こんにちは。にしむー(@1108_ryu)です。本格的に寒くなり、ほっこりするお菓子が食べたいなぁと毎日考えています。
今回は和も洋もどっちも楽しみたい!という人のための「あんこフォンダンショコラ」のレシピをご紹介します。
このレシピは、何より自分があんこもチョコも好きで、どうにかどっちも楽しめるお菓子がつくれないかなと考えたことがきっかけでうまれました。あんことチョコってそのままのせるだけでは合わないのですが、和と洋の素材を組み合わせることでびっくりするくらいマッチしてくれるのです。生地に酒粕(さけかす)を加えるのもポイントです。
和洋折衷、さらにほっこりとさせてくれるわがままスイーツ「あんこフォンダンショコラ」。少し手間がかかりますが、手間をかけた分、焼きあがったときの感動は格別です。
材料
このレシピでは直径6.5cmのカップケーキ型を使って、9個つくれます。
■ 生地の中に入れる生チョコ
・チョコレート(カカオ70%くらいのビターなもの)……100g
・生クリーム……120cc
・こしあん……100g
・ブランデー……適量
■ 生地の材料
・チョコレート(カカオ70%くらいのビターなもの)……250g
・無塩バター……150g
・グラニュー糖……80g
・卵……4個
・小麦粉……80g
・酒粕……80g
・りんごジュース……80cc
■ トッピング用
・お好みのドライフルーツ(今回はクランベリーとアップル。酸味があるものが合います)
下準備
1)バター(サイコロ状にカット)、卵は常温に戻しておきます。
【ポイント】バター、チョコ、小麦粉、酒粕はそれぞれを30度〜35度くらいにして混ぜ合わせます。そうすることで分離せずに混ぜ合わせることができます。
2)トッピングのフルーツを小さめにカットしておきます。
つくり方
まずは、生地の中に入れる「生チョコ」をつくります。
1)鍋に生クリームを入れ、沸かします。沸いたらボウルでチョコレートと混ぜ合わせ、しっかり溶かします。チョコレートが溶けたらブランデー・こしあんを入れて、さらにしっかり混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
【ポイント】手で丸められるくらいにしっかりと冷やし固めます。
次に、「酒粕クリーム」をつくります。
2)鍋にりんごジュースと酒粕を入れ、酒粕が細かくなるように混ぜながら火をいれます。ある程度混ざったら、ミキサーでさらに細かくして常温で冷まします。
続いて、生地づくり。
3)下準備で常温に戻したバターが指で押してつぶれるくらい柔らかくなったら、ホイッパーでグラニュー糖と混ぜ合わせます。
4)チョコレートを湯煎で溶かし、34度くらいになったら③と混ぜ合わせていきます。
【ポイント】湯煎のコツは、こちら をどうぞ。
5)卵をしっかりととき、そこに②の酒粕クリームを加えます。それを④が入ったボウルに3回に分けて注ぎ入れ、ゆっくりと混ぜ合わせます。
6)⑤が混ざったら小麦粉をふるい入れ、さっくりと混ぜ合わせます。
7)生地ができたら型に流し込みます。半分くらいの高さまで流し込み、①の生チョコを埋め込みます。埋め込んだらそれを覆うようにさらに生地を流し込みます。
【ポイント】生チョコはあまり大きすぎると型から取り出すときに崩れてしまいます。今回は直径6.5cmの型なので、直径4cmくらいにしました。埋め込むときに少しグッと押し込んであげると生地を切ったときのバランスがよくなりますよ。
8)180度に余熱しておいたオーブンで17分焼きます。トッピングは4分ほど焼いたら一度取り出し、お好みで盛り付けてください。
オーブンから取り出したら少し休ませて完成です!
そのまま出来立てを食べるのが一番美味しいですが、冷めても電子レンジで30秒ほど温めればまた中身がトロッとしますよ。
あんこが入っているので、チョコレートだけのフォンダンショコラよりもトロッと感は少なめですが、甘すぎず、上品な口当たりになります。酒粕、ブランデー、ドライフルーツが上手に和と洋のバランスを取ってくれます。
紅茶やコーヒーにも合いますが、焙じ茶や緑茶にも合わせてどうぞ。
生チョコが余ったらココアパウダーをまぶしてそのままいただくのもおすすめです。
誰かに贈るときは少し和をイメージしたラッピングをしてもかわいいですね。寒い冬にほっと一息、あたたかいお茶を飲みながら召し上がってみてください。