【東京・中目黒】「alors(アロー)」で楽しむ自家製パンと焼き菓子


スイーツとパンをこよなく愛するフォトグラファー
manami
東横線・中目黒駅から徒歩8分、商店街から1本入った通りに佇む「alors(アロー)」。
真っ白な外観にネイビーの看板が映える、パリの街角を思わせる小さなカフェです。店内で焼き上げる高加水パンや焼き菓子は、毎日のコーヒーに寄り添うように丁寧に作られています。今回は、人気の「あんバターサンド」や「キャロットケーキ」、お店のアイコン”アローちゃん”クッキーをご紹介します。
※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです。また、価格はすべて税込です。
ふらっと立ち寄れる、心地いい居場所
中目黒の商店街と住宅街の間あたりに位置する、白を基調とした外観にネイビーの看板が目を引くカフェが「alors」です。
朝8時からオープンしており、近隣に住む方が散歩がてらのモーンングを楽しんだり、通勤前に立ち寄ったりと、日常に自然に溶け込んでいるのが印象的です。取材時にも、常連のお客さまが「いつものコーヒー」を頼んでいる姿に、地域に根差した愛されるお店であることが伝わってきました。


パッと目を引くおしゃれな外観
もちもち食感がたまらない「あんバターサンド」
「alors」の魅力のひとつは、すべて店内で焼き上げられる自家製パンやお菓子。
特に人気の高加水パンは、北海道産小麦「春よ恋」を100%使用し、小麦粉と同じ重量の水を加えた、高加水のパン生地です。そのため外はカリッと香ばしく、中はもっちりとした独特の食感。噛むほどに小麦の甘みが広がって、シンプルながら忘れられない味わいです。
このパンを使った「あんバターサンド」は、十勝産の粒あんとバターをたっぷりと挟んだ一品。口に入れた瞬間、あんこのやさしい甘さと塩気のあるバターがじゅわっと溶け出し、パンの香ばしさと重なり合います。深煎りの「alorsブレンド」と合わせるのがおすすめです。

alors人気のあんバターサンド ¥520(税込)

alorsブレンド ¥680(税込)
甘酸っぱさがアクセント「特製キャロットケーキ」
キャロットケーキといえば、レーズンを使用するレシピが多いですが、「alors」のキャロットケーキは甘酸っぱいドライクランベリーを使用。

左:キャロットケーキ ¥520(税込)右:アローちゃんクッキー ¥350(税込)
さらにクルミもごろっと入っていて、甘酸っぱさと良いアクセントに。しっかりとしたテクスチャーのチーズフロスティングは、クリーミーさと酸味のバランスが絶妙で、ブレンドコーヒーとの相性も抜群です。

ふわふわの生地とクランベリーとくるみがアクセント
お店のアイコンを型取った「アローちゃんクッキー」は、シンプルながらバターの香り豊かであきのこないおいしさ。お土産にしたくなるかわいらしさです。


かわいらしいクッキーは小さなお子さまにも人気
暮らしに溶け込む、気楽に過ごせるカフェ
店内は木の温もりと白を基調にしたインテリアでまとめられ、自然光が差し込むやさしい雰囲気。コンパクトな座席ながら、とても居心地のよい空間です。
小さなお子さん連れの家族がスタッフと笑顔でやりとりしていたり、ひとりでコーヒーと本を楽しむ方がいたり――地域の人たちがゆるやかにつながる様子が感じられました。

店舗内観


カウンター席やテーブル席など思い思いの過ごし方ができます
オーナーは「コーヒーを淹れるだけでなく、お店そのものをつくっていくことに魅力を感じた」と語ります。1杯のコーヒーをきっかけに人と人がつながっていく――そんな思いが「alors」には息づいています。

お湯が豆にゆっくり染み込む瞬間。香りがふわっと立ち上ります。
店名の「alors」はフランス語で「えーっと」「それで」など、日常で最もよく使われる言葉のひとつ。言葉と言葉をつなぐ役割があるように、人と人とが気軽に繋がれる場所でありたいという願いが込められています。

丁寧に淹れられる1杯。香りとともにほっとひと息
「寝起きにパジャマでふらっと来てほしい」というオーナーの言葉どおり、「alors」には朝の一杯から午後のひと休みまで、日常にすっと寄り添う気楽さが魅力。
訪れるたびに新しいコーヒーとの出会いがあって、気づけばまた立ち寄りたくなる――そんな温かな場所です。

日常から少し離れた心地よい時間が流れます。あなたもぜひ訪れてみてください。
SHOP INFORMATION
SHOP | alors(アロー) |
---|---|
https://www.instagram.com/alors_nakameguro | |
ADDRESS | 東京都目黒区上目黒2-40-26 クレアトール中目黒 1階 |
OPEN | 【日~月曜日】8:00〜 18:00 |
CLOSE | 火曜日 |
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