売り切れ必至なスイーツは羽田空港の自動販売機がオススメ
旅するパンマニア
片山智香子
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。同時に羽田空港も大好きなので、飛行機にのる予定がない時でも、かなりな頻度で通う羽田空港マニアでもあります。実は、羽田空港は面白い自動販売機が多いことでも有名。ここ最近は、通常の店舗では入手困難なスイーツも自動販売機で買える穴場スポットでもあると密かな人気になっています。そんな羽田空港マニアの私がオススメする「これ絶対に食べてみて」というスイーツ紹介しますね。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
目次
まるでおむすび?【OMUSUBI Cake】「ティラミス」
プラスチックの容器に2個入りで商品は出てきます
第2ターミナル1階(到着ロビー階)の中央付近にある「OMUSUBI Cake(おむすびケーキ)」の自動販売機。
大阪銘菓「おむすびなのにケーキ!?」という文字にインパクト重視なスイーツなのかなと想い、何度も素通りしてしまっていた自分を反省。
おいしい!なんでもっと早く食べてみなかったんだろう!と思うくらい、このスイーツおいしいのですよ。
自動販売機 外観
種類は「スカイブルー、抹茶、栗、ちぃず、苺、ミルクティー、ティラミス、クッキー&クリーム、しょこら」の9種類。すべて2個入りです。
スタッフおすすめ商品は“栗”(¥1,000)、羽田空港限定は“スカイブルー”(¥1100)。羽田空港マニアなら“スカイブルー”を選ぶべきなのですが、すみません、今回は自分の好きな“ティラミス”(¥1,000)をチョイス!
見た目は本当のおむすびみたい
コーヒーゼリーの入ったマスカルポーネクリームをココアスポンジでサンドし、ブラックココアのクレープで包まれています。そう、この海苔に見えるのはクレープなのです。
パッケージはコンビニで売られているおにぎりそのもの。このセンス最高です。30分くらい自然解凍しているとシャリシャリっと半解凍な状態になるので、そのくらいのタイミングで食べるのがオススメです。
ティラミスの断面
SHOP INFORMATION
PRODUCT NAME / PRICE | OMUSUBI Cake ティラミス/¥1,000 |
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ADDRESS | 第2ターミナル1階(到着ロビー階)中央 |
たっぷりフルーツの詰まった大福【鴻池花火】
花火のデザインが可愛らしい!
第2ターミナル1階(到着ロビー階)にある「鴻池花火」の自動販売機。「OMUSUBI Cake」とは中央ホールを挟んで反対側にあります。
こちらのスイーツは、知人に「店舗では売り切れ必至なスイーツが羽田空港の自動販売機で買えるらしい」と教えてもらい購入し、初めて食べた時にあまりのおいしさに感動した一品。
2個入りと4個入りがあります
1975年創業、大阪の老舗和菓子店「五條堂」で一番人気とも言われている「鴻池花火」。
ひとつひとつ可愛らしく個別包装されているのも嬉しい
5種類のフレッシュなフルーツ(ブルーベリー、オレンジ、バナナ、フランボワーズ、パイナップル)と生クリーム、こし餡を滋賀県産羽二重餅でひとつづつ丁寧に手包みされていて、2個入りと4個入りから選べます。ちなみに写真は2個入り(¥1,100)の箱になります。
保冷バッグと保冷剤セット ※別売り
ちなみに商品は冷凍状態で販売されていますが、持ち帰るまでに時間がかかる場合は別売りで保冷剤と保冷バッグのセットを¥330で販売しています。持ち運び時間の目安は約3~4時間です。
鴻池花火の断面
羽二重餅という餅自体を初めて食べたのだけれど、薄くもっちりしていて、するんととろけるような食感。この餅だけでもかなりおいしいです。
お店推奨の食べ方は、冷蔵に半日間入れて解凍してからとのことなのですが、少しだけ早めて、半解凍の状態でも是非食べてみて欲しいです。半解凍のフルーツがシャキシャキで冷たく、それでいてホイップのような柔らかさの生クリーム、それを包み込むように甘さ抑えめのあんこの組み合わせが悶絶するおいしさです。
SHOP INFORMATION
PRODUCT NAME / PRICE | 鴻池花火 2個入り/¥1,100 |
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ADDRESS | 第2ターミナル1階(到着ロビー階)中央 |
酒粕を使った“和”のカヌレ【富士山カヌレ】
保冷バッグに入った状態で販売
第2ターミナル1階(到着ロビー階)にある「富士山カヌレ」の自動販売機。
日本国内のレストランやシェフ、生産者とコラボレーションする住所非公開のレストラン「atirom Tokyo(アティロム・トーキョー)」と現在は香港に拠点を置く、ミシュラン一つ星を獲得した「TIRPSE(ティルプス)」が共同で生み出したという“和のカヌレ”。
自動販売機 外観
冷凍自動販売機にて、2個入り(¥1,200)、2個入りx2箱(¥2,400)から選ぶことができます。保冷剤は入っておりませんが、保冷バッグに入った状態で商品が出てきます。
解凍方法は常温で1時間半以上がオススメらしいので、空港で購入し自宅に戻る頃には丁度良い固さに。
箱も可愛らしいのです
本来、本場フランス・ボルドー地方ではラム酒を使うカヌレの生地に、日本酒の酒粕を使うことで、日本風に再構築した日本を代表する洋菓子に仕上げています。
富士山カヌレと断面
カヌレ特有のしっとりさ、むっちりした食感、ふんわりと日本酒の風味。さらに、ホワイトチョコレートの甘みとキャラメルのようなコクが全体を引き締めています。
これね、全体的に味わいが上品なのですよ。個人的には外側がガリっとしていて、中がペタペタっとしたカヌレも好きですが、富士山カヌレはそのようなコントラストはない代わりに、中がしっとりしていて、逆にペタペタしすぎていないので、全体のバランス良く仕上がっているのです。
入っている箱も可愛いので手土産にも喜ばれること間違いなしです。
SHOP INFORMATION
PRODUCT NAME / PRICE | 富士山カヌレ 2個入/¥1,200 |
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ADDRESS | 第2ターミナル1階(到着ロビー階)中央 |
選べる3種のカレーパン【コナとスパイス】辛メ
パッケージもユニーク
第2ターミナル2階、国内線出発ロビー時計台5番の近くにある「コナとスパイス」の自動販売機。
栃木県・那須生まれの銘菓「バターのいとこ」など、食をテーマに社会課題を解決することを目的にした「GOOD NEWS(グッドニュース)」のコンセプトショップ。羽田空港店は、自動販売機の横で焼きたてのカレーパンも販売しています。
自動販売機 ※外観
カレーパンの種類は「甘メ」「辛メ」「ゲキ辛」の3パターンで、全て2個入り(970円)です。他の冷凍自動販売機と違うところは、こちらの保冷剤が非常に効果的で、持ち運びが最長7時間可能なもの。さらに、店内で販売している発砲スチロールを購入することで、最長10時間持続するというのだから驚きです。
自動販売機は焼きたてカレーパンの横にあります
11種類ものスパイスを効かせた本格インドカレーを、ナンのようなもちもち食感のパン生地でぎっしり包んだコナとスパイスのカレーパン。ちなみにパン生地には栃木県産の小麦粉「ゆめかおり」を使用しているのだそう。
今回ご紹介する「辛メ」は、南インド由来のマスタードシードの香りとココナッツミルクの風味が特長的。
「辛メ」と断面
冷凍状態のカレーパンをビニール袋から出して耐熱皿にのせ、ラップをかけずに600wのレンジで1分40秒加熱します。180℃で予熱したオーブンで2分ほど焼く。表面がサクッとしたらできあがり。
衣はこまかくザクザクとしており、パン生地が薄めなので、たっぷり入ったカレーフィリングにすぐに到達するところが嬉しいポイント。辛いのだけれどココナッツミルクが入っていることもあり、なめらかな舌触り。しかし、後からじんわりと辛味がきいてきて、飲みこむ頃にヒリッっとするのがクセになる味わいです。
SHOP INFORMATION
PRODUCT NAME / PRICE | 辛メ 2個入/¥970 |
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ADDRESS | 第2ターミナル2階(出発ロビー階) 時計台5番付近 |
羽田空港を旅行の発着のためだけに利用されている方も多いと思いますが、実はそれだけじゃもったいないのです。到着ロビーや出発ロビーに多い自動販売機、どんなものがあるのかな?と探索してみるだけでも楽しいので是非、アナタも自動販売機発見の旅に出発されてみてください(笑)
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