【愛媛・松山】小麦へのこだわりが凄い!シンプルなパンからスイーツパンまで堪能できる 「be-blé ARTISAN BREAD」
旅するパンマニア
片山智香子
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。
地方紙の別冊が出来るほど美味しいパン屋が多いという愛媛県・松山市。その中でも圧倒的に人気がある「be-blé ARTISAN BREAD(ビブレ アーティザン ブレッド)」。以前からリーンなパン(カンパーニュやバゲットのような、粉の味をダイレクトに感じることができるパン)には定評があったこちらのお店ですが、アレンジクロワッサンやヴィーガンドーナツなどスイーツパンも絶品なので、是非とも紹介をさせてください。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
店名も変更し、さらにバージョンアップした店内
JR松山駅から徒歩8分くらいのところある「ビブレアーティザンブレッド」。愛媛を代表する人気店といっても過言ではないこちらのお店。数年前に店舗を少しだけ移動し、店名も「ブーランジェリープース・ド・シェフ」から「ビブレアーティザンブレッド」に変更しました。
長年パン作りをしていくなかで、材料、特に“小麦”への考え方に変化があったそうで、いま大切にしたいことを店名にしようと、英語の「be」とフランス語で小麦を意味する「ble(ブレ)」、「小麦未来」をイメージしてつけたのだそう。
駐車場も完備したグレーの外観
“小麦”へのこだわりが半端ない
朝は7時からオープンしていて、店前に駐車場があることもあり地元の方は車で来ている方が多かったのですが、駅から500mくらいという距離な上に、道順としては難しくないので初めて訪問する旅行者も徒歩で行くことができます。
店名に思いを込めたという“小麦”は国産小麦99%以上使用していて、そのうちの99%が国産減農薬、小麦以外の食材も出来るだけ地元の食材を使用するというこだわりよう。
コの字型にパンが陳列
おひとり様1個までと個数制限があるほど人気な「ルージュ」
「おひとり様1個まで」と制限がついているほど人気の「ルージュ」。表面の縞模様から、もしかしてこちらは、いま流行りの進化系クロワッサンである“パンスイス”のアレンジなのでは?!とお聞きしたら、ビンゴ!シェフ曰く、ヨーロッパなどのSNSで紹介されていたものを参考に作られたのだそう。中にはホワイトチョコが入っていてバターのコクとあいまり優しい甘みが口内に広がります。それを追いかけるようにフランボワーズの酸味がギュッと味を引き締めていて、可愛いばかりではなく、食べていて飽きのこない最高のスイーツパンです。
ルージュ(¥420)/断面
ふわとろ食感がやみつきに!「きび砂糖ヴィーガン生ドーナツ」
「きび砂糖ヴィーガン生ドーナツ」は、卵や乳製品を含む動物性食品を使用しない100%ヴィーガン。それでいて、このもちもち感、どうやって作っているのかお聞きしたところ、なんとタピオカなどに使うキャッサバをお湯で炊いてプルプルっとゼリー状にしているとのこと。これね、食べてみるとめちゃくちゃ軽いのですよ。噛んだ瞬間にじゅわっと旨みが広がり、上はきび砂糖なので甘すぎず、思わずもう1個食べたくなってしまいます。きび砂糖のほかに、「こしあん&くるみ」もあるので2種類購入して食べるのもありかも。
きび砂糖ヴィーガン生ドーナツ(¥210)/断面
元気な一日を過ごしたい朝に食べてもらいたい!「胡麻とオートミールと丹波黒豆と栗」
人気があるという「胡麻とオートミールと丹波黒豆と栗」。胡麻とオートミールを練りこんだという生地はしっとりしていて、なにより表面いっぱいにしきつめられた胡麻の香ばしさのコントラストが良いのです。黒豆とマロングラッセが中に入っていて、これはね「一日元気に過ごしたい!」という朝に是非とも食べたい滋味深い味わいのパンでした。
胡麻とオートミールと丹波黒豆と栗(¥420)/断面
店内にイートインスペースはなく、人気店なのでのんびりしていると売り切れてしまう可能性があります。実際、私が行った時にルージュがどんどん買われていっていて、慌ててトレーにのせたくらいですから(笑)気になるパンがある場合は早めに行ってみてくださいね。
SHOP INFORMATION
SHOP | be-blé ARTISAN BREAD(ビブレ アーティザン ブレッド) |
---|---|
WEBSITE | https://www.instagram.com/beble_artisan_bread |
ADDRESS | 愛媛県松山市南江戸2-6-18 |
TEL | 089-923-2070 |
OPEN | 7:00-18:00(日曜日は17:00) |
CLOSE | 月曜日・火曜日 |
人気の記事
-
【2025年】東京駅で買える!押さえておきたい“おいしいお土産”5選
CAKE.TOKYO編集部
-
【京都】国内最後の出店「アマムダコタン京都」限定、新作パンをチェック!
CAKE.TOKYO編集部
-
【2024年版】エキナカで手に入る!JR品川駅でおすすめの手土産スイーツ5選
CAKE.TOKYO編集部
-
【東京・お茶の水】大人気ベーカリーの2号店「ダコー 」はエンターテインメントなベーカリーカフェ
CAKE.TOKYO編集部
-
【2025年】手土産にピッタリの限定品も!羽田空港で持ち帰る、ご褒美スイーツ
旅するパンマニア
片山智香子
おすすめ記事
-
【お取り寄せ】ふんわり軽い、まろやかクリームの「中津菓子かねい」の「くりーむどら」
CAKE.TOKYO編集部
-
【お取り寄せ】ちょっとした贈り物にも!おやつにぴったりな抹茶スイーツ
CAKE.TOKYO編集部
-
【東京・原宿】「Angelina(アンジェリーナ)」で出会う伝統のクラシックモンブラン
スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー
manami
-
【東京・下北沢】新時代のカフェ「エト ザ カルチュラルコーヒーハウス」で味わう、ブルームラテとスイーツ
スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー
manami
-
【東京・表参道】「CAFE N°_5(カフェナンバーファイブ)」で味わう韓国の最新スイーツ「ドバイチョコ」の魅力
スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー
manami