世界一濃い⁉︎抹茶ジェラートが食べられるのは「ななや」だけ!

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店内に足を踏み入れたとたん、ジェラートケースの中に並んだグリーンの濃淡のグラデーションに目を奪われました! 抹茶のジェラートだけでこんなに種類があるなんて、驚きです。

麦島ありがとうございます。こちらは当店で一番人気の、静岡抹茶のジェラートです。No.1からNo.7まで、7段階の濃さに分かれています。

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さっそくいただきたいのですが、一番人気は何番ですか?

麦島圧倒的に、いちばん濃いNo.7を選ばれる方が多いですね。当社で世界中のあらゆる抹茶ジェラートを調べたのですが、これよりも濃いジェラートは見つからなかったため、「世界一濃い抹茶ジェラート」と名乗らせていただいています。

聞いているだけでわくわくしますね。No.1からNo.7まで、濃さというのはどれくらい違うものなのでしょうか?

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麦島具体的な使用量はお答えできないのですが、風味の違いをざっくり順番に説明しますと、No.1はほのかな抹茶の風味が楽しめる濃さ。No.2は、ほんのり香る本格抹茶の風味が味わい。No.3は、当店でレギュラーとしている基準の濃さ。No.4は、抹茶の渋みを感じる大人の味わい。No.5は、ガツンとくる抹茶の渋みがお楽しみいただける味わい。No.6は、「ここまで入れるか?」という濃さ。そして先ほど一番人気と申し上げたNo.7は、「ここまで抹茶が入ったジェラートは世界中どこにもない!」という、まさに究極の味です。

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聞けば聞くほどどれも気になります……。2つのフレーバーを同時にいただく場合、おすすめの組み合わせはありますか?

麦島基本的にはお好みのものを選ぶのがいちばんですが、せっかくなら、No.1とNo.3、No.5とNo.7など、ふたつ以上は間隔を開けたほうが濃さの違いが楽しめると思います。

最高級の茶葉を使うからこそ実現可能な「世界一濃厚」な抹茶ジェラート

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それでは、いちばん違いがわかるNo.1とNo.7の組み合わせをお願いします。このNo.7は、衝撃的な濃さですね……! 抹茶の風味が脳にガツン! と響きます。しっかりとした抹茶の深い香り、絶妙なうまみが口のなかにぶわっと広がって、まるで全身が抹茶に包まれたみたいな感覚に……。濃い=苦いのかと思っていたので、意外なまろやかさに驚きました。まさに、抹茶好きにはたまらない一品ですね。

麦島ありがとうございます。一般的に、抹茶が濃くなればなるほど、原料の品質の良し悪しが出てしまうと言われています。少しでもグレードの劣る抹茶を使うと、苦みが強く出過ぎて、まずくてとても食べられないものになってしまうんです。

なかでも、このNo.7レベルまで濃い抹茶ジェラートをおいしく仕上げるためには、最高級の茶葉を使わないと実現できません。実際に、No.7に使われている抹茶のお値段は、No.6に使われている抹茶の3倍。農林水産大臣賞を受賞した茶園の抹茶です。もちろんNo.6の抹茶のも十分高級なものですが、No.7のジェラートは限界にチャレンジしているので、そこまでグレードを上げないと実現不可能なんです。

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3倍も!そこまでこだわっているなんて、驚きです……。No.7だけお値段が違うのも納得ですね。No.1の抹茶ジェラートは、No.7をいただいた後だと、ほっとするようなやさしさを感じますね。まろやかな抹茶の香りがふわりと香って、こちらもとてもおいしいです。

麦島濃いものと薄いものを交互に食べると、メリハリがついておいしいですよね。

いちばん濃度の低いNo.1でも、一般的に市販されているリッチタイプと同じ濃さですから、抹茶好きの方にもじゅうぶんご満足いただける味だと思います。「いつもはNo.7だけど、今日はあまりインパクトの強いものを食べたい気分じゃないから、今日はNo.1にするよ」というような選び方をされる常連さんもいらっしゃいます。

No.1でも、市販のリッチタイプの抹茶アイスと同じ濃さなのですね! ななやさんの抹茶ジェラートのレベルの高さに、改めて驚きを隠せません……。抹茶ジェラートの評判はいかがですか?

麦島No.7に関しては、「こんなの初めて食べた!」とみなさんとても喜んでくださいます。週末は1時間半並んでいただくこともあり、お待ちいただくことはとても心苦しいのですが、静岡抹茶のおいしさがたくさんの方に支持されていると思うと本当にうれしいです。

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ジェラートはすべてテイクアウトOK。さかさまにすると富士山と茶畑があらわれるユニークなデザイン。1カップ340円〜。

抹茶ジェラートを通して、静岡抹茶の魅力を全国に伝えたい

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抹茶をジェラートにするというのは、どうして思いつかれたのですか?

麦島やはり、静岡抹茶の魅力をたくさんの方に知っていただきたいという気持ちにつきます。老若男女から愛されるジェラートをつくることで、お客様の層を広げたいという狙いもあったのですが、抹茶とジェラートの相性が思いのほかよかったため、世界一濃く、しかも自信を持っておすすめできるおいしいジェラートを完成させることができました。

改めて、静岡の抹茶の魅力について教えていただけますか?

麦島ななやを経営している「丸七製茶」が、1988年に静岡で初めて本格的な抹茶づくりに着手したのが静岡抹茶の始まりです。静岡抹茶は歴史も浅く、京都の宇治に比べるとまだ知名度も低いのですが、グレードもおいしさも最高級。おかげさまで現在は、生産量も全国の約20%に達しました。自信を持って多くの人に知っていただきたいほどすばらしいものだと自負しています。

静岡はお茶の産地としてあまりにも有名ですが、抹茶に関しては、まだ生産が始まって30年なのですね!

麦島当店のジェラートに使われている抹茶の産地は、静岡県藤枝市の北部の山間地に限られています。土壌の栄養価、ミネラル分を徹底的に分析し、過不足なく理想的なミネラルバランスを持った理想的な土壌の状態を維持しながら栽培している契約栽培100%の抹茶を使用しています。つくるからには徹底的に良いものをということで、今も日々改良が行われています。

茶葉の品種だけではなく、土壌の分析まで徹底的にこだわっているのですね!

麦島さらに、自家製ジェラート工房の隣りには本格的な石臼挽き抹茶工場があり、毎日引き立ての抹茶を、すぐにジェラート工場に運び、時間を置かずに製品化しています。挽きたての抹茶の香りを、ジェラートの目に見えない小さな空気のつぶつぶの中に閉じ込めているんです。

だからあんなにフレッシュな抹茶の香りがダイレクトに感じることができるんですね! おいしさの秘密がわかったような気がします。

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抹茶以外の茶葉も豊富にそろう。定番人気の「禅」はじっくりと火を入れた特蒸しの煎茶で、お菓子との相性も抜群。100g 1080円。

焼き菓子からチョコレートまで、おいしい抹茶スイーツが続々登場

ジェラートには、他のおすすめもありますか?

麦島抹茶以外にも、玄米茶やほうじ茶のジェラートも用意しています。玄米茶は玄米の香ばしい味わいが魅力で、男性にファンの多いフレーバーです。ほうじ茶は、煎り立ての香りがふわりと広がるやさしくホッとする味わいで、こちらもおすすめ。抹茶と組み合わせて食べてもとてもおいしいですよ。

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ところで「ななや」という名前の由来はなんですか?

麦島母体の「丸七製茶」は、1907年に7人の有志が集まって始めた会社なのですが、その「7」という数字が由来です。抹茶ジェラートを「7」段階に分けているのも社長の遊び心ですね。

なるほど!ブランドの個性とユーモアが感じられて、とても素敵ですね。これからの新たな展開がありましたら教えてください。

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舌が緑色になったアインシュタインのエプロンがキュート。実際に抹茶ジェラートを食べると、ほんとうにこうなります!

麦島ななやと同じ通り沿い、徒歩1分の場所に、「ななや青山2号店」を2017年6月1日にオープンしました。こちらは抹茶味のチョコレートをメインに扱っており、ひと息着けるイートインコーナーもご用意しています。ジェラートと合わせて楽しんでいただきたいスイーツですので、ぜひジェラートを食べにきたついでに、こちらにもお立寄りくださいね。

■ 商品リスト

藤枝ジェラート シングル370円、ダブル470円、トリプル500円
(No.7を選んだ場合はシングル560円、ダブル650円、トリプル700円)

■ 教えてくれた人

麦島花枝さん
「ななや青山店」スタッフ。ななやと出会い、静岡抹茶のすばらしさと、日本のお茶文化の奥深さに目覚める。個人的にお気に入りの抹茶ジェラートは、「しっかりとした抹茶の濃さも楽しめつつ、クリーミーでやさしい味わい」のNo.5だそう。

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