【東京・羽田空港】日本と台湾の味わいを堪能できる！「ボンヴィボン+e」

日本と台湾の融合なパンを楽しむ

羽田空港までのアクセスは、リムジンバスや東京モノレールなどがありますが、電車で行く場合は京浜急行線の「羽田空港第３ターミナル駅」で下車。4階のおこのみ横丁に向かいます。

たくさんの種類から選ぶなら10時以降に

朝は8時からオープンしている「ボンヴィボン＋e」ですが、パンが陳列棚いっぱいに揃うのが10時頃なので、多くの種類から選びたい場合はそのくらいの時間に訪れるのがおすすめです。
店名の「ボンヴィボン＋e」って、パン好きの方ならピン！とくるかも知れません。そう、青葉台や新百合ヶ丘の人気店「ボンヴィボン」と、“日本の美味しさを世界に”を合言葉にアジア諸国へ日本の食を拡げている「エバリッチエンタープライズ」が手を組んだベーカリーなのです。

台湾唐揚げサンド

台湾唐揚げサンド　￥510（税込）

私がこちらのお店を紹介したかった理由のひとつが、日本と台湾の魅力が融合したパンを食べることができること。「台湾唐揚げサンド」は、台湾では鶏排（ジーパイ）と呼ばれ、夜市の屋台などでも人気な骨なしタイプのフライドチキンがサンドされています。

台湾唐揚げサンド断面

手のひらサイズのロールパンは、口あたり軽くしっとり、それでいてふんわり。それに台湾唐揚げ、グリーン、タルタルソース、ガリがサンドされています。
パン生地が柔らかめなので食べた時の一体感が良く、八角の風味感じる唐揚げはジューシー。なによりガリがサンドされているので後味さっぱりなのです。

パン・オ・ショコラ

パン・オ・ショコラ　￥440（税込）／断面

向かって右側にはボンヴィボンのパンを中心に陳列されています。
その中でもひときわ目をひくのが「パン・オ・ショコラ」。ビジュアルも美しいバイカラークロワッサンで、仏ヴァローナ社のチョコレートを使い、焼き色濃く、バリッザクッ食感で、どちらかというと甘さよりも香ばしさを感じるビターな味わい。
ただ、中央底のチョコレートに到達すると、一気に甘味が口内に広がりビターと甘みのコントラストがクセになるおいしさです。

キャロットケーキ

キャロットケーキ　￥480（税込）／断面

空港のパン屋さんなので、旅行客が多いのかと思いきや、最近は職員の方も買いにくることが増えているそうで、こちらの店内製造の作り立てキャロットケーキも人気があるのだそう。
生地部分はホロホロっとしているのだけれど、しっとりもしていて、人参の甘味とスパイスの香り、クルミの食感そしてクリームチーズのフロスティングがたっぷり。クリームチーズの程よい酸味が心地良く、もちろんこのまま食べても美味しいのだけれど、冷やしてたべるとさらにおいしかったです。

焼きたてパンを空港内で食べる至福のヒトトキ

店前のイートインスペース

店前には“和”を感じるイートインスペースがあります。搭乗手続きをしている様子が見えるので旅行時はもちろん、ぶらり遊びに訪れた時でも、ちょっとした旅行気分を味わいながらいただくことも出来るのです。

第3ターミナルの展望デッキ

また、展望デッキにもベンチが数多くあるので、おこのみ横丁で購入したら上にのぼり飛行機を見ながらいただくのも空港ならではの楽しみ方かなと思います。

—————— 編集後記 ——————

プチ・クロワッサン　￥100（税込）

実はこちらのお店はオープン直後に訪れたことがあるのですが、久しぶりに再訪したところ、パンのラインナップが増えていて驚きました。
今回は購入しなかったのですが、おやつがてら食べることが出来るようにと100円のプチ・クロワッサンがあったり、旅行時だけでなくても楽しめるパンがたくさん。

羽田空港第3ターミナル外観

向かって左側は店内調理のパン、右側はボンヴィボン本店から配送されたパンが陳列されているそうなので、日本にいながら海外気分のパンを食べることができるのも、このお店の魅力のひとつ。ぜひ、旅行時はもちろん、ぶらり散策がてらに立ち寄ってみてくださいね。

SHOP INFORMATION

SHOP	ボンヴィボン+e
WEBSITE	https://www.instagram.com/bonvivant_plus_e
ADDRESS	東京都大田区羽田空港2－6－5 第3ターミナル4階
OPEN	8：00～20：00
CLOSE	月曜定休