フランス修行時代に受け継ぎ進化した味

オーバカナルで人気のチョコレートケーキ・トリアノン。もともとシェフパティシエの菅野竜治さんがフランスで修行していたお店で作られていたものを、オーバカナル仕様にブラッシュアップしてうまれたケーキだ。
艶やかな表面のチョコのソースでコーティングされた、まったりとしたチョコレートの層は見た目を裏切らない濃厚さ。その濃厚なチョコレートの味の決め手は、カカオ豆。カカオ豆の発酵具合によって味わいが異なるチョコレート3種を厳選して使用しているのだそう。
レシピにアルコールが使われていないため、チョコレートがもつ甘さ、苦味、酸味をダイレクトに堪能できるのもこのケーキの特徴のひとつ。これでもか!というほど、チョコレートを堪能できる、チョコレート好きにはたまらないケーキなのだ。
こだわりはざくざく&パリパリの“食感”
オーバカナルのトリアノンで一番こだわった点は何ですか? とうかがうと、「ざくさく、パリパリの食感ですね」と菅野シェフ。
チョコレートケーキなのに、ざくざくでパリパリ? と、食べてみると、確かに食感が印象的。その秘密を教えてもらったところ、「フイヤンティーヌ」だという。これを細かく砕いてプラリネとチョコレートを混ぜているのだとか。
「食感を出したい時によく使う材料なのですが、チョコレートとの相性が抜群なんです。おいしいのでたくさん入れちゃいました(笑)。チョコレートの味わいと共に、ぜひ食感も楽しんでいただきたいです」

チョコレートのまったりとした濃厚さと、フイヤンティーヌのざくざくパリパリ感のコンビネーションは、一度食べたらやみつきになってしまって、もう他のチョコレートケーキでは満足できないかも。
