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食感が魅力の絶品スコーン。「Gotemba Apartment Store」でホッと一息

UPDATE:

CAKE.TOKYO編集部

だれもが知っている喫茶店のスタンダードメニューを提供する「Gotemba Apartment Store(ゴテンバアパートメントストア)」。なつかしさの中に、どこか現代的な要素が感じられるスイーツやフードが魅力です。今回は、店主の森谷雅美さんと夫で建築士の洋之さんに、メニューやカフェへの思い、街づくりなどについてのお話を伺いました。

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

目次

新旧が融合したスタイリッシュなお店

2023年11月24日に1周年を迎えた「Gotemba Apartment Store」は、雅美さんが12年間にわたりつづけてきた小さなカフェ「雑貨とカフェ ロバギター」(以下「ロバギター」)をたたんで、新たに始めたお店です。アクセスはJR「御殿場駅」から歩いて約7分。9台分の駐車場があります。

オレンジ色の看板が目印

コンパクトな店内に雅美さんの好きなものがぎゅっと詰まっていた「ロバギター」とちがい、「Gotemba Apartment Store」では、私設図書館のテナントが入っていたり、ゆったりとしたソファー席が用意されているなど広やかなスペースが印象的です。

思い思いにくつろげる空間

店名は、さまざまな人が出入りする「アパート」をイメージして名付けましたが、原宿にあった「同潤会アパート」や、下北沢にあった「下北沢アパートメントストア」からも着想を得たそうです。
「私の原点は雑誌の『オリーブ』と『宝島』」と話す雅美さん。
カフェブームの前からお茶の特集を組んでいた『オリーブ』や、音楽・カルチャーなどの情報を発信していた『宝島』がとても好きだったとのこと。音楽活動をしながら飲食業に携わってきた雅美さんは、いつかカフェを開きたいと思うようになり、結婚を機に御殿場へ来たことがきっかけで最初のお店「ロバギター」を始めました。
洋之さんは、「『Gotemba Apartment Store』は、ある意味アンチカフェの気持ちを込めています」と語ります。
90年代~2000年代初頭のカフェで感じられたカルチャーの匂いにワクワクしたふたりにとっては、現在のカフェ文化が形骸化しているように感じるそうです。ふたりが憧れた刺激的な場所を今の時代に成立させるため、内装デザインは、古いものと新しいものを混在させた「レトロフューチャー」をキーワードにしました。

温故知新を感じさせる店内

近未来的な素材のステンレスを使ったカウンターと木目を活かした床、昔の工事で記入された墨を残したままのむき出しコンクリートと真っ白い壁など、新旧が融合したスタイリッシュな内装からは、クールなかっこよさだけでなく、あたたかみも感じられます。

ステンレスとの対比がおもしろい廃材の柱

ほかにも、山梨の温泉旅館を解体した際に出た廃材をカウンターの柱にしたり、御殿場にあった教会のベンチを再利用したりするなど、店内を見わたすと「おや?」と思う発見があるのも楽しいところです。

ロックが好きな雅美さんがコラージュしたテーブルの脚

どちらかというと女性的でかわいらしい雰囲気だった「ロバギター」の内装は、すべて雅美さんの要望をもとにして作られました。「当時は本当に好きにやらせてもらったので、今回はまったく口出ししていません」と雅美さんが話す通り、「Gotemba Apartment Store」は、洋之さんがひとりで内装を担当。
ですが、ただ自分の考えを反映させたのではなく、「できるだけ彼女に合うものを選んだ」と言います。かわいらしいだけではない雅美さんの男性的な部分を自分なりに解釈して内装を考えたそうです。

スタイリッシュな店内に散りばめられたかわいらしさも魅力

こだわりの詰まったシンプルなスイーツメニュー

数あるスイーツメニューの中で、特におすすめなのが「スコーン」。
フレーバーは、定番の「パルミジャーノとアーモンド」¥280(税込)、「クランベリーとホワイトチョコ」¥250(税込)のほか季節限定もあり、取材時は「栗とベーコン」¥330(税込)が提供されていました。
メニューと内装の具体的なイメージに「70年代のアメリカ」があったため、アメリカのダイナーにあるようなベーシックなスコーンに仕上げたそうです。
アメリカ式のスコーンは生地のザクザク感が魅力ですが、雅美さんのスコーンはそれだけでなく、もそもそしないなめらかな食感を楽しめるのが特長。本当においしいと思うスコーンを求め、都内へ習いに行くなどして試行錯誤の末にたどりついた一品は、雅美さんがイメージする理想のスコーンなのだそう。

「かっこいいスコーンがやっとできあがりました」と雅美さん

生地のザクザク感と口どけのよさを楽しんだあとに広がるのは、トッピングの食感や味わい。生地がもそもそしないので、チーズやベーコンのうま味、クランベリーの甘酸っぱさ、濃厚でやさしいチョコレートの甘み、アーモンドや栗の食感や風味など、トッピングのフレーバーを存分に堪能することができます。

おみやげに最適なテイクアウト用スコーン

「Gotemba Apartment Store」のもうひとつの定番スイーツは「プリン」¥550(税込)。
喫茶店が好きな雅美さんにとっては、定番としてあるべくしてあるメニューです。昔ながらの固めの食感とはいえ、固さとなめらかさのバランスが絶妙なやさしい味わいが魅力。食感や舌ざわりの工夫については企業秘密とのことで、ぜひ実際に味わってみてほしい一品です。

香ばしいカラメルと生クリームが味を引き立てる

寒い冬にぴったりなホットドリンク「バターリーミルクティ」¥660(税込)もおすすめ。
チベットやブータンなどで飲まれている「バター茶」をヒントにしたというドリンクは、濃いめのミルクティーにバターとキビ砂糖を加えたもの。やさしい甘みとバターのコク、ほんのりソルティな後味を楽しむことができます。

やみつきになる人が多いという「バターリーミルクティ」

ケーキは、「木苺ガトーショコラ」と「ベイクドチーズケーキ」の2種を展開。さわやかなベリーがアクセントのガトーショコラは、濃厚だけれど重すぎないのがポイントです。

「木苺ガトーショコラ」¥550(税込)

昔の喫茶店にあったようなレトロなチーズケーキに少しだけスパイスを効かせ、なつかしさの中にも新しさが感じられるよう仕上げました。

「ベイクドチーズケーキ」¥550(税込)

喫茶店の定番がそろう自慢のフードメニュー

雅美さんは喫茶店や定食屋で、迷ったら必ずナポリタンを注文するというほどのナポリタン好き。オープン前の試作で最初に取り掛かったという「ナポリタン」¥1,100(税込)は、「Gotemba Apartment Store」自慢のフードメニューです。「ブレンドしているケチャップの配合をスタッフと何度も試しました」と話す通り、奇をてらわないメニューからは想像できないほどの奥深い味わいが口の中に広がります。麺のもちもち感や野菜のシャキシャキ感にもこだわりました。

クセになるおいしさ

自家製のホワイトソースを使った「チキンドリア」¥1,320(税込)は、今の時期におすすめ。具はチキン、タマネギ、キノコのほか、御殿場ハムの名店「石川商店」のベーコンを隠し味に使っているそう。やさしい味わいのホワイトソースと具のうま味がからみ合う、後を引くおいしさが魅力です。

食べ応えのある「チキンドリア」で、心も体もあたたまる

お店は予定外の出会いから生まれた

12年間つづけた「ロバギター」は、老朽化による立ち退きがきっかけでお店をたたみました。そのタイミングで住宅を建てる予定にしていたため、新たにお店を始めることは考えておらず、雅美さんは「お菓子でも焼いてゆるくやっていこうかな」と思っていたそうです。
ところが、立ち退きの話の3日後くらいに、たまたまこの物件を見つけて内覧したところ、ふたりはすぐに気に入り「お店をやりたいね」と話し合ったそう。とはいえ、住宅を建てることと、店舗と住居を兼ねた物件を購入することのどちらを選ぶかは、ふたりの人生にとって大きなできごとです。最終的に、「おもしろいほうを選択しよう」とふたりが決心したことで、「Gotemba Apartment Store」が生まれました。

お店から望む大きな富士山

また、失敗に不寛容な今の日本社会で、50代のふたりがリスクをとって新たなスタートを切ることにも意味があるとふたりは考えています。
お店のテーマである「何かやりたい人が何かやれる場所、何もしたくない人がホッとできる場所」を作りたいというのはもちろん、「今の社会に対するアンチな部分を自分たちなりに表現したい」と洋之さんは語ります。

ふたりの深い思いが詰まったお店

飲食店の枠を超えた「街の居場所」

建築の仕事に携わる洋之さんは、街づくりに関する引き合いがある中で強く感じていることがあります。それは、「街づくり」という客観性では物事が動いていかないということ。「自分たちの好きなことを主観的に発信することでしか、物事は変わっていかないのではないか」と考えているそうです。
お店のイメージにある「70年代のアメリカ」の中でもニューヨークのソーホーは、70年代~90年代にかけて先鋭的なアートの中心地でした。アーティストが住み始め、それによって街に人が集まるようになり、エリアの価値を高めたのです。
「Gotemba Apartment Store」でアートや本、音楽などのカルチャーを取り入れているのは、ふたりがカフェ文化にカルチャーを求めているからだけでなく、それらの主観に共感する人が集まることで、ソーホーのように自然と街づくりが行われるはずだと考えているからです。

ローカルメディア「On Ridgeline(オン リッジライン)」の森岡まこぱさんが運営する「みんなの一箱図書館 さかいめ」

地元の野菜も販売。お店のメニューでも使われている

1周年を機に、「『人間らしさ』の重要性について考えた」という洋之さん。飲食業がシステム化していく中で、お店のコンセプトである「街の居場所」を成立させるためには、お客さまがホッとするようなコミュニケーションを今以上に大切にしたいと考えています。さまざまな目的で来店するお客さまが気持ちよく過ごせるよう、人と人との接点を失わずに、お店を整えながら継続していくことが今後のふたりのテーマです。

雅美さんがセレクトした雑貨。おみやげにもおすすめ

雅美さんがひとりで切り盛りしていた「ロバギター」とちがい、20代前半から40代までのバラエティーに富んだスタッフたちに支えられている「Gotemba Apartment Store」。音楽が好きなふたりはスタッフをバンドメンバーに例え、「『ロバギター』は弾き語りだったけど、『Gotemba Apartment Store』はもっと人間臭いバンド」と語ります。

雅美さんと洋之さんのお店に対する深い思いと、大切なメンバーであるスタッフたちの人間味が混じりあったお店は、飲食店という枠を超えた楽しさに満ちています。

SHOP INFORMATION

NAME Gotemba Apartment Store(ゴテンバアパートメントストア)
WEB SITE https://www.instagram.com/gotembaapartmentstore/
ADDRESS 静岡県御殿場市萩原720-1
TEL 非公開
OPEN 11:00~19:00
CLOSE 火曜日、不定期で金曜日

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