フランスのスイーツパンを思う存分堪能できるベーカリー「Goûter(グテ)」
旅するパンマニア
片山智香子
1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア・片山智香子です。
2023年11月17日(金)東急東横線の学芸大学駅前に新規オープンしたGoûter(グテ)。
フランス・リヨンのパティシエ兼ショコラティエ セバスチャン・ブイエによる「どこか懐かしい"グテ(おやつ)”をテーマにしたお店で日本初の路面店です。
駅から徒歩1分という利便の良さは抜群で、オープン当初から行列が出来るほどの人気店。デニッシュや焼き菓子、惣菜パンなど幅広いラインナップの中からオススメのパンを紹介しますね。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
本場フランスの味を堪能できる日本初の路面店
2023年11月17日、東急東横線の学芸大学駅から徒歩1分のところにオープンしたGoûter。
セバスチャン・ブイエはフランス・リヨンに13店舗を構えるパティシエ兼ショコラティエ。
生菓子や焼き菓子をメインとするパティスリーやショコラの専門店に加え、どこか懐かしい”おやつ”をテーマにしたGoûterをフランス・リヨンで展開していて、今回は日本初の路面店。
グレーにピンクの外観、大きなガラス窓から見える美味しそうなパンたち
オープンは10時からで、横一列にパンが陳列。
その奥には厨房がありパンを作っている様子をみることができます。フランス本店のレシピをベースにしたスイーツパンや焼き菓子が多い印象を受けるのですが、店内右奥の方に行くと、ハンバーガーやピザパン、カレーパンなど惣菜系のパンも充実。
マストバイはリヨンサンド フロマージュ
リヨンサンド フロマージュ(¥411/断面)
今回、特にオススメなのがフランボワーズのソースを利かせたスペシャリテ「リヨンサンド フロマージュ」。
アクセントとなるゆず風味のしっとりクリーミーなチーズケーキがクロワッサン生地でサンドされているのですが、実はちょっとした工夫をしているそうで…。窯の中に湯をはり、蒸し焼きに近い状態にすることで、チーズケーキをしっとりさせているようです。フランボワーズの酸味がギュッと全体の味をしめていて、まさにおやつに頂きたい一品。
目でも楽しめる2色使いのちぎりパン
ちぎりパン(¥324/断面)
ココア香る生地と、くちどけ良い生地を合わせた食パン。
どちらかというとココアの方が気持ち渋みのようなものを感じるので、1枚で2倍楽しめます。クラスト(外側)は薄く、クラム(内側)は弾力あり、もちろんそのまま食べても美味しいのだけれど、トーストをした方が、サクふわ感が増すのでオススメ。たっぷり甘めなスプレッドを塗っても美味しそう。
あふれでるフランボワーズが悶絶するくらい美味しい
クロワッサン ベリー(¥357/断面)
バイカラークロワッサンでフランボワーズの赤色が目に鮮やか。
こちらのクロワッサンの特徴でもあるのだけれど、噛むごとにバターの甘味、コクをめいっぱい感じることができるのに、バリサク食感で重くなく、エアリー感さえある。それにプラスしてフランボワーズの酸味で後味さっぱり。断面からも分かるようにフランボワーズのコンフィチュールがたっぷり入っていて、食べるとこの部分が舌の上に広がるので、より濃厚に感じるのです。フランボワーズ好きには絶対に食べて頂きたい!
店内右奥には2テーブルと椅子が6脚あるのでイートインをすることも可能。
テイクアウト時に入れてくれる専用の箱がスイーツボックスみたいで可愛く気分が上がります。
このまま誰かの手土産にも良さそうですよね。小ぶりながら手のこんだものが多いのに、一つ一つがそこまで値段のはるものがなく、コスパ最強に良いおやつパンばかりなので、是非フランスの味を堪能してみては?!
SHOP INFORMATION
SHOP | Goûter(グテ) 学芸大学店 |
---|---|
WEB SITE | https://bouillet.jp |
ADDRESS | 東京都目黒区鷹番3-8-1 |
TEL | 03-5724-3258 |
OPEN | 10:00~18:00 |
CLOSE | 水曜・隔週火曜日 |
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