【千葉・佐倉】名店の味を堪能できる！こだわりのつまったデニッシュ、バゲット系は必食！「Boulangerie Sept」

駅から徒歩1分と利便かなり良し

お店の前には専用の自動販売機もあります

JR佐倉駅から徒歩1分のところにあるBoulangerie Sept（ブ－ランジュリーセット）。神戸のイタリアレストランで働いたのち、飛騨高山にある名店「トラン・ブルー」で9年間修業。その後、2019年にシェフの地元である佐倉で開業しました。
白と黒を基調に、木のぬくもりを感じる外観で、店前には市販の飲料の他に、ラスクやサンドイッチなども買える自動販売機もあります。看板商品でもあるクロワッサンの絵が描かれたロゴはシェフのお父様がデザインしてくれたのだそうですよ。

電車をみながらイートインも可能

横一列にパンが陳列されています

朝は9時からオープンしていて、横一列に甘い系からシンプルな食事パンなど数多くのパンが並んでいます。ひとつひとつが芸術作品のように繊細で美しいビジュアル。焼き色が濃いところも個人的には萌えポイント。線路沿いにカウンター席が設置されているので、電車を見ながらイートインすることもできます。

看板商品でもあるクロワッサンは必食

クロワッサン（￥248）／断面

看板商品でもあるクロワッサンは、国産の発酵バターを使用し、丸3日かけて作っているそう。焼き色の濃いパンが好きなので、これはビジュアル的にもかなり好みです。食感軽く、全体的に香ばしく端っこのカリカリ食感はやみつきになる美味しさ。噛んだときにバターのじゅわっと芳醇な香りと旨味が口内に広がるのだけれど、バターが国産ってこともありコクはあるけれど口当たりさっぱり。なにより粉の旨味も感じるクロワッサンです。

ひと手間くわえられたオレンジの爽快感が唯一無二

オレンジデニッシュ（￥297）／断面

トラン・ブルー出身の方のお店には必ずあると言っても過言ではない「オレンジデニッシュ」。他のお弟子さんの店で食べたものとは一味違う感じがしたのでお聞きしてみたところ、白ワインとカンパリでコンポートしたオレンジををのせているのだそう。
柑橘のさっぱり感がありつつも、優しい甘みを感じたのはそのためだったのかも。

粉の旨味を感じることができる食事パン

リュスティック（￥280）／断面

3種類の粉をブレンドし、前日に仕込んで冷蔵庫で一晩熟成させている「リュスティック」。
「リュスティック」とはフランス語で素朴、野趣的という意味のフランスパンの一種で、水分量が多いため生地を分割した後は成形せずにそのまま発酵させるのが一般的。実際、食べてみるとクラム（内側）はしっとりしているのが分かります。逆にクラスト（外側）はバリっとサクっと口当たり軽く、内外の食感のコントラストがはっきり分かれるパンだなと。もちろんこのまま食べても美味しくて好きなのですが、バゲットよりも断面の面積が広いのでオープンサンドにして食べるのもおすすめです。

パンに合う珈琲やピーナッツバターなども

こちらのパンは、食べてみるとひとつひとつ丁寧に作られているのが伝わってきます。デニッシュ系の層の繊細さ、味も直接的な甘さというより、口内にじんわり甘みが広がる感じだったりして。“佐倉”というと、近所に住んでいる方でないと少し遠いイメージがあるかもしれませんが、わざわざ足を運んでみる価値がある、魅力満載のお店ですよ。

SHOP INFORMATION

SHOP	Boulangerie Sept（ブーランジュリーセット）
WEBSITE	https://www.instagram.com/boulangerie_sept
ADDRESS	千葉県佐倉市表町1－1－3皆信ビル１F
TEL	043-310-4886
OPEN	9:00～16:00
CLOSE	日曜日・月曜日（不定休あり）