スコーン、フレンチスタイル

スコーンってこんなに美味しかった? と、感動すらおぼえるLISETTE Café et Boutiqueのスコーン。
その秘密を探りにやってきたショップのガラスケースに並べられたその姿は、やや小ぶりのコロンとしたが愛おしく、しっかり焼き上げられたツヤめくその姿は上品で、まるで何か大切なものかのようにさえ見えてくる。
さて、みなさんにとってスコーンはどんなイメージ?
朝食やアフタヌーンティーなどでいただくギリス流スコーンが一般的かも。でもLISETTE Café et Boutiqueのレシピはフランス風。
スコーン、スコーンと連呼してきましたが、LISETTE Café et Boutiqueのスコーンの名前は「ビスキュイ・クロッカン」。
ちなみに「ビスキュイ」はフランス語で硬い焼き菓子(ビスケットの元になった単語)、「クロッカン」はカリカリした食感のこと。
さて、なぜあんなにも感動したのかと振り返ってみると、いわゆるスコーンぽくなかったからかもと改めて思う。これまで食べてきたスコーンは白っぽく、ややもさっとして、ボロボロとこぼれがち。
でも「ビスキュイ・クロッカン」の特徴は、しっかりと焼き色が付いていて、外はカリカリ、中は密度が濃くしっとりとして、リッチなスコーンというか、もはやスイーツ!


シンプルだからこそレシピで差がでる

その美味しさの秘密をパティシエの鶴見昂さんに教えていただいたところ、粉の味がしっかりと感じられる北海道産の小麦粉や風味が豊かな発酵バターをふんだんに使うことなど、シンプルな材料だからこそ、素材選び、配合、焼き方など全てにこだわりをもって作っているそう。
シンプルな素材でできているからこそ一口食べただけで、その味わいの違いが一目瞭然のスコーン。LISETTE Café et Boutiqueの「ビスキュイ・クロッカン」で新しいスコーン体験をぜひ。