ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキの味・食感を同時にどうぞ

生ケーキはその日だけのお楽しみだけれど、アンリ・シャルパンティエのWチーズケーキは2日間日持ちするため、手土産としても絶大な人気を誇っている。そして、その人気のひみつは商品名にもある「W」にも隠されている。

サブレを砕いたクラムがたっぷりまぶされた素朴な見た目とは裏腹に、ナイフを入れると、美しい層が現れる。
1層目は香ばしさと濃厚なチーズを感じるクリームチーズを焼き上げたベイクドチーズケーキが。そして2層目にはふわっと軽めの食感とほどよい酸味を感じる、マスカルポーネと生クリームを合わせたレアチーズが。このふたつの絶妙なコンビネーションが最大の特徴で、人気のひみつなのだ。
さらに、ひとつひとつ丁寧に作られる、そのレシピにもこだわりが隠されていた。味の決め手となるチーズは北海道根釧地区の生乳を使用したもの。産地を特定しているのは、根釧地区が上質なチーズの生産地として知られるフランス・ノルマンディー地方に似た風土だからなのだとか。

ハニーメイプルで、リッチ感がアップ
「そのままでも美味しいのですが、ぜひ別添えのハニーメイプルをかけてどうぞ」
と勧められ、ケーキにさらにハニーメイプルをかけるのは甘すぎないかと一瞬思った。確かにバーのメニューなどである、ブルーチーズとはちみつの組み合わせは、甘さとしょっぱさがクセになる味ではあるけれど……。などと思いながら、ハニーメイプルをとろりと垂らしてぱくりとひと口。
ケーキ自体が甘さ控えめなためか、甘さがしつこくなる印象は全くなく、酸味と甘みが絶妙なタッグを組み、リッチ感がぐんとアップ!

甘めが好きなかたは、ハニーメイプルをたっぷりかけて。チーズを堪能したいかたは控えめに。好みの味を、自分で見つけられるのも、このWチーズケーキが人気のひみつのひとつかも。