【東京・本郷】自然由来の花酵母パンを堪能できる!「Panya+BUNZO(パンヤブンゾウ)」
旅するパンマニア
片山智香子
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。昨今、自家製酵母で作るパン屋が増えてきてはいますが、「花酵母」ってまだまだ聞き馴染みない酵母。
そちらに、可能な限りの国産小麦を使い、Vegan対応のパンも10種類以上揃えたというフラワーブレッドのお店「Panya+BUNZO(パンヤブンゾウ)」が2024年4月、本郷にオープンしたというので紹介しますね。
※本記事に掲載された情報は、掲載日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
最寄り駅からは徒歩6分 落ち着いた雰囲気で夜はbarにも
Panya+BUNZOの外観
東京メトロ丸の内線の本郷三丁目駅から徒歩6分。以前は13代続いた山崎薬局があった場所に2024年4月、オープンした「Panya+BUNZO」オフィス街なので落ち着いた雰囲気です。訪問したのは昼間なのでパンがずらりと並べられていましたが、17時からはお酒とパンのペアリングバーにもなるのだそうですよ。
花酵母を使用したフラワーブレッド
イートイン席もあります
こちらのお店の最大の特徴は、「花酵母」を使用しているということ。オーナーの田中氏が東京農業大学の研究員であることもあり、その研究開発からうまれた「花酵母」。地域の桜、薔薇など色々ありますが、同店では白梅から採取した酵母を使用しています。
ちなみに、「花酵母」とは花酵母菌と複合微生物による発酵により、独特の香味を醸していて、花酵母パンの生地には、酵母菌の他に乳酸菌も豊富に含まれていることもあり腸内フローラを整えてくれるのだそう。
また、動物性の食材を一切使用していないプラントベースのパンも10種類以上販売していて、黒いプライスカードが目印。テイクアウトが中心ですが、テーブルセットがあるのでイートインしていくことも可能です。
キャロットケーキ
キャロットケーキ¥800(税込)/ 断面
スパイスを効かせ、粗く刻んだキャロット生地に練りこみ、くるみとレーズンを加えた後、豆乳のアイシングで仕上げたキャロットケーキ。豆乳のアイシングということでお気づきかもしれませんが、そう、こちらはVEGAN商品なのです。ひと口目からスパイスが効いていて、ほろほろっとした口どけ、それでいてしっとりしています。
通常のキャロットケーキはクリームチーズがそえられることが多いですが、濃厚さは同じくらい感じるのに、豆乳なので後味が軽いのです。もちろんそのままでもおいしいのですが、冷やして食べるとデザート感覚でさらにおいしくいただけました。
ブリオッシュフリュイ
ブリオッシュフリュイ ¥320(税込)/ 断面
ブリオッシュの生地に、クランベリー、レーズン、オレンジピールを混ぜ込んでいて、仕上げにマカロン生地で表面を覆っています。バターの濃厚な味わいは感じつつもドライフルーツの爽快感も混在。それを追いかけるようにマカロンの優しい甘味が口内で混ざり合い、ひと口で色々な味わいを楽しめる一品。
今回購入した「ブリオッシュフリュイ」の他に、「抹茶と黒豆」、「ショコラ」の3種類がありました。
クロッカンゴルゴン
クロッカンゴルゴン ¥360(税込)/ 断面
フランスの伝統的な焼き菓子であるクロッカン。今回使用しているナッツはアーモンド、くるみ、マカダミアナッツ。これらの食感が香ばしく、それでいて違った種類のナッツなので味わいが絡み合い、香ばしい食感が楽しめます。その上からゴルゴンゾーラ(チーズ)を散らしているのだけれど、思っていた以上にゴルゴンゾーラの塩味を感じ、ワインやビールのお供としても相性抜群です。
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花酵母やVEGAN対応のパンに焦点をあてて紹介しましたが、実はこちらのパンは8種類くらいの国産小麦をブーランジェ(パン職人)が厳選し使用しているのだそう。今回は、すぐに食べることができる小ぶりなパンばかり選んでしまいましたが、粉の味を堪能するって意味ではバゲットなどを食べてみるのも良いかもしれませんね。是非、あなたのお気に入りのパンを見つけてみてくださいね。
SHOP INFORMATION
SHOP | Panya+BUNZO |
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https://www.instagram.com/panya_bunzo | |
ADDRESS | 東京都文京区本郷3丁目25番1号 |
TEL | 03-5990-9345 |
OPEN | 平日9:00~17:00 |
CLOSE | 日・月・第2&第4火曜日 |
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