[3大要素]
いちご / 国産のおいしいもの
スポンジ / 那須御養卵を使用
クリーム / とろりとやわらかく

オフィス街で生まれた、スタイリッシュなグラス入りスイーツ

ひと目見て、ショートケーキがグラスに入っている! ということに驚きました。なぜこのようなデザインにしたのでしょうか?

小泉当店は、お店がビジネス街の真ん中にあるので、お客さまのほとんどが働いていらっしゃる方なんです。朝の8時から空いているのも、土日が定休日なのも、そういう理由です。

買ったケーキをオフィスで食べたり、お得意さまへの手土産にするというニーズを考えると、グラスに入れるのがいちばん良いのではないか?と思ったのがきっかけです。

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シェフの小泉さん

オフィスでいただくとなると、カットよりもグラス入りのほうが断然便利ですね! お皿も不要だし、後片づけも楽で、スプーンさえあればどこでも食べられます。

小泉おっしゃる通り、この形は「食べやすくて便利!」とたいへん好評いただいています。いくら食べやすくても、チープな印象になるのは避けたかったので、グラスは本格的な特注品を使っています。正直、グラスにはそれなりのコストもかけています。

ぽってりとした形がかわいくて、シンプルで持ちやすく、高級感があるグラスですね。食べ終わったあとに家で再利用できそうなのもうれしいです。

小泉そうですね、ぜひ自由に使っていただけたらうれしいです。あまりにグラスがたまるからと、丁寧に返却しに来てくださるリピーターの方もいらっしゃるんですよ(笑)。

あと、この形は持ち運びにもとても便利なんです。イベントへの差し入れにと、数十個単位で買っていただくことも多いです。また、うちの会社は母体がウエディングスイーツ事業を行っているのですが、カップ入りスイーツはケータリングでも好評いただいています。

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なるほど! 立ったままでも食べられますし、グラスに入ったケーキがケータリングでずらりと並んでいる姿は、思い浮かべただけでも華やかですね。

とろけるほどやわらかなクリームは、グラススイーツだから実現可能

グラススイーツだからこその利点というのはあるのでしょうか?

小泉まずは、型くずれの心配がないこと。そのため、クリームやスポンジを思い切りよくやわらかな状態に仕上げられるところですね。

たしかにこちらのケーキは、スポンジもクリームもとてもやわらかで、食感もトロトロしていますね。

小泉一般的なショートケーキですと、ここまでやわらかくすると成形に耐えられませんから、グラス入りというのはとても便利なんです。

クリームは脂肪分45%のミルキーなものを、思い切りよくやわらかに、口溶けよくトロトロに仕上げています。さらに、いちごピューレのソースも入っているのですが、こちらもやわらかなソース状のものをたっぷりと入れています。

ここまでトロトロタイプのショートケーキはめずらしいかもしれません。

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透明のグラスなので、横から見たときの美しさにもうっとりしてしまいます。

小泉横からの見え方にはとても気を配っています。詰め込みすぎても美しくないし、軽やかさが消えてしまうので、適度に空間をつくるようにしています。ケーキの中にデザイン的な空間をつくるというのも、グラス入りではないと決してできない醍醐味ですね。

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通年提供できるよう、ショートケーキ全体の甘さをピューレで調節

いちごはどのようなものを使っていますか?

小泉基本的には国産のもので、時期によって種類は変わります。「ショートケーキ」は通年お出しする商品なのですが、夏場はどうしてもいちごの酸味が少し強まってしまいます。そこは、一緒に入れているいちごピューレソースで甘さを調整して、いつでも同じおいしさを保てるようにしています。

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一年中食べられるのはうれしいです! スポンジはいかがですか?

小泉色も味わいも濃厚な、那須の御養卵を使用しています。スポンジもやわらかさを重視してふわふわに仕上げています。

一般的なショートケーキと比べると、ひとつあたりのスポンジの量はわりと少なめです。こちらもグラスだからこそできることです。口に入れると、まるでムースケーキのようなやわらかな口当たりを楽しんでいただけると思います。

お店の顔のような存在だから、迷ったときは「ショートケーキ」を選んでほしい

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「ショートケーキ」以外のおすすめがあれば教えていただけますか?

小泉「プランタン」は、ぜひ召し上がってほしいケーキです。こちらもグラス入りで、ホワイトチョコレートムースとアールグレイの紅茶クリーム、赤いベリーのジュレを重ねています。見た目も美しく、大人な味わいで、好評いただいています。

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最後に、シェフにとってショートケーキとはどのような存在ですか?

小泉そうですね、ショートケーキというのはやはり、ケーキの基本ですし、お店の顔のような存在です。ですから、迷ったときはまず「ショートケーキ」を選んでいただきたいですね。逆にいうと、ショートケーキを認めていただいてから初めてほかのケーキも食べていただけるということですから、つくり手としては絶対に手が抜けない存在ですね。

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■ 教えてくれた人

小泉淳哉さん
パティシエ。日々「ルエールサンク」の厨房でケーキをつくりながら、週末はウェディングスイーツの仕事にも携わる。店内にはケーキの他、パンやマカロン、チョコレートも並ぶ。また、コーヒー(100円)のテイクアウトサービスもあるので、隣りの公園でケーキといっしょに楽しむのもおすすめ。

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商品リスト
ショートケーキ
540円
プランタン
540円