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【東京・旗の台】SNSで人気の小さなカフェ「Chilling Coffee&Bake」の魅力とは

UPDATE:

CAKE.TOKYO編集部

東急大井町線・旗の台駅の目の前に店を構える「Chilling Coffee&Bake」(チリング コーヒーアンドベイク)。パティスリーやベーカリー勤務の経験がある店主・軽部涼(かるべりょう)さんと、バリスタの資格をもつ弟さんのふたりで2021年に開業した小さなカフェです。
丁寧に焼き上げた自家製のお菓子と本格コーヒー、そしておしゃれな店内がSNS中心に注目され、遠方から訪れるファンが絶えません。便利とは言えない立地にありながらも人々の心を掴む、新進気鋭のお店を訪ねます。

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。

ローカルな駅に佇む海外ヴィンテージなカフェ「Chilling Coffee&Bake」

スイーツの聖地「自由が丘」を数駅先に見据える旗の台エリア。住宅街が広がるのどかな街に、話題のカフェ「Chilling Coffee&Bake」があります。

ハートのネオンサインが目印

オーナーは、パティシエの経験を持つ軽部涼さん。日本のパティスリーやベーカリーでの勤務経験のほか、フランスでも修行を積んだスイーツの本場を知るプロです。

海外から取り寄せたという緑色のタイルを差し色にした、シャビーで味のある店内。右下の写真は軽部さん

店内のショーケースには、ヨーロッパやアメリカ発祥のカントリーな焼き菓子が並んでいます。素朴で自然体な佇まいが、とにかくカワイイの一言!まるで童話の世界を覗いているかのような、エモーショナルさも込み上げてきます。

レモンケーキやクッキー、マフィン……。次々と目移りしてしまうショーケース

すでに魅力たっぷりの「Chilling Coffee&Bake」、しかし真の魅力はこれからです。まずはCAKE.TOKYO編集部が厳選した絶品焼き菓子と、こだわりのドリンクをご紹介します!

人気絶頂!看板商品の「キャロットケーキ」

食欲をそそるスポンジは、ブラウンシュガーを使用

スイーツ好き界隈でじわじわと熱を増しているキャロットケーキ。「Chilling Coffee&Bake」の「キャロットケーキ」(¥600)は、まるでショートケーキのような見た目が特徴の看板商品です。

本場よりも甘さを控えた、爽やかな味わい

シナモン・ナツメグ・クローブなどのスパイスと、たっぷりのナッツを使った風味豊かな生地。そこにレモンの酸味とチーズのコクが利いたフロスティングが合わさり、エスニックな味をまろやかに包み込みます。ボリュームがありながらも、あっという間に食べ切ってしまう一品です。

卵のコクと苦味が絶妙な「自家製カスタードプリン」

スプーンに吸い付くような弾力感!

年配の男性にもファンがいるという「自家製カスタードプリン」(¥580)。固めの食感に仕上げられた“昔ながらのプリン”です。

しっかりと焦がされたカラメルは、奥行きのある苦味

材料には、黄身の色が濃い「那須御養卵」を使用。味にコクが出る上に、焼き上がりの「黄色み」が増しておいしそうな仕上がりになるといいます。味わいは、カラメルの力強い苦味と卵のコクが極上のバランス!甘さも控えめで、素材のおいしさをストレートに味わえます。

スパイス好きにはたまらない「バスクチーズ マサラチャイ」

シンプルな見た目に隠された、新感覚の味わい!

「そろそろ次の推しスイーツを見つけたい……」。そんな人にトライしてほしいのが「バスクチーズ マサラチャイ」(¥580)です。ひと口でぶわっと広がる香り豊かなチャイは、食べ進めればスパイスの辛味を感じるほどの存在感。一方で、生地はとろけるようななめらかさです。他のカフェではあまり見かけない、クセになる味わいを楽しんでみては。

バリスタの目利きが光る「カフェ・ラテ」

こだわりの豆を販売/弟さんから教わったというラテアートの腕前は……お見事!

バリスタの弟さんが監修するラインナップも欠かせません。
ほど良い苦味が感じられる「カフェ・ラテ」(¥490)は、甘いお菓子を引き立てて上質なハーモニーを生み出します。豆はエチオピアとコロンビアのオリジナルブレンド、軽部さんの元同僚が営むコーヒーショップから仕入れているのだとか。

ペアリングを問わない、上質な一杯

お子さんにもどうぞ!「練乳苺ミルク」「ホワイトオーチャードティー」

練乳苺ミルク/ホワイトオーチャードティー

お子さんやコーヒーが苦手な方も楽しめるようにと、ジュースや紅茶のラインナップも充実しています。中でも「練乳苺ミルク」」(¥480)と「ホワイトオーチャードティー」(¥450)はフルーティーさを楽しめるドリンク。ちなみに「ホワイトオーチャードティー」とはピーチフレーバーの緑茶のことで、みずみずしいピーチの香りと緑茶の渋みが爽やかなドリンクです。

「目新しさ」と「おいしそうな予感」を的確に捉えるアレンジ力

「Chilling Coffee&Bake」の焼き菓子は、ベーシックなラインナップでありながらも「これまでとは違う」と思わせる魅力が見え隠れします。その理由を探ると、軽部さんの商品開発へのこだわりが見えてきました。

———

お客さんに“あ、これ新しいな”と思ってもらいたいんです。なので、あまり見かけない素材や組み合わせを選びますし、こんな商品名だったらおいしそうだなと名前から考えることもあります。マサラチャイのバスクチーズは、まさに名前から入りましたね。

新しいものを提供したい、と考える先に「理解が難しいもの」ではなく「新感覚だけど、おいしそうと感じられるもの」を生み出す軽部さんの絶妙なアレンジ力。きっとこれまでの豊富な経験とセンスに裏打ちされたものなのでしょう。

ひとつひとつのメニューの「普通とはちょっと違う部分」に注目したい

「Chilling Coffee&Bake」では焼き菓子の他、季節ごとのメニューや平日限定のグラスデザートもあります。いつ行っても楽しみが尽きません。

フランスで気づいた、自分が本当に追求したいもの

高校生時代からお菓子が好きだった軽部さん。将来はお菓子づくりの仕事がしたいと、製菓の専門学校に進学し、洋菓子作りや製パン技術を学びます。
専門学校卒業後は、地元・茨城のお菓子屋さんでパティシエとして働き、23歳でワーキングホリデーでフランスに滞在。パティシエとしての経験値を上げました。帰国後はレストランのデザート部門やベーカリーにて勤務、その終着点として「Chilling Coffee&Bake」をオープンしたのです。
最初はパティスリーの開業を目指していたのだそう。しかし様々な経験をするうちに、価値観が変わっていきました。中でもフランス滞在は大きなターニングポイントです。

日本とフランスのパティスリーのギャップに驚いた、と軽部さん

———

フランスのパティスリーが、日本とまったく違うことに気づきました。フランスでは、おじいちゃんや小さな子どもなど幅広い年代がふらっと立ち寄って、小さなお菓子を一個だけ買ってく、というのも日常の光景です。日本よりはるかにお菓子が身近で、ラフなものでした。気づけば、きらびやかなパティスリーをやるよりも、年齢や性別問わず身近に楽しめるお菓子を扱う方がいいかもしれないと思うようになったんです。

レストランやベーカリーでの勤務は、あらゆる可能性を模索していた頃だといいます。ちなみにフランスから帰国した頃、すでに弟さんとは「ふたりでお店をやりたいね」と話していたんだそう。

兄弟で意気投合して生まれた、念願のお店

店の名前は、リラックスする=「チルする」から。ほっとできる場所になるように、そして自分たちもそういった空気感でお店をやっていきたいと考え、“旗の台”の穏やかな空気感に惹かれたと言います。

———

旗の台はほどよく落ち着いていて、理想とする店の雰囲気にあっていました。お客さんが1個単位でも気軽に買いにこれるようなアットホームさを、ここでは実現できていると思います。

目の前のお客さんを飽きさせないこと

オープンして3年が経った「Chilling Coffee&Bake」。着実に手応えは感じていると、明るい表情の軽部さん。

———

新たに挑戦したいことは色々ありますが、まずは商品のラインナップを充実させて、目の前のお客さんを満足させることを優先したいです。やっぱりリピートしてくれた方を見かけると、がんばろう!と元気をもらえますから。

店舗拡大やオンライン販売も将来的に考えているそう

周辺には大きな商業施設もなければ、カフェの聖地でもない。それでもわざわざ足を運びたくなる「Chilling Coffee&Bake」。温かみのある焼き菓子とオーナーの心遣いを感じながら、穏やかな“チル”時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

SHOP INFORMATION

SHOP Chilling Coffee&Bake(チリング コーヒーアンドベイク)
WEBSITE https://www.instagram.com/chilling_coffeeandbake
ADDRESS 東京都品川区旗の台5-6-10 YGフラッグ 1階
TEL
OPEN 【平日】 10:00〜17:00
【土日祝】 10:00〜17:00
CLOSE 月曜日、火曜日

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