【京都】 甘さに逃げない、茶葉の矜持 抹茶スイーツの原点「京銘茶 茶游堂」の抹茶フィナンシェ
文字を紡ぐフィナンシェマニア
らく
京都・宇治に拠点を置く「京銘茶 茶游堂 本店(きょうめいちゃ ちゃゆうどう ほんてん)」。
今では当たり前になった「抹茶スイーツ」というジャンルを、実はお茶屋さんの立場で切り拓いたパイオニアです。今回ご紹介する「抹茶フィナンシェ」は、お菓子屋さんの発想ではなく、あくまで「お茶のプロ」が納得する味を追求した、潔い一品。甘さに頼らない、茶葉本来の力強さを紐解きます。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
「お茶屋感覚」を貫く。宇治茶を日常に溶け込ませた「茶游堂」の歩み
京銘茶 茶游堂 本店
抹茶スイーツの草分け的存在である「京銘茶 茶游堂 本店」。その原点は、当主の「お茶本来の美味しさを、もっと身近に、誰もが味わえる形にしたいという情熱にありました。
京都の老舗茶舗で培った経験をいかし、お菓子屋さんの視点ではなく、あくまで「お茶屋」としての目利きで素材を厳選。幼い頃から親しんできたお菓子に、新鮮な茶葉の息吹を吹き込むことで、宇治茶の新しい可能性を世に知らしめました。
流行に左右されず、自分たちがおいしいと認めるお茶の風味を最大限に引き出す。そのストイックな姿勢は、ひとくち食べればすぐに理解できるはずです。
飾りを捨てた、茶葉ストレートの勝負。一本に込めた抹茶への自負
スティック型のフィナンシェ
茶游堂の抹茶フィナンシェは、一般的な形にとらわれない食べ応えのあるスティック状。そこには、見た目の華やかさで飾るのではなく、生地の色と質感だけで勝負する作り手の自負が表れています。
封を開けた瞬間に漂うのは、香料で後付けしたような強い香りではなく、茶葉そのものが持つ自然な渋みと香ばしさ。この「お茶をそのまま焼き固めた」かのような実直な姿にこそ、茶游堂が守り続けてきた抹茶スイーツの原点があります。
お茶を「食べる」ような感覚。ほろ苦さと、しっとりした生地の調和
抹茶の渋みが染み渡る
封を開けると、甘いお菓子の香りというよりは、茶葉そのものの「渋い香り」が鼻をくすぐります。
・甘さを控えて際立つ、茶葉の「深み」
ひとくち食べると、まず抹茶のストレートな風味が口の中に広がります。
「作ったような甘さ」を極限まで抑え、茶葉が持つ本来の苦味を主役にした仕上がり。甘すぎるスイーツが苦手な方でも、これならお茶の旨みをじっくりと噛み締めることができるでしょう。
・しっとり馴染み、ほのかに解ける食感
生地全体が非常にしっとりとしていて、ひとくちごとに茶葉の味わいがじわりと広がります。
密度の高いしっとり感がありつつも、噛み締めると適度に空気を含んだ「ふわっとした軽さ」もあり、大きめのサイズながら最後まで心地よく食べ進められます。
・和の余韻を大切にする楽しみ方
この繊細な苦味と香りをいかすなら、飲み物も緑茶やほうじ茶のような、味わいの濃すぎない和のものがぴったりです。お茶とお菓子、それぞれの抹茶の風味が重なり合い、より深い宇治茶の世界を堪能できます。
宇治の矜持を届ける、確かな品質。本物を知る人に贈りたい「宇治の記憶」
抹茶スイーツの原点をお土産に。抹茶フィナンシェ 5個入 / ¥1,780(税込)
宇治・六地蔵に本拠を置く茶游堂。その実直な美味しさは、京都の店舗はもちろん、駅の催事や百貨店の物産展などを通じて、購入することができます。「どこでも手に入る」という手軽さではなく、お茶の目利きが認めた「宇治の正統」を、場所を問わず安心して選べるという信頼感こそが、このブランドの価値を裏付けています。
華美な装飾を排し、中身の質だけで勝負する「本物」の風格。上品な個包装に包まれたその一本は、お茶の魅力を熟知した大人へのギフトや、自分を労う特別なご褒美に最適です。
お茶屋さんが本気で向き合った、抹茶スイーツの原点。宇治の息吹を感じさせるその揺るぎない美味しさは、手渡した場所がどこであっても、贈った相手の心に深く刻まれることでしょう。
SHOP INFORMATION
| SHOP | 京銘茶 茶游堂 本店(きょうめいちゃ ちゃゆうどう ほんてん) |
|---|---|
| WEBSITE | https://chayudo.co.jp |
| ADDRESS | 京都府宇治市六地蔵奈良町56 ヤマムラビル 1F |
| OPEN | 10:00~17:00 |
| CLOSE | 水曜日、第三日曜日 |
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