah.jp/ |
| ADDRESS | 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本店B1F |
| TEL | 03-3352-1111 | OPEN | 10:30～20:00 |
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