シンプルなようで奥深い、「とらや」のあんを使ったお菓子をお届け

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「とらや」といえば日本で知らない人はいない和菓子の名店。あんこといえば、「とらや」である。

その「とらや」が13年前に「和と洋の垣根を超えて、あんこの味を楽しんで欲しい」と立ち上げたのが「TORAYA CAFÉ」ブランドだ。六本木ヒルズ店につづき、10年前にこちら表参道ヒルズ店をオープンさせている。

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多くの老舗ブランドがセカンドブランドを作るけれど、すべてがうまくいっているとは限らないのが実情。そんななかで、安定した人気を保っているのはなぜだろう?

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まず、「とらや」とまったく違う、若者もひとりで入りやすいインテリアデザイン。そして、もちろん「味」である。そもそもオープン時よりお菓子の味を監修しているのが人気料理研究家・長尾智子さん。「とらや」のあんこを引き立たせ、親しみやすく、そしてシンプルに。長尾氏による、あんこと洋の素材の絶妙なハーモニーには、多くの人が惹きつけられた。

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「あんこには信頼をいただいているので、TORAYA CAFÉのお菓子でも活かすことを考えると、シンプルで明確においしいお菓子になりました」

と語るのは、厨房を取り仕切る中島千尋さん。フランスでも修業を積んでおり、“TORAYA CAFÉ愛”と実力を併せ持つ女性である。

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写真の「あずきとカカオのフォンダン」はオープン当時からの人気メニュー。季節によって変わるソースや、そのデコレーションは中島さんたちキッチンメンバーの仕事である。例えば写真は抹茶ソースで、濃茶のような濃厚な風味。カカオニブも散らし、食感のアクセントにしている。

2月はバレンタインシーズンなので、赤いいちごをデコレーションするそうだ(盛りつけは変更あり)。

さて、この長く愛される「あずきとカカオのフォンダン」の正体はというと、チョコレートとあんこを湯煎焼きした、いわばチョコレートとあんこのテリーヌ。あんこは、こしあんと小倉あんをバランスをよくブレンドするのもポイントだそう。しっとり濃厚で、チョコレートとあんこの味がバランスよく広がるのが魅力だ。

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もちろん、あんこは「とらや」のものなので、とても上質。厳選された北海道産の小豆を白双糖を使ってていねいに炊き上げたとても贅沢なものだ。チョコレートは選び抜いたフランス産を使用している。

「あんこの小豆もチョコレートのカカオも両方お豆ですから、相性がいいのは当然です。ただ、当店ならではのバランスは研究を重ねました」

と、前出の中島さん。

シナモンやポートワインも香りに花を添え、ひと口食べるとそれらの香りがポッ!と広がる。季節ごとのソースも相まって、シンプルなひと切れに絶妙な世界観が閉じ込められていることに気づくのだ。製造工程や素材の見直しをすることは、ロングラン商品に欠かせない努力なのかもしれない。

また、こちらはホールなら手土産としての需要も高い。四角くて細長く、お好みの厚さに切って食べられるのは、どこか羊羹的かもしれない。目上の方にもお友達にも贈れるひと品として、長く人気なのが頷ける。

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海外にも店舗があるせいか、「とらや」の知名度は外国人の間でも高い。そして、彼らが利用しやすいのはやはりこちら。「あずきとカカオのフォンダン」も特に人気があるという。インバウンド需要が増えると予想される今後、外国人向けにもさらにブレイクしそうな逸品なのだ。

商品リスト
あずきとカカオのフォンダン レギュラー
2808円
あずきとカカオのフォンダン スモール
486円