第1回 マムズ アップル & ティー
第2回 ネイバーフッド アンド コーヒーについて
第3回 クレーム ブリュレ ラテ
第4回 オレンジブラウニー、レモンケーキ、クレーム ブリュレ、青森産りんごのアップルパイ with アイスクリーム

最高のオレンジジュースをさらにおいしく。

今回ご紹介いただくのは、なんとも色鮮やかなオレンジジュース「シェイクオレンジラズリー」。第1回の「TEAVANA」のお話でもそうでしたが、やはりスターバックスでコーヒー以外のお話をうかがうのはまだまだ新鮮です。この商品は、バリスタが目の前でシェイクしてくれるんですね!

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バリスタの大塚祐貴さん

清水これまでもお話したとおり、ネイバーフッドは注文してから待つ間にも楽しい体験をしてもらいたい、というのがコンセプト。これはバリスタがバーテンダーになって仕上げるメニューです。

オープン当初はまだメニューが少なくて、これに注文が集中するもんですから、しょっちゅう「行きますよ!」ってお声がけしてシャカシャカしていました(笑)。

ひとつひとつのプレゼンテーションが本当に楽しいです。味のポイントについて教えてください。

清水ずばり、オレンジジュースなんです! このオレンジジュースは、日本で調達できるものの中でもいちばんおいしいと自負しています。高級ホテルで同じものを朝食に出しているところも多いみたいです。その場合、1グラス1200円くらいするんじゃないでしょうか。

オレンジの産地はアメリカ・フロリダの果樹園で、収穫するのは旬の3週間ほどだけ。獲れた実は48時間以内に搾汁し、そのまま急速冷凍して、各店舗に届くまでずっと冷凍された状態なので劣化がない。解凍する際も味に影響しないよう、2日かけてじっくりと冷蔵解凍しています。つまり、フロリダで収穫されたおいしさを、そのまま味わえるんです。

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なんとも贅沢なジュースですね!

清水正直言って原価は高いのですが、どうしても使いたくて。自然な甘み、コク、酸味……、味のバランスが最高なんです。もちろんそのまま飲んでも非常においしいのですが、「この最高のオレンジジュースをどこまで高められるか?」と考えたのがこのメニューになります。

赤いラズベリーの色が少しずつ広がって。

シェイクするのはオレンジジュースとラズベリーですか?

清水はい。少量の氷も加えていますが、味が薄まらないよう、最小限に抑えています。その代わりラズベリーはフローズン。氷代わりにもなり、シェイクすることでランダムにほぐれ、シェイクはエンタテインメントだけではない意味がいろいろとあるんです。

見ていると黄色のオレンジジュースが少しずつ赤くなって、オレンジが濃くなりますね。

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清水フローズンラズベリーがシェイクされることで少しずつ砕けはじめるので。さらに、砕けたラズベリーは飲んでいるうちに徐々に回答されて果肉感も加わります。この時間の経過が楽しめるのもネイバーフッドらしさのひとつだと思います。

僕たちがお客さまに提供したいのは、ただ喉を潤す飲み物じゃなくて、“経験”としての価値。このジュースだけでも、目の前でのシェイクすること、グラスの中の色の重なりやグラデーション、時間の経過による色の変化もそうです。そして、物語のある最高の素材も、そうだと思います。

確かに! そして、そんなお話をうかがうとよりいっそうおいしく感じられます。オレンジジュースは自然な甘みがあるだけでなく、果肉感があるのもリッチですね。ラズベリーのほぐれた果肉もあって、飲むのが楽しいです。

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清水実際、「これ飲んじゃうと普通のオレンジジュースが飲めなくなっちゃう」とおっしゃってくださるお客さまも多くて。こちらも自信を持って、持っているストーリーを語れるジュースメニューですね。

次回はもうひとつの自信作、バナナとチョコレートを組み合わせた冷たいドリンクをご紹介しましょう。(明日につづく)

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■ 教えてくれた人

清水 拓さん

スターバックス コーヒー ジャパン株式会社 プロダクトイノベーション部 R&Dチーム マネージャー。通常店のビバレッジメニュー開発を経て、現在は「スターバックス ネイバーフッド アンド コーヒー」「スターバックス イブニングス」のフード・ビバレッジメニュー開発を担当。

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商品リスト
シェイクン オレンジ ラズベリー
800円